人生の楽しみ方、知ってますか?

あなたは、海外旅行にいった事がありますか?
私の初めての海外旅行は、新婚旅行でした。

大学時代には、当時は卒業旅行と称して海外旅行に行くのが当たり前の時代でした。
彼らがいろんなところへ行くのを横目に、私は車を買うためにバイトをしていて、そんなところでお金を浪費するのはもったいない。
そんな風に思っていました。
そもそも、あまり旅行に興味はなかったので、海外だって同じでしょ、と思っていました。

ということで、海外旅行デビューはずいぶん後になってしまったわけです。
それでも、当時は、決して海外旅行をする人をうらやましいとは思いませんでした。
なぜなら、海外旅行の楽しさなんか知らなかったからです。

 

で、新婚旅行でどこに行く?
ということになりました。
まあ、実際のところ、どこでもいいや、という感覚ではありました。
何しろ、海外旅行の楽しさなんて知りませんから。
とはいえ、相応の期間会社を休む理由としては、新婚旅行というのは絶好のチャンス。
ということで、いろいろ考えた末、
海に行きたい。
あと、映画が好きなので、ハリウッドに行きたい。
この二つをかなえる旅行にすることになりました。

まず、アメリカのLAにある空港に降り立ちます。
学生時代の地理の授業で、アメリカ西海岸が温暖で乾燥した気候であることは知識としては知っています。
けど、真冬だけど、現地の人は短パン・Tシャツで歩いているとか、
汗は出てもすぐに乾くから服が汗で濡れないとか、
日本との圧倒的な日差しのきつさの違いとか、
こればっかりは、実際にその場に行かないとわからない経験を次々とします。

アメリカは訴訟社会だ、なんて言って冷たい印象がありましたが、ちょっと田舎のショッピングモールに行くと気のいい若者が困りごとを助けてくれる。
陽気な人たちは、常に明るく挨拶してくれる。
ある地では、おばさんにつかまって、30分くらい英語で話しかけられて、こっちは頷くばかり。
30分後「あなた英語ができないのね!」と言われて、解放されてほっとするやら悔しいやら。

いい経験も、そうでない経験も含めて、ああ、自分の知っているアメリカっていうのはほんの一部なんだな、と感じたのを鮮明に覚えています。

 

海外旅行が好きだという人は、きっとこういう中にいることが、楽しくて刺激的なんだろうな。
いってみて初めて分かったわけです。

 

なぜもっと早く、この楽しさを知ろうとしなかったのかと後悔しました。

学生時代なら時間はいくらでもある。
だから、行こうと思えば海外旅行もいけたわけです。
けど、今となっては社会人。
そうそう遊び歩くわけにもいきません。

 

経験することなく、私は「海外旅行も国内旅行も一緒でしょ?」「ガイドブックや映画の中の海外を知れば、だいたいのことはわかるでしょ?」なんて勝手に思い込んでいたわけです。

 

さて、このことは人生でもよく起こります。
今の生き方が、何のトラブルもなく、そこそこ幸せ。
そうすると、その中で満足したつもりになります。

けど、そういう人が、例えば余命6か月です、と言われたとしたらどうでしょうか。
やり残したことをリストアップしてみると、いっぱいあるんじゃないですか。
しかも、それをやってみれば、もっとやってみたくなることがほとんどです。
なのに、今はストップをかけてしまってるわけです。
それは人生の楽しみを知らないでいようとしているのかもしれません。

 

なぜなら、もっといろんな経験をすれば、いろんなところに関心が及びます。
そうすると、人とは違うことをやりたくてしょうがなくなるかもしれない。
仲間とは違う道を進みたくなるかもしれない。
一人、地元を飛び出したり、
一人日本を飛び出したりしたくなるかもしれない。
それが怖いから、私たちは目の前に見える世界以外を見ようとしないようにしているのかもしれません。

 

一度知ったら戻ることはできません。
けど逆に、知らないで100歳が近づいたとき、あなたはこういうかもしれません。
もっと早く人生の楽しみを知っていればよかった、と。

さて、最後の息を引き取るとき。
あなたはベッドに寝かされ天井を見上げ、
後悔ばかりを思い浮かべる人生を望みますか?
それとも、精いっぱい楽しんだなぁ、と悔いのない最期を望みますか?
その時は、刻一刻と近づいています。
決断は、早いに越したことはありません。

もし、人生の楽しみをしゃぶりつくしたいなら、きっと私どもがお手伝いできるのではないかと思います。

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未来だけでなく、過去も変えられる

よく言われます。
「未来は変えられる」と。
けど、意外と知られていないのですが、過去も変えられます。

たとえば、こんな経験はないでしょうか?
小学校のころ、教室はあんなに広く、机も椅子も、けっこうしっかりしたものだったような記憶がある。
しかし、自分の子どもの参観なんかで当時の教室に足を踏み入れてみると、
「あれ?こんなに教室って狭かったっけ?」
ということ、ありませんか?

