ビジネス心理学NLPコミュニケーションコースIN愛媛

先週の土曜日から始まった、ビジネス心理学NLPコミュニケーションコースの1日目!!
受講生は全員が女性。
うーん、女性に人気があるのかなぁ~。。。
そういえば、先日の弊社主催の占いデーの日にある先生に占ってもらった時に女性とビジネスしたらいいと言われた気がするなぁ~。
そんなことはさておき、ドキドキの受講生さんの前でこちらもドキドキしながら初日を迎えました。

どんなに慣れていても、初日だけは緊張しまくりです。
それを、察知されないようにするのが難しい・・・。

バレてなきゃいいけど。。。。。

初日のテーマは、ラポールスキル。
そもそも、コミュニケーション力というのは後天的に身につけるものだと知っていましたか?
多くの人がコミュニケーション力というのは先天的なものと勘違いしているようですが、コミュニケーション力は学んで実践することでいくらでも身に付けられます。

影響力は話が上手い人ではない

これも勘違いの1つです。
影響力のある人は、会話がうまいという大きな勘違い。
例えば、あなたの話を聞かずに一方的に話をしてくる人とあなたの話に真剣に耳を傾けてくれる人とではどちらに寄って行きたくなりますか?
たぶん、大方の人が後者の人に寄って行くのではないでしょうか?
ということは、その人にとって影響があるのは話を聞いてくれる人ということになります。
子どもに至ってはとても正直ですから、怒り散らす母親よりも話を聞いてくれる父親の方が影響力があります。
合コンにおいても場を盛り上げる人よりも、一生懸命に相手の話を聞いてくれる人の方が圧倒的にその後の関係が続いたりします。
当然、会社においても一緒です。
ガミガミ言う上司や経営者よりも、話を真剣に聞いてくれる上司の方が影響力があります。

相手の話をちゃんと聞くというのは

そもそも、相手の話をちゃんと聞くということは幼いころから幾度となく耳にしてきたことですよね。
ただし、ちゃんと聞くというちゃんとという部分が何も定義されていないために、多くの人が相手の話をちゃんと聞けてないのが現状です。
ちゃんと聞くというのは、相手の目を見てうなずきながら聞くなんてそんな甘いもんではありません。
ちゃんと相手の話を聞けるようになるとすぐに影響力が増していきます。
人の話をちゃんと聞けて、影響力を持ちたければ次回のセミナーに申し込んでくださいね!!

個人向けセミナー

脳のプログラムを書き換えるということ

ある方が、これまでゴルフのスコアがなかなか伸びなかったという話をされてました。
しかし、あるきっかけで、スコアがめちゃくちゃ伸びたんだそうです。
それはなぜ?と聞くと、
「病気になって、手術をしたからです」
というのです。

なんとも不思議な話です。

詳しく伺うと、脇腹の傷口はもうよくなったものの、
やっぱり体をひねるのはちょっと怖い。
ということで、おなかの傷をかばうと、逆に変な力が抜けるんだそうです。
けっか、力まずふわーーーっと、体を回転させるから飛距離は劇的にアップ。
すると心の余裕ができて、その後のアプローチも悪くないんだそうです。

彼は言います。
「ゴルフをやる人で、身体の力を抜いたほうがいいのは誰でも知ってると思います。
けど、実際にそれができる人は少ないんですよね」
これ、なかなか面白い言葉です。
力を入れるのではなく、抜いたほうがいい。
そんな簡単なはずのことができないから、ゴルフがうまくならない。

それを、彼は手術というきっかけがあってできるようになったわけです。

 

じゃあ、なぜ体の力は抜けないのでしょう。
これ、力を入れると飛距離が伸びるという過去の経験が脳内にインプットされているからです。
それは初めて野球をやったときとか、サッカーをやった時かもしれません。
そもそも、何かを動かそうとするとき、力を入れると大きく動くというのを経験した時かもしれません。
なんにせよ、脳というのはズボラな器官で、そういったパターンで行動を作り上げる傾向があるようです。
だから、分かっていてもうまくできない、ということが起こります。

 

