たまにこんな人いませんか?
「本当にお前は使えないやつだな!」
この言葉、言われると非常に傷つきますし、腹が立ちますよね。
別にあんたに使われようと思ってないし!と反発する心も出てきてお互いに不愉快になります。
失敗した事は反省しなければなりませんが、このような人格否定を浴びせるような人はどういった心理状態なのでしょうか?
また、人格を否定してくる人に出くわしたらどのような対処をとればいいのかも知っておくと、心を穏やかに保つことができます。
こちらの記事では、人のことを使えないと言う人の心理状態と言われた時の対処法について解説していきます。
人のことを使えないと言う人の心理
自分が使えない存在だから人を使おうとしているのだから、一番使えないのは「お前は使えない」と言っている張本人です。
なぜなら、人を使っている時点で「自分には能力がありません」と言っているようなものだからです。
もし本当に自分が使える人間でしたら、人を使わずに自分でやればいい話ですからね。
人の事を使えないと言う状況が出来上がっている時点で他責になっている状態です。
自分には能力がないと認めて他の人に頼むのならまだいいのですが、自分の能力の無さに自覚の無い場合はたちが悪いです。
そういった人は大抵、自分は他の人より優れていると勘違いしているので。
また、人のことを使えないと言う人は使い方が下手なのを露呈してしまっているので、さらに残念な感じになってしまっています。
自分の非も認められないだけでなく、能力の無さを積極的に出してしまっているので、もしそういう人がいたら哀れんであげてください。
本人はその意識はないとは思いますが潜在意識では「自分は使えない人間だ」と思っているからこそ出てくる言葉なのです。
自分に能力がないことを認めて人に頼む人だったら、お前は使えないと第一声に言うことはなく、最初に感謝の言葉が出てくるはずです。
自分に足りないところを補ってくれる人なのですから、感謝の念が出てくるのが正常ですよね。
能力がない事を認めるような人は謙虚ですし、感謝もできるので、協力してくれる人は周囲にたくさんつきます。
したがって、そういう人は組織づくりが上手な人が多いですし、周りからの信頼も厚いです。
ぜひ、あなたが人を動かす立場になったら、自分の非を認めて手伝ってくれる人に対しての感謝を忘れないようにしてくださいね。
お前は使えないやつだなと言われた時の対処法3選
「お前は使えないやつだな」という人は残念な人には間違いないのですが、この言葉を言われた時に心を揺さぶられてしまっては、その人と同レベルになってしまいます。
たとえ、言われたとしても動じない心をもつべきです。
ですが、人格否定のような言葉を浴びせられたら、ショックを受けてしまうのが人間です。
対処法を知っておくことで、心無い言葉にも動じないようになるので、こちらではその対処法を3つ紹介していきます。
距離を置く
そもそも、お前は使えないやつだと言う人の人格がやばいので一緒にいるとろくなことが起きません。
できればそういう人とは距離を置くべきです。
仕事でどうしても一緒になるのであれば、上の人に部署異動などの申し立てをするようにしましょう。
プライベートでそういう人がいるのなら、きっぱりと関係を断つようにしてください。
連絡先も消して、ラインもブロックです。
あなたの人生がめちゃめちゃになる前に、早く距離を置くような対策をしておきましょう。
使えるやつになる
使えないやつだなと言われたのなら、文句が言われないくらい使えるやつになるのも一つの手です。
メンタルが相当強くないとできない業ですが、反骨心を自分のスキルアップにつなげることで人生も好転します。
文句を言われないくらい結果を残せば、酷い言葉は言われなくなるでしょう。
結果は数字で分かるものがいいですね。
圧倒的な数字で結果を出せばモンクは言えなくなるでしょう。
それでもあなたに対して文句を言ってくるのなら、明らかにあなたに嫉妬しているだけです。
そういう人は相手にする価値がないのでスルーしましょう。
スルーにも技術があるので後述します。
スルー技術を身につける
嫌がらせのようにお前は使えないやつだなと言う人はスルーするしかありません。
スルーにはテクニックがあるのでスルー技術を身につけていきましょう。
スルー技術は訓練で身につけることができます。
最も大事な考え方は合理的に考える習慣を身につけることです。
「ここで相手にしても自分の利益にならない」
「自分の感情を底辺人間に左右されていてはもったいない」
と、自分のメンタルを守るためにはある意味サイコパス的な考え方をする必要もあるのです。
サイコパスは損得勘定で行動をとり判断していきます。
嫌な人と接するときこそ、サイコパス性の損得勘定で物事を考えるとメンタルが強くなっていきますよ。
お前は使えないやつだなと言われた時に絶対やってはいけない行動
反発するのは絶対にやめましょう。
では、どうすればいいのか。
慈悲の心で穏やかな対応をとるようにしてください。
最初は難しいかもしれませんが、一度その対応で成功したら楽しくなってきますよ。
そして、自分の傷ついた心も最小限のダメージで抑えることもできます。
そして、
「お前は使えないやつだな」
と言う人は大抵自分の感情をコントロールする機能が低いです。
なので、反発した態度には本能的な対応しかとれなく、反発には反発で返す傾向があります。
人間の心理的に穏やかな対応をとられると、自分も穏やかになるという傾向があります。
要は、相手が子供なので自分が大人の対応をとる必要があるのです。
罵声を浴びせられたうえ、自分が一歩引かないといけないのはしゃくかもしれませんが、一時の我慢で事が沈みますので耐え抜きましょう。
ふつふつと怒りの感情が芽生えそうになったら、相手の心理状態に意識を向けると自分の感情をコントロールできるようになると言われています。
もし「お前は使えないやつだな!」と言われたら、
「どんな思いでこの人はこの言葉を発しているのだろう」
と相手の気持ちに意識を集中してみてください。
こうすることによってとるべき最適な行動がみえてくるはずです。
このやり方は相手を憐れむこともできて、慈悲の心も芽生えてくるのでオススメです。
まとめ
周りにお前は使えないと言う人がいたら、振り回されないように自分の人間力を高めるチャンスだと捉えましょう。
何事も逆境はチャンスになります。
逆境を乗り越えると、一気に人生は生きやすくなります。
人間関係に振り回されずに楽に生きていくためには、自分の心をコントロールする技術が必要になってきます。
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