 

また、こんな経験も一度や二度はあるんじゃないでしょうか。
たまにいくレジャー施設。
彼女・彼氏といっしょに来ていて、「前にも来たことあるよね」なんて言ったら、
「え、わたし(おれ)、来たことないよ。誰かと勘違いしてるんじゃない?」
なんて経験。

 

両方とも、自分の中ではかなりはっきりした記憶としてよみがえっている。
なのに、確認してみるとその記憶は間違えようのないほど、間違えた記憶だったというパターン。

 

それもそのはずで、人間の記憶なんて相当あいまいです。
というか、脳はいろんなことを「忘れる」ことで、常に活動領域を確保しているといいます。
PCで言うと、常に不要なファイルが自動で削除されてる感じでしょうか。
有名なエビングハウスの実験によると、人の記憶は・・・

  • 20分後には42%忘れる

  • 1時間後には56%忘れる

  • 9時間後には64%忘れる

  • 1日後には67%忘れる

  • 2日後には72%忘れる

  • 6日後には75%忘れる

  • 31日後には79%忘れる

 

1か月すると、8割忘れてます。

 

なのに、5年も、10年の前をなぜありありと思いだせるか、というと、脳はその不完全な記憶をテキトーに補っているんです。
だから、初恋の彼女・彼氏は現実以上に美化されてる事が多いから忘れられない・・・的なこともあるかもしれませんね(笑)

 

で、不完全な記憶をテキトーに補うに際しては、自分の思い込みが作用します。
とてもつらい体験であったとすると、ツラかった部分がデフォルメされたりもしています。

生きていれば、いろんなことがあります。
人によってはツライ経験もたくさんあったでしょう。
そのおこった事実は変えることはできませんが、それはもはやあなたの記憶の中にしか存在していない出来事です。
それをどうとらえるかは、まさに今のあなたにゆだねられているということにほかなりません。

そういう意味で、過去は変えられるのです。

さて、あなたは、どんな過去を持ち続けますか?

 

※人の行動・思考は過去に脳に行われたプログラムがもとになっています。
 自分の脳のプログラムを、もう一度見直してみませんか?

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不満はないのに愚痴ばかり言う人

「いまの生活に、特に不満はありません」
「まあ、こんなもんでしょう」

地方に住む人と話をしてると、こんな言葉を耳にします。
今の状態で十分。

 

けど、不思議なことがあります。
自分達の仲間の愚痴や陰口、けっこう耳にすることもあります。
というか、人が集まると、そんな話ばっかり、なんていうこともあります。
他にも、政治が悪いとか、経済が悪いとか、なんだか常に悪者を探しているように思えることさえあります。

なのに、不満はない、という。

 

いやいや、めっちゃ不満だらけですやん(笑)

社会への不満、政治への不満、経済への不満。

そして、仲間の誰かが、その輪から飛び出そうとすると、陰口が始まる。
「あいつ、最近変わったよね」
「なんか、怪しいことやり始めた」
「ちょっとおかしくなったんじゃない」

 

話題は常に、「自分以外のこと」です。
じゃあ、あなたはどうなんですか?
そう聞くと、やっぱりいうわけです。
「まあ、普通の暮らししてますから。特に不満もありませんし」

 

うーーーん、やっぱり矛盾してる。
不満がないなら、愚痴なんてではないはずですよね。
けど、口を突いて出るのは愚痴が多い。
他人の話が多い。
他の人と自分を見比べて、安心したいんでしょうね。
抜け駆けされたくないから、常に人を監視する。
監視して、抜け出しそうな気配を見ると、攻撃するわけです。

「そんなことしても、いいことないよ」
「どう見てもうまくいくとは思わないけど」

いわゆるドリーム・キラーというやつです。

 