そのパターンを変更するには、違った経験を脳にさせることが必要になります。
ごくごく簡単なことで、力を抜いたほうが球が飛ぶ、という経験を繰り返して、
頭の中のプログラムを上書きしていく必要があります。
どうしても、ゴルフ場をラウンドしているときは勝負に頭が厚くなるかもしれませんから、
練習場などでは繰り返し繰り返し、力を入れないスイングを練習する。
過去作り上げたプログラム以上に、力を入れないスイングを体におぼえこませる。

すると無意識に、力の抜けたスイングができるようになるかもしれません。

 

これ、仕事でも同じです。
同じ過ちを繰り返している人は、次も同じ過ちを繰り返すんです。
だからその習慣を断ち切らなくてはなりません。
その行動パターンを作ってきた、頭の中のプログラムを書き換えなければならないのです。

NLPという心理学は日本語で「神経言語プログラミング」と言います。
これ、どういうことかというと、自分の頭の中のプログラムを書き換えるスキルとも言えます。
その本質は、実際のセミナーで触れていただきたいと思います。

ぜひ、一度試してみませんか?

個人向けセミナー

 

2つ目の専門分野

今の40歳代の人たちって、けっこう中途半端な世代。
私たちの親である、70歳代の人は人生、わかりやすかったんですね。
20歳そこそこで仕事を始める。
そこから現在まで50年。

その間に、テレビというものが普及し、
三種の神器と言われた白物家電が普及し、
どんどん便利な時代に突入してきた。
パソコンで仕事の現場は変わったり、
携帯電話を持つようになったり、
それなりに変化は起こっているけど、
一つの産業が消え去るほどのインパクトはまだまだ少ない。

確かに、印刷屋さんは苦しいし、
テレビ局なんかも一時と比べ苦しい。
とはいえ、まだまだ生き残っている。
彼らは、過去の遺産で何とか食べていってるんですね。
わかりやすい例が、年金制度。
国民年金の人はともかくとして、
厚生年金の人はそこそこもらってる。
介護保険だってまだまだ機能している。

十分ではないにせよ、それなりに存在感があるわけです。

 

さて、40歳代のこれから30年を考えてみましょう。
私たちの親世代が作ってきた産業は、徐々に衰退を始めています。
そんな中、AIが仕事を奪う、なんていう話もあります。
年金や社会保障制度もどう見たって持つわけがない。
というより、私たちは、親世代をいかすためにせっせと社会保険料を支払っているようなものです。

それもやめられないのは、親が経済的に破綻すれば子である私たちに負担がかかります。
結局、どう転んでも、私たちの世代は過去のツケを払わざるを得ない。

 

ただし、それは、親世代が作った社会や経済ルールを踏襲した場合、という前提です。
今、実は世の中では、そのルールを変えようと頑張っている人たちがいる。
けど私たちは、そういった新しい動きを拒絶する。
なぜなら、今までと違うことにはリスクが伴うと感じるから。

人間というのは合理的にはできていないようです。
このままでいけば、どうしてもうまくいきそうにないことにしがみついてでも、
新しいことをはじめ、新しい生活に身を置くことをリスクと考える。
これでは、親世代のシナリオが破綻しそうな状態に合わせて、私たちも破綻してしまいます。

 

だから今、変化が必要なのです。

たとえば、私たちは40歳代まで社会で活躍したとすれば、
その時点で持っている経験やスキルを手放そうとしません。
一から何かを学び始める人はあまり見かけません。
しかし、果たしてそれは社会でどの程度の価値を持つのでしょうか?
もちろんこれまでの経験は無駄とは言いません。
貴重な経験であることは間違いないのですが、それを今の場所で使っているだけでは、
恐らく圧倒的な価値を生むことは難しい。
その経験を別のフィールドで活かすことを考えると、たちまち大きな価値を生み出すことがあります。

 

たとえば、こんな話があります。
損害保険の実務を持った人がいる。
一方で、ある広告代理店は、損害保険に詳しい「ライター」を探している。
生命保険に詳しい人はたくさんいても、損害保険に詳しいライターはほとんどいないのです。
するとその人は、非常に重要な価値を持った人と言えるでしょう。
なにしろ、ほかにかける人がいないのですから。

