皆さんこんにちは。
まんトレスタッフ”中の人”です。
保険代理店という仕事は、様々なお客様と接する機会があります。
もともと満田も、保険の仕事にどっぷりつかっていた時期があり、
その時にたくさんの出会いをいただきました。
そこであることに気付いたそうです。
それは、
お金持ちの家庭に生まれた子は、大人になってもお金に苦労しない。
という事なんです。
一般的には、裕福な家庭では、教育にお金をかけることができる。
したがって、いい大学を出て、いい就職先に就職する事ができる。
だから、金持ちの子供はお金持ち。
そんなふうに言われることがあるようです。
しかし、実際にお客様を見ていて、それだけではないような気がしてならないのです。
例えば、ある方のご子息は、学生時代にグレてしまって大学を卒業していません。
なのに、今、立派に起業してビジネスの世界で成功しています。
一方、親が慎ましい生活をしていると、子もやはり慎ましい。
この違いは、いったいどこから来るのでしょうか?
私なりの説明は明確です。
それは、それぞれの人が持った「スタンダード」の違い、といえるのではないかと思います。
少し話はそれますが、携帯電話の電話帳の上位5名の方の年収の平均が、
その携帯電話の持ち主の年収と近い金額になるそうです。
これは意外と当たっているのではないでしょうか。
ある社会学者が調べたところによると、人のネットワークをたどっていくと、
交友関係においては似た人が繋がっている、という事がわかったそうです。
それは、「類は友を呼ぶ」というほど単純ではないようです。
調査していくと、どうやら、交友関係を結んだ人たちの間で、一定のルールというか、スタンダードが出来上がるんだそうです。
例えば、酒におぼれる傾向のある人たちと交友関係を結ぶと、
お酒を飲むという習慣が身近になります。
逆に、前向きに仕事に打ち込む人と交友関係を結ぶと、
仕事に前向きに打ち込むことが、当たり前になってしまうんだそうです。
”場”が作るルールのようなものに、人は従う習性があるようです。
話を戻しましょう。
お金持ちの家庭に育った子は、お金持ちのお金の使い方、
お金持ちの振る舞い、お金持ちの感情が当たり前のように備わっています。
彼らにとっては、お金を持っていることが「当たり前」のことなのです。
ここまで読んで、落ち込み始めてる人もいるかもしれません。
「ウチの両親はお金持ちじゃなかったからなぁ・・・」と。
しかし、安心してください。悲観することはありません。
貧しい状態から、お金持ちになった人はいくらでもいます。
では、そのコツを少しご紹介しましょう。
本来なら、「お金持ちの友人をたくさん作りましょう」という話になりそうなところですが、
いきなりそこに行ってしまうのは少し危険です。
収入に見合わない振る舞い、きらびやかなお金持ちのお金の使い方を先に覚えてしまい、
心の状態が追い付かず、逆に苦しい状態になることがしばしば見受けられます。
その前に、まずはビジネスに対して、真摯に取り組んでいる人たち、
人生に対して前向きに取り組んでいる人たちと、交友関係を結ぶことを意識してください。
そうやって、仕事は「いやいややるものではなく、悦びとともに打ち込むものだ」という感性を、
心の奥底に刻み込んでいきましょう。
そして、前向きに仕事に打ち込むことを、まずはあなたのスタンダードとして体にしみこませてください。
そこに体がなじんだら、お金持ちの集うところに出て、そういった人たちと交友するステップを踏みます。
方法論にこだわりすぎる必要はありませんが、
結果として「お金持ちであることが自分のスタンダードである」と、
心底から信じることができれば、おのずとお金は引き寄せられてくるでしょう。
この「スタンダード」を、NLPの言葉でいいかえると、「ビリーフ」という言葉が当てはまります。
ビリーフというのは、信念。
もう少しわかりやすく言うと、
「自分はこういう人間だ」という思い込みともいえます。
普通の家庭に生まれた人は、豪邸を持つようなお金持ちとの間に心の仕切りを作り、
「あっちの世界とこっちの世界」というふうに、完全に別の世界の生き物として分類しがちです。
最悪なのは、「あんな豪邸に住むなんて、きっと悪いことをしてるに違いない」なんていうふうに、お金持ちを否定したりすること。
自分が普通で、彼らは特別なんだ、
自分は正しくて、お金持ちは悪なんだ
と言っているようなものですよね。
言い換えれば、「あんな悪いお金持ちに自分はならないぞ!」と抵抗しているようにさえ見えてしまいます。
一方では、「お金持ちになりたい」と思っているとしたら、心の中で綱引き状態が起こっているのかもしれません。
よくある成功法則でいう、
- お金持ちのように振る舞え
- アファーメーションでなりたい自分の状態を毎日唱えよ
- なりたい自分をビジュアライズして潜在意識に刻み込め
といったものは、自分にとって良いビリーフを作るためのものです。
心の綱引きをやめ、意図した方向に心を向かわせるための訓練といえるかもしれません。
実は、NLPでは、潜在意識にアクセスし、自らのビリーフを書き換えるといったワークもあります。
NLPを学ぶことで、人生が変わった、という感想が多く聞かれるのもそのためです。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士