 

さて、本当にそんな人たちが不満のない人生を送っているなら、それはそれでいいと思います。
けど、もし、愚痴を口にしたり、他人を批判したりしがちだとしたら、ちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。
「あなたは、今の生活、人生、仕事に、満足なんかしていないんじゃないですか?」
もっと良くしたいという思いを一生懸命抑えているんです。
なぜなら、よりよくなろうとすると出る杭になるから。

 

周囲の評判を気にせず、自分の道を進んでいる人を見ると、ムカッと来ませんか?
あいつ、周囲の輪を乱しやがって!とか
自分勝手な奴!とか。

ムカッと来るってことは、うらやましいってことです。
心の奥底では、自分もそうしたいことが多いのです。
にわかには受け入れられないかもしれませんが、たいていはそういうものです。
だから他人も出る杭にならないよう、他人の足も引っ張るわけです。

しかし、どうせなら、みんなで「出る杭」になったほうが建設的じゃないですか?
自分だけじゃなく、友達も、その友達も変わればいい。

もし、あなたがそんな思いに素直になった時、あなたの想いを加速する方法があります。
その一つが、NLPといえるでしょう。

まずは、あなたが何も満足できてないことに気づいてください。
そして、大事な友達をぜひ誘ってください。
こんな世界もあるんだよ、と。

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あなたの本心を探る方法

 

 

 

あなたは本当の自分を知っていますか?
「はい」
と即答する人もいれば、
「いいえ」
という人もいるでしょう。

 

じつは、あるカウンセラーの方はこんなことを言っていました。
「他人のことは、行動や仕草を見ればだいたいわかる。けど自分のことはなかなかわからない」
そういうものなんですね。
大抵は、行動・仕草の大半は無意識から出ています。
だから、第三者としてみると、行動と無意識を結び付けてその行動の意味を考えるとその背景がわかる。
けど、自分の場合は、”無意識”にやってる行動だけに、なかなか本心に気づくことができないのです。

 

さて、本当の自分を知るのに、一つ方法をお教えしましょう。
それは、子どものころに好きだったことを思い出すこと。

人は、大人になるにつれ、「社会常識」というものを身に着けます。
そうすると、社会の常識で物事の価値を決めていくことになります。
たとえば、私の場合・・・
小学校の低学年のころから図鑑が大好きでした。
暇があれば図鑑を眺めていた。
特に、宇宙というものに関しては、すごく関心を示していました。

けど、いくら宇宙のことを知っていても、小学校の成績は上がりません。
理科でほんの少し、星について学ぶだけです。
だから次第に、必要のないもの、という判断をして捨て去りました。

 

小学校の高学年になるころには、マンガを描くことに関心を示しました。
当時ヒットしていた漫画を模写したり、物語を作ったり。
けどこれ、親に見せると、軽く笑われて終了(苦笑)

さらに、中学になると音楽に関心を示し始めて、ギターを買ってもらいました。
ギター、ベースと進み、20歳代のころにはパソコンで作曲するようになりました。

何の脈絡もない流れのようですが、自分なりには何かを創り出すということに関心があったのかな、と思っています。
となると、言われたことだけをただ黙々とやる人ではなさそうです。
こんな私が、単純な仕事の繰り返しをしているとすれば、才能を使い切れないことになります。

特に私がしていた仕事は、毎日が同じ仕事の繰り返し。
これでは、自分を活かすことはできないはずです。
悶々とした思いを抱えながら、不得意分野でしごとするなんて、ゾッとしますね。

 

なぜ子供時代の趣味嗜好を思い出すのか。
これはシンプルで、人の脳というのは意外と単純にできています。
嫌な思いをすれば、その思いをしないように身体をコントロールします。
パブロフの犬が有名ですが、人間だってああいった条件反射的なものの集合体。
だから、勉強以外のことに精を出していると、親から叱られたとか、
「ちゃんと稼げる仕事につけ」と周囲から言われたとか、
言われなかったとしてもそんな雰囲気の中で生きていると、忖度し始めるのです。
親に対してとか、社会に対して忖度するのです。

だから、世の中的に、こういう人が正しい、と思われる人になろうとする。
そこから外れた人になると、嫌な思いをする、と脳が勝手にストーリーを作っているのです。
そういったプログラムがまだ完成していない子供のころの想い。
これこそが、自分の本心に近いものだと考えられます。

