新幹線の殺傷事件の真の加害者は

先日の新幹線内での殺傷事件について心理的な観点から個人的な意見を書いてみようと思います。

この事件は、現在の日本を表現するのに十分すぎる内容が多くあります。

まず、1つは勇猛果敢に加害者に立ち向かった男性の話をしましょう。
マスコミや報道では、この男性が止めにかからなかったらここまでの事件にはならなかったというような表現もされていましたが、まさしくこれが今の日本の象徴とも言えます。触らぬ神に祟りなし、人とは違う行動して結果が悪ければすべて悪。。。。。

みんなと一緒が一番いい。

ねえねえ、この男性は叩かれることは全くしていませんよ、むしろ素晴らしい行動力と決断力ではないですか!!
こういうことをしたら叩かれることが、また日本人にインプットしてしまいました。
そのうち、隣で殺人をしていても何も言わない時代が来るのではないでしょうかと心配してしまいます。

きっと、多くの人が助けに行くことをせずに逃げることしかしないでしょうからね。。。

それでいいのかなぁ????

そして、もう1つの日本。
加害者の心理。

こういった事件を起こす人の多くは、承認欲求が渇望していることから起こすことが多いです。
この加害者もこのようなことを言っておりました。
「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」
このように事件を起こす人というのは、少なくとも同様の内容のことを必ず言います。
「自分の存在を認めさせたかった」
「自分は社会に必要のない人間だ」
まあ、こんな感じのことをよく言いますよね・・。

ではどうして、このように感じてしまうのか???

1番は、幼少期の過ごし方に問題があると言えます。
幼少期に親からの愛情を受け取っていない人ほど、こうなりやすいと言えますね。
そういった意味では、加害者の親も加害者になるとまんトレは思っています。

親の愛情をはき違えている日本人、、、、

子供の周りで何でもしてしまう親
子供のやりたいことにケチをつける親
子供の話を聞かずに命令ばかりする親
子供が何かしてくれてもありがとうも言わない親
子供を抱きしめてやらない親
子供のやっていることにいちいち口を出す親
子供がしたことにダメ出しばかりする親

親の部分を大人とか先生に変えても同じことが言えます。

子供を認めるということは、ある程度自分でなんでもさせることが重要です。
そして、子供のことでいちいち口を出さない。
子供がしたことに対していちいち口を出す親の心理は、私の子育てに文句があるのかという心理。
つまり、子供のことを思ってしている行動ではなく、自分の名誉のためにしている行動と言えます。

まあ、それをまじかで見ているのですから自分が認められていないということは、子供がよく知っていますね。

この事件を起こした加害者は、きっと自分親に対して自分の存在を認めさせたかっただけです。

勇猛果敢に助けに入られた男性に敬意を表します。
人生お疲れ様でした。

あなたの魂は、きっと次のところでは安らかな人生となることでしょう。。。。

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