 

これからは、2つ以上の専門知識や経験を掛け合わせ、
40歳、50歳代で新たな社会人としてのステージを創り出す時代という人もいます。
私もそのことには賛成で、一つの専門分野ではこれからは難しいと思います。
なぜなら、そんな人は履いて捨てるほどいるからです。
あなたならではの専門分野の組み合わせを世に問う時代なのではないでしょうか。

そんな一歩を踏み出す時、心理学というのはこれからますます注目される分野です。
マネジメント、マーケティング、商品開発、AIのプログラミングなど。
人が顧客である以上、人の心理を理解することは間違いなく重要な分野です。
あなたも、二つ目の専門分野を作ってみませんか?

個人向けセミナー

 

 

やりたいことの見つけ方!!

大々的には行っているわけではないのですが、最近ではおかげさまでコーチングの依頼も増えてきました。

相談の中でも多い悩み事の1つに

「自分が一体何をしたいのかわからない?」

なんて言葉をよく聞きます!!

これを身近なことで例えると、ランチに出て行ったものの何を食べるか決まってないのでウロウロばかりして、お昼時間が無くなっちゃったなんていうのと同じです。

人生において、向かう方向性がまったくわからずただ日々過ごしているだけですので充実感も感じることが難しいでしょう。

そんな時に有効な質問が以下の質問になりますので、何をしたらいいのかわからないというかたは答えを書き出してみてください!!

尚、これらの出題には何の心配(お金・家族・健康・時間etc.)もないことが前提です。

①何の制限もなく2日間のお休みが取れるとしたらあなたは何をしますか?

②何の制限もなく2週間のお休みが取れるとしたらあなたは何をしますか?

③何の制限もなく2ヶ月のお休みが取れるとしたらあなたは何をしますか?

④何の制限もなく2年間のお休みが取れるとしたらあなたは何をしますか?

最後の質問です!!

⑤何の制限もなく一生、お休みが取れるとしたらあなたは何をしますか?

いかがですか??

あなたの本当にしたいことが分かりましたか??

以前セミナーにおいてこんな方がいらっしゃいました。。。。。。

私の答えは

「高校野球の監督になることですが、どうやってもなれるわけないじゃないですか?」

この答えを聞いてみなさんはどう思いますか???

私が答えた回答は、

「だれかにあなたは高校野球の監督にはなれませんと言われたのですか?」

まさしく、この答えこそが自分でブレーキを掛けている証拠です。

だって、本気でしたければどうやったら監督になれるのかを一生懸命に探します。

 

世間がわかり始めたとたん、ブレーキがかかり始めるのです!!

せっかく見つかった方向性を大事に!!

それだけを目指していれば自分を見失わずに済みますよ!!

 

営業するのに知識はいらない!!

営業成績をあげるにはスキルはいらない!!

いるのはコミュニケーションだけと言い切るまんトレです!!

営業マンを育てるときに、ほとんどの会社で教えてることは知識だったり営業スキルだったり・・・・・・

実際、ロープレ(営業マンとお客様に分かれて練習すること)だけをして伸びる営業マンはいるのだろうか??!!

もし、伸びてる人がいるのなら、それはたまたま、その人がコミュニケーションスキルが高かっただけではないだろうか!!!

いつも、言ってることだけど、もしも営業成績が必ずあがるスキルがあるのなら、経営者の方はのほとんどが購入するだろうってね。。。。

保険業界において成績が上がらない人のパターンは、知識ばっかり勉強してる人・・・・・・

おそらく何の業界でも同じだと思いますけど・・・・

知識がつくとお披露目したくなるのは、人間の性!!

でもね、気を付けてくださいね!!

相手は、あなたの知識には興味がない事が多いのですよ!!

自分の知識だけ相手に押し付けてるとその人との次はありませんよ・・・

もちろん、全く知識が要らないとは言いませんが、その前にその知識をきちんと聞いてもらえるよう準備をすることが大事って事をお忘れなく!!

