見えている事と、見えてない事

あなたが日頃見るもの・・・
たとえば腕時計でもいいし、スマホのSNSの画面構成でもいい。
あるいは、お気に入りの洋服でもいいし、自分のマイカーでもいい。
これをできるだけ緻密に絵にしてください。

そういわれたとき、どれだけの人が正確な絵を描くことができるでしょうか。
うまい下手の問題ではありません。
おぼえているか、覚えていないかです。

 

毎日触る自宅ドアの取っ手、自転車のデザイン、車のナビ画面の構成、よく読む雑誌の表紙。

 

どれを取ってみても、詳細に描いた絵と実物はそうとう違うものなのではないでしょうか。
いえ、そもそもその形や、色を思い出す事さええ難しいのではないですか?

 

ここからわかることは、人は言うほど物事を見ていない。
見ているようなつもりであっても、見ていないのです。

 

時々こんなことはありませんか?
自宅の鍵がなくなった、といってあちこち探しまわる。
結局諦めて、予備のカギで戸締りしよう、と探すのをやめた瞬間、目の前に鍵が現れる。
なんだ、こんなところにあったのか。
まさに灯台下暗しです。

 

これがなぜ起こるかというと、一節によると
鍵を「なくした」と思い込んでしまった事が、あえて目の前のカギを見えなくしてしまっている、という考え方があります。
思考は現実化する、といいますが、まさに思考を現実にしようと人は無意識に見えなくしてしまうのです。

 

目は、機能としては入る光をすべて脳に伝えているようですが、脳では「今必要ない情報」をカットして意識に認識させるようです。
なぜならば、すべての情報を脳で認識してしまうと、忙しすぎるからです。

 

つまり、自分が必要だと感じない情報は、見えていても見えなくする。
他人の言葉も、入らなくする。
そうやって、莫大な情報量をコントロールしているのです。

では、なくした鍵を見つけるにはどうすればいいか。
鍵が見つかった自分をイメージするわけです。
すると、その状態に近づけるために、脳は情報収集の内容を変えます。
鍵が見つからない自分を作り出すのではなく、鍵が見つかった自分を作り出そうと必死に探すわけです。

 

先の例で行くと、「鍵をなくした自分」というイメージを放棄して、「さがすのやーめた」となった瞬間脳が緩んで、目の前にあるものが普通に頭に入ってくるという不思議現象が起こったのではないかと思います。

 

あなたが描くセルフイメージというのはそれほど重要です。
いま、あなたの頭の中にいる自分は、どんな自分ですか?

 

NLPでそこの書き換え、行っていきませんか?

 

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