 

人の脳は、生まれたときはまっさらではあるのに、成長の過程でプログラムがなされていきます。
これはある意味、AI(人工知能)と同じです。
そのプログラムは子供のころは、他人任せだったわけです。
しかし大人になった今、自分でプログラムしてみませんか。
NLP(神経言語プログラミング)は、自分を動かすプログラムを、自分の意志で作り上げるスキルです。

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あなたの満足度を測る質問

今日は、ちょっとしたお遊びをしてみましょう。
以下の穴埋め問題の、____のところ、一度埋めてみてください。
あ、じっくり考えてはいけませんよ。
一番初めに頭に浮かんだことを、そのまま書き出してください。
「〇〇円」というところは、自分の収入をイメージしていただければOKです。

では、どうぞ!

私の収入が〇〇円なのは、_______________からです。

さて、____のところにはどんな言葉が入りましたか?

 

 

ここに、例えば自分のスキルが非常に高いから、とかポジティブな内容が一番に思い浮かんだとしたらいい感じですね。
自分の能力と、収入がある程度合致していて、そこそこ満足している状態ではないでしょうか?

 

しかし、実際は、ネガティブな言葉が入った方も多いのではないでしょうか。
たとえば、
「自分の仕事に関する能力が低い」
「会社が自分の能力を正しく評価していない」
「自分の力を使い切れる環境にない」
といった答えが入ったとしたら、収入に不満を持っている可能性が高いでしょう。

 

ここからがちょっとした考えどころなのですが、収入に不満を持っているとして、あなたはそれを解決しようとするかどうかです。
多くの方は、自分が撮れるだけの収入を得られていないとしても、何もしません。
何もしないから、当然、収入は変わりません。
いつか、会社が、世間が、自分を評価してくれる時が来る。
そう信じて待ち続ける人というのが多数派かもしれません。

いやいや、そんなこと言ったって、何をやっても評価は変わらない。
そういう人もいるかもしれません。
これだけ頑張っているのに、会社や上司は評価してくれない。
お客様は自分の努力を分かってくれない。

こうなるとかなりまずいと言わざるを得ません。
なぜなら、他人に結論をゆだねているからです。
会社が、評価する。
お客様が、わかってくれる。
いずれも、主語は他人です。

 

他にも、こんなものがあるかもしれません。
景気が悪い業界にいる。
変化の激しい状況である。

経営者でもよくおっしゃられる話ですが、
「いったい今は、どの業界が景気がいいんですか?私たちの業界はさっぱりで」
と、どこかに楽園があると思い込んでいらっしゃるんですね。

 

こういう方に私はいつもこういいます。
どの業界がいいとか悪いとかより、業績のいい会社は積極的にチャレンジしてるということだけは間違いないと思います。
実際に、そんな風にしか見えないのです。
たまたま扱っている商品が、売れるモノとか、売れないモノとかいうことではありません。
会社として、前進しようとしているか、していないかです。

この穴埋め問題で、主語を自分以外にした方はちょっと考えてみる必要がありそうです。
会社が悪いとか、業界が悪いとか、社会が悪いとか。
そんなことを考える以前に、自分はいったい何をしたのか、ということを。

 

すると、きっと反論されることでしょう。
「俺は、まじめにコツコツやってるよ」
今の時代、そのまじめさは、時に毒になります。
世の中が変わり、特定の業界がごっそり消えていくことが当たり前にさえなっている時代です。
かつての「勝ち組」だったメガバンクでは、数万人単位のリストラ計画が発表されています。
列を正して歩いていると、先頭が海に落ちれば、ドボドボと後続の人も海に飛び込むことになります。

だから今こそ、あなたの行軍が、正しいのかどうかを考える機会が必要になります。

 

「たった一行の穴埋め問題で大げさな」
そんな風に思う方もいるかもしれません。
しかし、このような言葉やイメージを通じて、人は自分の脳をプログラムしています。
こういった言葉によるプログラムの積み重ねが、人の行動パターンを生み出します。
だから、一言一言の言葉がとても大事になります。

 

さて、NLP(神経言語プログラミング)という心理学があります。
これは、脳をプログラムするプログラム言語ともいえる実践的心理学です。
たとえば、今の年収が思うような金額でなく、環境の問題だと考えているのは今のプログラムが
「自分のことは防御し(責めないようにし)、他人のせいにすることで安心する」
というプログラムが走っている可能性があります。
すると、周囲が変わらなければ、あなたの人生は変わりません。

しかし、NLPはあなたのプログラムを書き換えることができる技術です。
「今の環境の中で、自分がとれる最善の方法をとる」
と書き換えることで、行動し、状況を変える事が可能になります。

今まで無意識に書き込まれていた脳のプログラムを、あなたが思うままに書き換える体験をしてみませんか?