これらの事は、自分に置き換えたらわかること!!

興味がないのに自分の商品やサービスばかり宣伝してくる人とはまた会いたいと思わないはずです。

ということでコミュニケーション力こそが営業成績を上げると言い続けております。

コミュニケーションが上手くないと思われる方は、コミュニケーションスキルを知らないだけ!!

コミュニケーションが上手な方でも、だれかに教えられないのもコミュニケーションスキルを知らないだけ!!

そんなコミュニケーションスキルUPセミナーを全国あちこちで開催しております。

 

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

質問の質が人生を変える

アンソニーの数々の名言の中で私が好きな言葉の一つに

 
「質問の質が人生を変える」
 
NLPを学び始めてからアンソニーの存在を知ったわけですが、質問の質が人生を変えるという事が一体どういうことか最初は全く理解が出来ませんでした・・・・・。
 
 
例えば、朝起きた時に今日もしんどいけど仕事に行かなきゃなぁ~!!という質問を自分に与えてる人と、今日はどんな出会いがあるかなぁ~!!とか、今日はどう楽しめるかなぁ~!!というような質問を自分に与えてる人とではその日の過ごし方が180度違うという事は誰でもわかりますよね????
 
 
たかが一日の事であればさほど大した差は生まれないのですが、これが365日10年間続くと、どれくらい差がつくと思いますか???
 
ここまで考えたうえで自分に対して質問をしている人は限りなく少ないと思います。
 
このようなことから
 
「質問の質が人生を変える」
 
 
という言葉が、自分の人生にどう影響してくるのかお分かりになっていただけるのではないでしょうか???
 
自分にとっては難しいことでも、どうしたら達成できるのかという質問を与える人と自分にはこれは難しくて出来るはずがないという質問を入れる人、あなたはどちらの人生を選びますか??
 

最後にこの言葉をぜひ参考にしてください!!
 
 
一生懸命だと、知恵出る。
中途半端だと、愚痴が出る。
いい加減だと、言い訳が出る
 
 

 

現状に不満なら起業してみればいいじゃん!!

 

 

セミナーやコーチングをしていると、よく出くわす悩み事の一つに会社への不満があります。
 
お話を聞かせていただき一通りの悩みは一時は解決しますが、必ずと言っていいほど同様の不満がまた起こります。

そんなとき最初に言わせていただく質問が、

 
「そんなに不満ばかりあるのにどうして会社を辞めないの??」
 
「そんなに不満があるなら起業してみる気はないの??」
 
この質問を投げかけて起業した人は誰もいません!!
 
どうして起業しないのかは今、不満を述べてる人が一番よくご理解いただけると思います。
 
厳しいことを言わせていただくと不満ばかり言う人は、基本的には周りの人に甘えてる方が多いと思います!!
 
ですから、起業しても上手くいかないことを本人が一番よく知ってるのではないでしょうか??。。

さらに起業した人でも起業してから初めて

どれだけ 自分が傲慢だったか
どれだけ 自分が無責任だったか…
どれだけ 自分の考えが甘かったか
どれだけ 恵まれ助けられていたか

どれだけ 会社が手厚くしていくれていたか
どれだけ 毎月お金が入ることがありがたいことだったか
どれだけ 自分でやって行くと以外にお金がかかるのか
どれだけ 自由にさせてもらえてたのか

会社を辞めてみて初めて気付きましたという言葉もよく聞きます。

このような不満ばかり言う人は今現在、どれだけ満たされてるのかを知りません。

 
 
そして、不満で会社を辞めていった人はどこに行っても必ず同様の不満を言い続けてます。。
 
不満を言ってる人の心の声は、
 
「私は変わるつもりはありません、ですから会社が変わるべきです。」
 
と言い続けてます。

ですから今、会社に不満があるのなら起業してみればいいのです。

 
起業する気がないのなら、不満を並べるよりどうしたら自分の思うように仕事がはかどるのだろうかと自分に質問をしてみてください。
きっと、ないものばかり見る習慣ではなくあるものだけが見えてくる習慣へと変わることでしょう!!
 
