さて、今日は、ビジネスと心理学のお話です。
まず、一つ、質問させてください。
質問 人と関わることなく、あなたのビジネスは成立しますか?
Yesですか?Noですか?
多分、100%Yesといえるでしょう。
仕入れ先、お客さん、取引銀行や、取引業者、
同僚や上司、部下・・・。
例え、一人でビジネスをやっていたとしても、
必ず人と関わるシーンは出てきます。
なにしろ、あなたの商品を売る相手がいなければ、ビジネスなんて成り立ちませんから。
あなたは、このビジネス上の関係先を動かさなければなりません。
具体的に見ていきましょう。
- お客さんへのセールス
- 同僚や部下、上司との仕事のやり取り・依頼
- 社内での稟議を通す
- 社内やチーム内で企画を通す
- 取引先との納期や価格の交渉
- 銀行からの融資の交渉
などなど、数え上げればきりがありませんね。
普通、人は、自分の経験則で、人を説得したり、
人と交渉したり、人に注意を払ってもらえるよう仕向けたり考えます。
これって、言ってみれば、
高機能な家電製品を、説明書も見ず使っている状態
なんです。
本当は、このボタン押せば簡単に処理できるのに、
本当はこの機能を推せば自動でやってくれるのに、
説明書を読まないからそんなことができる事さえ知らない状態。
まぁ、周囲の人たちを家電製品に例えるのは失礼な話かもしれませんが、
あなたの周囲の人たちが、気持ちよく進んで動いてくれる方法があるんです。
それこそが、
脳の取扱説明書といわれるNLPです。
例えば、テレビでよくあるこんなシーン。
「あの美人女優が、あんな恥ずかしい格好で・・・続きはCMの後!」
男の人だと、ワクワクしながらCMを見てますよね、きっと(笑)
どうせ大したことはないのはわかっているんだけど、見てしまう。
これはまさに、人の心理をうまく活用して自発的にCMを見るための仕掛けです。
心理学を知らないと、「○○してください!」「○○しないと、厳罰だ!」なんていう
直接的な誘導しかできません。
やらされた人は気分が悪いですよね、これだと。
けど、自分から「やってみようかな」「やってみようかな」という思いを作り出すのは、
心理学を学んだからできる事です。
生意気を言わせていただくと、一度NLPを学ぶと、
これを知らずにビジネスをしていることが怖くなるくらいです。
その世界を、ぜひ見て頂きたいな、と思います。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士