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夢は持てば持つほどいい

なかなか思うように、夢が実現しません。
そういう人は多いと思います。
ある日突然、何かが乗り移ったように自分や、周囲の環境が変化している。
何もかもがうまくいく世界ををイメージしているのかもしれません。

では、その時に、あなたにはどんな風景が見えているでしょう?
実は、人は自分の「夢」を理解している人は意外と少ない。
なんとなくうまくいっているイメージはできても、上手くいって何を目指しているかは見えていないことが多いのです。

 

たとえば、6億円の宝くじが当たってほしいと考えたとします。
しかし、6億円の現金はただの紙切れです。
それを使って初めて価値が出るわけです。
口座の金額を見ることだけで幸せを感じることはあるとは思いますが、使えなければ意味がない。
じゃあ6億円をどう使うのでしょう。

たぶん、一番初めに考えるのは、現実的な用途でしょう。
住宅ローンの一括返済とか、車を買い替えるとか、家電製品を買い替えるとか。
その次に、なんとなく、買いたいけど躊躇していたものを買うのかもしれません。
その結果、あなたは何を得るでしょうか?

所有する喜びとか、それを使う幸せ、
また、自分がその商品にふさわしい自分であるという思いに包まれることそのものがうれしいかもしれません。

 

・・・・で?

 

たぶんこういった幸せは、一時的なものです。
実際に、ある調査では、年収300万円の人も、3000万円の人も等しくこういうそうです。
「あと30%年収が上がれば幸せになれる」と。
つまり、物質的な幸せって、どこまで行っても限りがないわけです。
ある側面においては「だから頑張れる」ということもあるでしょう。

 

もう少し想像の世界で遊んでみましょう。
6億円の宝くじが当たるのではなく、あなたが10億円持っていたらどうしますか?
100億円なら?1兆円なら?

その結果、何が出てくるでしょうか?
たぶん、だんだんとつまらなくなってくるんじゃないでしょうか?

実は、「モノが欲しい」「お金が欲しい」という背景には、その者やお金を通じて心を満たしたい、という思いがあるのではないでしょうか?
世の中には、コレクターと呼ばれる人がいます。
何かを集めることに対しては、金に糸目をつけない。
世の中に希少なものを集めているわけですが、その人はそのモノに執着しているように見えて、そのモノを並べてみている自分が満たされているわけです。
モノで満たされているのではなく、心が満たされている。

この心を満たす状態を作る手段として、モノを手にするわけです。
そのことが、現実のモノをたいてい買える金額をもっているとイメージすることでわかりやすくなります。

 

NLPでは、1000年後の自分を考えるワークがあります。
これまた、リアリティのある5年後、10年後のことを考えるだけなら、ある意味現実的な答えしか出てきません。
しかし、100年後、1000年後、という現実にはあり得ないスパンで考えてみたときに、自分が本当に望んでいたことがわかることがあります。

もし、自分の夢が見えない時、そんな「ありえない妄想」をしてみるのはありじゃないでしょうか。
これはぜひ、現実の刺激(電話が入るとか、仕事の相談が入るとか)から遮断された場所で、じっくり集中してやることが重要です。
ぜひ、試してみてください。

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なぜ大企業では不祥事が起こるのか?

