ぼんやりとであれ、はっきりとであれ、
自分を変えたい、と思っている人は多いと思います。
かたずけができない自分を変えたい。
異性に対して積極的になれない自分を変えたい。
苦しいことからすぐに逃げ出す自分を変えたい。
など、まあいろんなパターンがあります。
しかし、残念ながら、こういう人たちは、
3年前にあった時も、去年にあった時も、
いつもなじことを考えていたりします。
その「変えたい」という願いは、
実現されていないのでしょうね。
変えたいのに変われない。
そこには、いくつかの理由が考えられます。
一つ疑っていただきたいのは、
「ほんとうは、変わりたくないのではないか?」
という事です。
実は、「こんなのいやだ」と思いながらも取ってしまう行動、
これには必ず何かしらのメリットを感じているのです。
たとえば、かたずけができない状態。
これを考えたときに、かたずけをしないことで得ている恩恵があります。
分かりやすいのは、かたずけをしないことでかたずける時間を無駄にせずに済んでいる、
という恩恵です。
それ以外にも、かたずける時間もないほど忙しいと思われることで得られる充実感。
自分が仕事に集中しているかのように思える満足感。
まあ、深く突き詰めていくといろんな恩恵が出てくると思います。
それが正しいかどうかは別として・・・。
あえて引っかかるような言い方をしたのには理由があります。
なにしろ、「かたずける時間」は、かたずけないことで確かに削減できているように見えます。
しかし実際は、散らかった状態ですから「探し物をする時間」が増えているはずです。
これらを天秤にかけたとき、恒常的に探し物をしている状態と、それなりに気合入れてかたずけした時間と、
どっちが時間を無駄にしているのでしょうか。
実は、人は物事を合理的には判断していないことが多い。
それが「思い込み」です。
目の前のかたずけにかける時間を無駄と感じるけど、
細切れに浪費される探し物をする時間は無駄とは感じない。
私たちの悪習慣の多くは、こういった思い込みから作られていることが多いのです。
で、どうすればいいか。
それはまずは、その思い込みがあることに気づくこと。
そのためには、理想的な行動をしないことで受けている恩恵は何か?を問うことから始まります。
そこで思い込みの中身がだんだんとはっきりしてくる。
あとは、その思い込みに対処していくだけです。
実は、これは、心理セラピーの初歩的なスキルです。
セラピーの現場から体系化されたNLPはこういったことを再現性のある形でできるスキルが満載です。
変わりたいけど変われない。
もし、あなたがそんな状態なら、NLPを学ぶことで変化を促すことが可能です。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士