いずれにしてもとりあえず笑っとこや!!
 

 

学ぶの語源は真似るから

 

成功の秘訣に、成功している人を真似る方法があります。

NLPにおいても「モデリング」という基本中の基本になるワークがあり、このワークは自分が尊敬している人や、あの人のようになりたいと思う人を思い浮かべて、その人になりきるというワークです。具体的な仕方は長くなりますので割愛させていただきますが(興味のある方はご連絡いただいたらお伝えします)

日本の武士道においても「守破離」という言葉があるように出来ている人を真似ることが成功への近道と言われます。

ちなみに「学ぶ」という言葉は「真似る」から来ているのをご存知ですか・・・?

しかしながら、この真似ることが非常に曲者で、その人の事を真似ているつもりがすぐに自分のやり方や考え方になってしまう。

これも、脳科学のお話でさせていただくと理屈にあってるんですね!!

なぜなら、「無意識」は「苦」を嫌いますから・・・

人の事を徹底的に真似るということは、今までの自分の考え方ややり方を変えなければなりません。

最初は、そのことが苦になってしまいます。今までどおりの考え方や、やり方の方が楽ですもんね!!

よって、すべてを真似る前に自分の考え方や、やり方の方が楽だから元に戻っちゃうわけです。

人間の無意識くんはめちゃくちゃ正直者ですよねぇ~(笑)

人生に成功したいのならご自身が尊敬する人、目指す人を徹底的に真似てください。

自分の考え方や、やり方が出てきたことに気づけるようになればそれだけでOKです。

気づくということは「意識」がありますから・・・・。

今日から21日間、朝起きて家を出るまでの一連の流れを変えてみてください。
(例えば、起きてすぐにご飯を食べるなら起きてすぐに顔を洗うとか・・・)

きっと、22日目には新たな流れの方が楽になってますよ!!

営業で業績が振るわない人の特徴

以前、ある人の営業に同行しました。
保険の世界でもう20年近くの経験があります。
ベテランの域ですよね。

お客様は経営者。
決算を前にして、決算対策をしたいとのこと。
で、ちょっとびっくりしたことがあります。
その営業の人、何をしたと思いますか?

張り切って保険の説明をする。
しかも、
この保険は”全損”で、この保険は”半損”です。
10年後になるとこうなって、ああなって・・・

 

あー、こりゃダメだ。
きいてるほうが恥ずかしくなってきます。

 

このお客様は、つい最近まで個人事業主でした。
法人にしてから約3年。
特に、現場の仕事ですから、
どちらかと言えばあまり難しい話は得意ではない。
それはその前の雑談からもわかり切った話でした。

 

そこに来ていきなり、”全損”、”半損”ってなにそれ!?って感じです。
少し解説すると、いわゆる「経費」にあたるものを企業の会計では「損金(そんきん)」と言います。
会計上、損金になれば、会社の儲けから差し引いて経理処理するので、税金が安く済みます。
だから、節税の観点からいうと、保険料(掛金)を損金にできるけど、何年かのちに現金化できる保険は有効だと言われています。
お金がたまるのに、経費として扱われる保険が、決算対策では喜ばれるってことですね。

とはいえ、お金がたまるのに経費扱いすると、税務署的には面白くない話です。
だから、お金のたまり方によって、保険種類ごとに、保険料(掛金)の全額を損金(経費)にできるもの、
保険料(掛金)の半分を損金(経費)にできるもの、
保険料(掛金)の1/3を損金(経費)にできるもの、
など経理処理のルールが定められています。

 

で、その営業の人は、保険料(掛金)の全額を損金(経費)にできる保険を「全損商品」、
掛金の半額を損金(経費)にできる保険を「半損商品」と呼んでいたわけです。

これ、アホですよね。
その業界では当たり前に使われてる言葉ですよ。
ベテランの経営者は、そういう言葉を知っている人も多い。
けどね、まだ新人経営者相手に、いきなりなんっちゅー言葉を使ってるの!?
もう私は、目が真ん丸になってしまいました。

 