大企業では時に、信じられないような不祥事が起こります。
以前、銀行の窓口である手続きをしました。
その際の書類の不備があったと連絡がありました。
その不備は、銀行員のミスによるものです。

電話口で彼は言います。
「〇日までに印鑑と通帳を持ってきてください」と。
いやいや、ミスをしたのはあなたで、困らせられたのは私。
ならば、私のもとに出向いて謝罪をしたうえで手続きするのが筋でしょう。
しかし、彼はそれはできないの一点張り。
まあ、金融機関だけに、いろんなルールがあるのでしょう。
ミスは彼の問題だったとしても、その後の対応は彼ではなくその銀行や金融業界のルール。
だとすると、彼を攻めても何の意味もありません。
仕方なく銀行窓口に出向いたことを記憶しています。

 

この事例に限らず、大企業は時々おかしなことをします。
たとえば、明らかに大企業のミスなのに、まともに謝罪の言葉を口にしないことは多い。
きっと、会社にそれはするな、と止められているのでしょう。

 

こういった会社においては、個別の事例に人としてかかわると出世が遅くなるという都市伝説があります。
たとえばお客さんの心情は理解できる。
しかし、会社の方針は別のところにある。
こういったときに、お客さんの言い分に引っ張られることなく、会社の方針に従う人ほど出世する傾向が高いように思います。
本来、お客さんを大事に、とCMをしている企業が、お客さんより会社の組織としての統制を大事にしているのは多くの人の知るところでしょう。

 

こういったことがなぜ起こるのでしょう。
「ああ、こういうことか」と思ったのが、心理学の世界で名著の誉れ高い「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル)という本。
これは著者が、アウシュヴィッツ収容所(正確にはその支所)で強制労働の過酷な環境の中で観察した心理学的考察を著したものです。
そこで、強制労働を強いられる人たちは、数日の間で感情をなくしていくといいます。
目の前で、同室の仲間がリンチにあっていても、何の心の動きも生じない。
ただおこっていることを傍観するだけになるそうなんです。

さすがに、強制収容所の話は極端ですが、大きな組織の歯車として働くとき、それに似た心理作用が働くのではないかと思うのです。
個人としての道徳観や、感情よりも、組織としての動きを優先させる。
顧客の叫びに、感情移入しない。
そんな癖がついてしまうのではないかと思います。

 

もちろん、ほとんどの大企業は、まともなはずです。
しかし一部の企業がありえない問題を起こす。
隠ぺいやデータ改ざんなど、場合によってはそれが人の命を脅かすものであったとしても、そこに対して不感症になる環境があるのではないかと思うのです。

 

ということは、企業における社風というか、会社の組織のあり方というのは人としての生き方についても左右しかねない重大な問題です。
近年ブラック企業という言葉が一般化して久しいですが、ブラック企業の問題は長時間労働ではありません。
会社の方向性に関する部分が最大な問題なのです。
人は、人に役立つことをやっている実感を得ているとき、心身を壊すことはそうそうはありません。
人をないがしろにする組織こそが、ブラック企業といえます。

 

さて、件の「夜と霧」では、強制収容所内ではクリスマスを終えると死者が一気に出るそうです。
それは、「クリスマスには、温かい家庭に戻れるはず」という希望が、クリスマスを終えることでついえるからだといいます。
過酷な強制収容所内では、希望が持てるか持てないかが生死の分かれ目だったようです。
会社の中に希望の光がある状態がとても大事なのだといいます。
あなたの会社には、希望はありますか?

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社内でアイデアを出しやすくする5つの方法

会社の中で何か新しいことを始めていこうと思う。
しかし、そもそも何を始めていいかわからない。
そんな時に、どのようにアイデアを出していくか?
ここに関しておすすめの方法をいくつかご紹介します。

アイデアが出やすい場づくり
まずはたくさんの意見を

アイデアを出すと言っても、いきなり名案がポンっと出るものではありません。
思考にはやはり一定の順序があります。
この思考の連鎖を生み出すには、やはりその場の場づくりがとても大事になってきます。
それは、誰でもが好きなことを好きなだけ言える状況を作ることを意識したほうがよいでしょう。

じゃあ、どうすれば意見が出やすい場づくりができるでしょうか。
それは、誰もが恐怖心を持たず発言できる場が必要となってきます。
具体的には、心理的安全性を確保することが重要です。

人は否定や強制されると萎縮する

人の脳の中で、俗に爬虫類脳といわれる部分があります。
脳の奥の部分になるのですが、ここは言ってみれば生存本能のありか。
脳の中でも最も強制力が強い部分です。
この脳が反応するのは、生命を脅かすリスクに対してです。
空腹、暑い・寒いといった環境、支配的な環境、つまり心身にたいるすストレスと密接なつながりを持っています。
この脳がひとたび危険信号を発動すると、視野は狭まり、同じ行動を繰り返す傾向が出始めるといいます。
つまり、新しいアイデアは出にくい状態になります。

