10秒台の壁

皆さんは、”10秒台の壁”ってご存知ですか?
陸上競技の花形、100メートル走での記録を紐解くと、
1960年に10秒0が記録されました。
そのご、実に8年にもわたってその記録は破られませんでした。

1968年、
1977年、
それぞれ10秒を切る記録が出ました。
しかし、それは「高地記録」として記録されたそうです。

 

平地での10秒を切る記録は
1983年カール・ルイスによるものでした。
9秒97という記録です。
これが平地における10秒を切った初めての記録とされているそうです。

その後は、1988年、1989年、1991年、1992年、1993年・・・
続々と9秒台の記録が達成されています。

 

この変化を、トレーニングの変化だったり、
ある時期にはドーピングの疑いがかかったり、
いろんな説明がされています。

 

しかし、こんな側面はないでしょうか?
不可能と思われていたことが、誰かが成し遂げたことで可能だとわかった
ということです。

 

たとえば、ビジネスで考えてみましょう。
海外展開なんて、俺たち零細企業には無理、なんて思っていたとします。
しかし、仲間の一人がチャレンジした。
彼を応援する気持ちもあるけど、どうせうまくいかないだろう。
そんな風に眺めていたとしましょう。
彼はとても苦労した。
会うたび、大変な状況を話してくれる。
けど、やり遂げてしまった・・・。

すると、仲間のうち、もう一人がチャレンジを始めた。
一人、また一人と海外展開を進めていく。
こんな輪の中にいると、私たちは、そのことが
あたりまえ
の現実としてはなされる。

 

別のたとえを考えてみましょう。
自転車です。
子どものころ、自転車の練習をだれもがします。
倒れてけがをしたりするけど、乗れない、とはだれも思っていません。
なぜならば、友達のアイツも、コイツも、みな当たり前に自転車に乗っているからです。
乗ることができる、それが当たり前。
そう思って練習するから、誰一人脱落することなく自転車に乗れるようになります。

 

人間が変化をするには、付き合う仲間を変えよ。
そんな風に言われることがあります。
それはもっともな話です。
現状に愚痴を言うだけの人たちの中にいたり、
小さなコミュニティで満足している人の中にいたり、
今以上の発展はないと考える人の中にいて、
果たして自分は成長できるだろうか。

私たちは、自分の成長を望むなら、
前を向いてチャレンジする人と付き合わなければなりません。

私たちは付き合う相手を選ばなければなりません。
もし、少しでも良い人生を送りたいなら、ですけど。
あなたが「できる」ことを見せてくれる人、
あなたが「できること」を見せてあげる人、
そんな仲間の中に飛び込もう!

 

なれ合いの中で、変化は訪れません。

 

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