正月は財布の紐が緩むもの。
イベントごとは商業施設であらゆるセールをしますから、消費者からすれば購買意欲が駆り立てられるのは避けられません。
正月の最も目玉となるセール品は福袋ですよね。
あなたは福袋を買うタイプですか?それとも福袋は買いませんか?
本当は買う予定はなかったけど衝動的に買ってしまうという人は財布の紐をぎゅっとしめる必要があります。
こちらの記事では、福袋を買わないようにするための対策や買ってしまう心理について紹介していきます。
福袋はどれくらいの人が買う?
福袋はどれくらいの人が買うのでしょうか?
auコマース&ライフが2019年11月22日から25日までで実施したインターネット調査では、26.4%の割合で「福袋を毎年買う」と回答しました。
詳しくはこちらから。
この数字を信じるなら、4人に1人の割合で福袋を購入するということになりますね。
つまり、半数にも及ばないということが明らかになりました。
意外にも福袋を買う人は少ないと思いました。
もし、あなたが福袋を毎年買っているというのならどちらかというと少数派ということになります。
ですが、なぜ福袋を購入するのかその理由が大切になってきます。
「毎年、家族で楽しむために購入している」
こういった理由でしたら、家族間の仲も良くなるので良いことだと思います。
一種のレジャーとして楽しむと割り切っていることですから。
一方で
「なんとなく掘り出し物が入ってそうだから」
と福袋の中身を期待して購入するのでしたら、あまり良い理由とは言えません。
おそらく後者の理由で福袋を購入する人は、衝動性が高く誘惑に弱い傾向にあると思われます。
こういった人は誘惑に負けないための対策をしないといけません。
記事の後半で、購買意欲を抑えるための対策について紹介しますので最後まで読んでみてくださいね。
福袋を買う心理
福袋を購入するのをレジャー的に楽しむことは除外して、衝動的に買ってしまうという人の心理について紹介します。
それは、
福袋に値段以上の代物が入っている
と期待してしまうことにあります。
ですが、実際福袋には値段以上の代物が入っていることはまずありえません。
商売する側からしたら、福袋に詰め込む商品は売れ残りのばかりだと想像できますよね。
中には値段以上の価値のある商品を詰め込むお店もあるでしょうが、たいていそういうお店は超高級店や景気の良いお店じゃないと考えられません。
まあ、こういったお店は福袋という手法はとらないように思えますがw
福袋を売るようなお店は売れ残り商品をなんとかして売ろうと必死なので、福袋の中身には期待しないほうがいいでしょう。
仮に自分にとって気に入った商品があったとしても1品ぐらいですので、割りに合わないのは必至です。
だから福袋を買う時には
「何が入っているのかな。ワクワク」
と家族で楽しむためのイベントとしましょう。
福袋を買わないためにできる対策3選
衝動的に福袋を買わないためにはいくつか対策法があります。
こちらでは3つの対策方法を紹介します。
土曜日に買い物に行く
土曜日に買い物に行くと、衝動買いが一気に減るという統計があります。
一方で日曜日に買い物に行くと、次にゆっくり買い物できるのは1週間後という認識となるので、今のうちに買えるだけ買っておこうという意識を潜在的に持ってしまうのです。
だから、買い物をする時には日曜日は避けましょう。
土曜日にお店に足を運ぶとしても夕方に行くと良いでしょう。
そして、ほしいものがあったとしてもすぐに買うのはやめてください。
土曜日の夕方に店頭に並んでいるのなら、明日の朝一に行っても販売されている可能性は高いです。
なので、本当にほしいものは翌日に再度足を運んで購入するようにしましょう。
一度、家に帰って
「あの商品は本当に自分にとって必要なものだったのだろうか」
と冷静になって考えることができるので、衝動買いを防ぐことができますよ。
正しい意見を言ってくれる人と買い物に行く
一人で買い物に行ってしまうと、衝動買いしてしまう可能性が跳ね上がります。
なぜなら、人間は誘惑に弱い生き物だからです。
自分の外から合理的な意見をくれる人と一緒に買い物にいきましょう。
福袋を買う時に、本当にあなたに必要なのか諭してくれるはずです。
冷静になれる機会を与えてくれる存在なので、衝動買いを防ぐことができます。
購入予定分の金額だけ持ち歩く
買い物する予定があるのなら、予め買うものをメモしていきましょう。
そして、メモした商品の分だけ予算を持ってお店に足を運んでください。
クレジットカードは家に置いていきましょう。
これで福袋を購入することのできない状況を作り出すことができます。
自分の意思で誘惑に勝てないのなら、誘惑を発動させない環境を作り出すのが賢い方法です。
実は誘惑に勝てる自信のある人のほうが、誘惑に負けやすいという統計データがあるので、普段から対処しない人ほど気をつけたほうがいいですよ。
まず自分は誘惑に弱いという事を認めて対策を練ることが財布を守る秘訣ですよ。
福袋の服は恥ずかしい理由
福袋の中でもファッション系の福袋はあまりオススメしません。
なぜなら、福袋で買えるような商品は安い品物か売れ残りなので、良い服をゲットできる可能性は低いだからです。
それに、同じように福袋で購入した人と後日出会ったら、同じ服を着ていたということも考えられます。
そんな時に福袋で買った服という紹介をしたら、なんとなく恥ずかしいですよね。
そもそも、なんで人と同じ服を着ると恥ずかしいと思うのでしょうか?
個性が失われる感覚になる
これが最もな理由だと思います。
人間は誰しも個性を発揮したいものです。
個性を発揮することは、マズローの5段階欲求の第5段階・自己実現欲求に当たる部分です。
自分にしかない特色を出して、他の人とは違う認められ方をしたいという思いがあるからこそ、人とは違う服を着たいと思うのでしょう。
だから、福袋で服を買うのは人間の欲求を満たすうえでもあまりオススメできないのです。
まとめ
福袋を買う人は4人に1人ということでしたが、あなたは福袋を買いますか?
もしその買い方が衝動的なものでしたら上記で説明した対策をして誘惑に打ち勝つようにしてみてください。
誘惑に勝つ回数が増えれば増えるほど、自己コントロール感が高まり、幸福感が上がると言われています。
ただこういった知識を知識のままで終わらせてしまっては、幸福感を上げる結果には繋がりにくいです。
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