アイデアが出やすくなる方法その①環境を整える

そこから導かれるのは、空調の調整や、空腹を避けるためのおやつや飲み物(水が望ましい)の準備が必要となります。
また、議長による強制的な雰囲気や、社内での力関係などの支配的雰囲気は禁物。
さらにいえば、人は手を動かすと、脳が刺激される傾向があります。
てもとに、いつでも触れるようなカラフルなおもちゃを置いておくことで、発想が豊かになったりもします。

平等に発言できる環境を
仕切り屋の出現

会議の場ではありがちな仕切り屋や、自分の持論を長々と話し出す人というのがアイデアを出にくくしてしまいます。
というのも、先にお話しした「心理的安全性」を確保するためには、誰もが平等に発言できなければなりません。
ここで、何かしらの断定的な意見を、さも決定事項のように言い出す人がいると他のメンバーはしらけてしまいます。
ですから、一人一人の意見は尊重し(といっても必ずしも採用する必要はありません)、きちんと耳を傾ける必要があります。

アイデアが出やすくなる方法その②グランドルールを決める

たとえば、人の意見を否定しない、一人発言時間は1分以内、他人が発言中に意見を遮らない、などのグランドルールの設定が重要です。
「人の意見を否定しない」となれば、会議は結論が出ないじゃないか?と思われる方もいると思います。
これは、意見を出し合う時間と、その可能性を検討する時間に分けることで解決可能です。
意見を出すときは、とことん出す。
実現可能性を検討する段階とは分けて考えればOKです。

思考を活性化させるために

アイデアが出やすくなる方法その③マインド・マップの活用

マインド・マップというノート術をご存知でしょうか?
これは中心にメインテーマを置き、そこから放射状にアイデアを書き留めていく記述方法です。
ネットで調べると、本や事例がたくさん出てきます。

このマインドマップを活用した板書をすることで、参加者個々人の発想が放射状にどんどん伸びていく可能性があります。
これをうまく活用することで、どんどん数多くのアイデアの種が出てきます。

アイデアが出やすくなる方法その④発想のきっかけを用意する

ところで、グループで何かしらを考えていく際に、他人の意見を聞いて「ああ、それならばこんなアイデアもいけるかも」と連想した経験は誰しもあるのではないでしょうか。
これは、自分の脳の奥底にしまわれた知識や思考が、なんらかの言葉や意見で刺激されて引き出されてきた状態です。
これを意識的に起こすために、例えば一人一人に本を配っておくのもいいかもしれません。
内容はどんなものでもいいのですが、ビジネスミーティングであればビジネス書がなじみやすいと思います。
アイデアに詰まった時に各自、ぱらぱらと手元の本をめくってみるのです。
「今のテーマのヒントとなる1行はどこか?」という問いを立てながら本をぱらぱら読みすると、ある一行に目が釘付けになることがあります。
そこから連想するアイデアが使えることって結構あるものです。
本にはこんな使い方もありますよ。

アイデアが出やすくなる方法その⑤楽しんでやる

仕事上のアイデアだしとなると、皆さん顔をしかめてウーーーーンと考え込みがちです。
しかし、そこはあえて、楽しんでやりましょう。
「ありえない意見、面白い意見ほど重要!」というおふざけモードでやるのがコツです。
実は、アイデア出しをするとき、まじめに「現実的な案」だけを考えるより、「めちゃくちゃな案」を出したうえで現実とのつじつま合わせをするほうが、画期的なものが出る傾向があることが心理実験で明らかにされています。
みんなで大笑いをしながら、めちゃくちゃな案を出しまくりましょう。

十分な数の案が出たら現実化を
夢物語を現実なものに

当然のことですが、ここで行ったアイデア出しはたいてい、荒唐無稽なもの。
そのまんまリアルには使えないものがほとんどでしょう。
しかし、これを「もしできるとすれば?」という視点で、現実レベルに落とし込んでいきます。
すると、だんだんと自分たちにできること、やるべきことが見えてきます。

とても大事なのは、メンバーがアイデア出しに参加し、その過程を全員が経験していること。
もともとこういう夢のようなアイデアが、今の現実的な案に落とし込まれているという背景を知っておいたほうがよいでしょう。
特に、こういった楽しんでゲームのようにやるアイデア出しは、チームビルディングにも良い影響を与えます。
その雰囲気を壊すことなく、現実的で実行可能なプランに落とし込めば、メンバーのモチベーションも少なからず高い状態を保てるはずです。

 

このアイデア会議、ぜひ一度試してみてくださいね。

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ものの見方を一瞬で変える方法

ちょっとイメージしてみてください。
もし、宝くじで100万円当たったらどうしますか?
3分以内で使い道を決めてください。
しかも使い切らなければなりません。
そうしなければ、その権利は失います。

そんな風に言われたらどうするか、手元のメモ用紙にでもパパっと書き出してみてください。
まあ、100万円程度だったら、すぐに使い道、決まっちゃいますよね。
ローンの繰り上げ返済するとか、夏に備えてエアコンを買い替えるとか、かなり現実的な用途が浮かんでくるんじゃないでしょうか。

 

じゃあ、1000万円だったらどうでしょうか?
1億円なら?
この辺までなら、割と現実的な話が多いと思います。
都市部に住んでいたら、ちょっといい住宅を買えば、5000万円とかしますからね。

 

で、ここで一気にレベルを上げちゃいましょう。
1兆円なら?
10兆円なら?
100兆円なら?

実際にやってみました。
100兆円あったら何するか。
さすがに3分では難しいので、30分くらいかけてもいいでしょう。
けどね、100兆円なんて早々使えるものではありません。
そこそこ有名な企業だって、時価総額数百億円くらいですよ。
大企業を買っても、まだまだ余る。
GoogleとかAmazonとかの世界企業、2社買うとさすがに100兆円をオーバーしてしまいそうですが、1社なら何とか・・・。

 

何を馬鹿なこと言ってるんだ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際に手元に100兆円があるわけではないし、100兆円といえば日本の国家予算。
それを「たら、れば」ばなしで夢想して、何の意味があるのか、と。

 

けどやってみるとわかるんです。
そんなありえない単位のお金のことを感じ始めると、自分の今の望みがどれだけ小さいかを実感します。
かんがえても見てください。
サラリーマンの夢であるマイホームが、5000万円だったとします。
50,000,000円です。
100兆円を表してみると、
10,000,000,000円です。
並べてみると、こんな感じ。

50,000,000円
10,000,000,000円

ケタがこれだけ違います。
この程度の家を何件買えば、100兆円使い切るのでしょうか(笑)

 

ここで大事なのは、自分の基準をどこに持つか、ということです。
自分は、5000万円のマイホームを買うのもやっとなんだ、と思っていたら5000万円って大変なことです。
けど、自分は100兆円の価値をもつ人間なんだと思えば、5000万円なんて鼻くそレベルです。

さらに重要なのは、意識が変われば行動が変わるということです。
売り上げ目標が1億円の時と、100億円の時なら、同じ行動はとりませんよね?
自分の最終目標が、5000万円の人と、100兆円の人なら、やっぱり全然行動が変わるわけです。

たまたまお金という価値がわかりやすいから、お金の話をしていますがこんな考え方もできます。
私たちは多くの場合、1年からせいぜい5年後を見ながら今の行動を決めてます。
しかし、このタイムスパンを100年とか1000年にしたらどうでしょうか。
実はそんなワークがNLPにはあります。
現実の枠を外したときに、本当に自分がやりたいことがわかるもの。

 

この「枠を外す」というのは意外に簡単にできるものです。
コツは、非現実的な妄想の中に身を置いてみる、ということ。
そうすることで、現実に立ちはだかる問題が、小さな小さなことに見えてくる。
そういう視点を獲得した時点で、目の前の問題はもはや解決したも同然になってしまうのです。
嘘っぽく見えますか?(笑)
これは記事を読んでるだけではピンとこないかもしれませんが、実際に、そういう空気の中でワークをやってみると「そういうことか!」というアハ体験を感じることができます。
ぜひ、気軽な体験セミナーを体感してみてください。
きっとあなたは一瞬で変わることができますから。

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4月7日から始まりました、「静岡8期ビジネス心理学NLPプラクティショナー」の受講生さんです!!

当然と言えば当然ですが、まだまだ表情も固い感じですね。

8月まで講座は続きますが、最後にはどんな表情を見せてもらえるのか楽しみです。

 

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