その営業の人を観察していると、お客さんのほうを全く見ていない。
資料を見て、それを指さしながら、必死に説明している。
ああ、こりゃダメだ。

 

かんがえても見てください。
営業っていうのは、お客さんの心を変える行動ですよ。
そんなに欲しくないとか、欲しいとは思ってるけど決めきれないとか、
そんな精神状態のお客さんを、「それほしい!」と思っていただく過程です。
説明するのが営業の仕事じゃなくて、人を変化させるのが仕事なわけです。
そんなシーンで、相手のことを見ないって、どうよ!?って話じゃないですか。

 

これじゃあ、全くあなたに関心のない異性に、マニュアル通り「てをつなごっか」
なんて誘うようなものですよ。

ここできちんと気を付けてほしい。
営業が最大限見るべきものは、あなたの商品ではなく、お客様のことです。
そのお客様があなたの話を聞いてどう反応してるのか。
これを見ずして、営業なんてできるはずもありません。
もし、営業の仕事をしていて、その業績が思ったように上がらないなら、
チェックすべき点はあなたのセールストークではなく、
果たしてどの程度お客様を観察しているか?です。

 

もし、あなたの放った一言一言に、お客様がどう反応したかを見ていないとすれば、
それが大きな問題でもあり、逆に言えばそこを直せば劇的に営業成績が上がることもあるでしょう。
もはや心理学以前の話です。

さらに、NLPで相手の状態を読み取る技術を得られたとすれば・・・
まさに鬼に金棒。
あなたはきっと、一皮も二皮もむけることになるのではないでしょうか。

 

お客様が「お客様」でなくなる 究極のコミュニケーション術

紛糾する会議。八方美人の議長が陥りがちな罠

経営者の団体なんかの役員会を見ていると不思議な光景を目にすることがあります。
たとえば、あるプロジェクトをスタートさせようと委員長が決められます。
そして、委員長が議長を務め、会議を始める。
しかし、一向に内容が出来上がらないのです。

委員長は言います。
「みな平等に意見を聞きたい」
たしかにそれは大事なことです。
一人一人の意見を聞き、それを大事に扱う。
リーダーにとって素晴らしい心がけだと思います。

しかし、その委員長はだんだんとつらくなってきたのです。
なぜなら、一人一人の意見を聞けば聞くほど、それは一つの行動に収束していかないのです。
たとえば、Aさんがそのプロジェクトを告知するのにポスターを作ろうといったとしましょう。
Bさんはポスターを作っても意味がない。
だからチラシを配布しようという。
一方、Cさんはコストの無駄だから、メールでいいんじゃないかという。

委員長は一人一人の意見を耳にしながら、いったいどうすればいいんだろう?
と相談先を広げていきます。
重鎮と呼ばれるDさんは、会報の中に載せればいいんじゃない?
すでに現役を退いたものの、影響力を持つEさんは、いやいや会合で周知すればいいという。
委員長は結局訳が分からなくなってしまいました。

 

そんな様子を見てて思うのです。
委員長だっていっぱしの経営者。
ちゃんと決断しろよ、と思うのですが右往左往するばかり。
相談先を増やして、新たな意見が乱立してアップアップ。

 

この委員長、もしかしたらいわゆる八方美人なのかもしれません。
あの人からも好かれたい、この人からも好かれたい。
だから、どれかを選ぶことができない。
みーーんな大好き、といってみんなから嫌われるパターンなのかもしれません(苦笑)

 

委員長の心理状況を推察すると、自分で決めることを避けている可能性が高いと感じられます。
自分で決めると責任を負うから、誰かに決めてもらいたい。
複数の人の意見を聞くことで、共通点を見いだせたら楽だなと思っていろいろ話を聞いてみた。
それでも決定打は現れない。
選択肢は増える一方で、結局気を遣う範囲を増やしただけ、という困った状況に陥ってしまう。

 

意外とこういう人、決断を常に求められる経営者でさえ非常に多いのです。
その原因は先ほども言ったとおり、問題が起こった時に泥をかぶりたくないのです。
そこから逃げ腰だから決めることができない。
また、自己重要感が低いとも言えそうです。
訊いた意見を採用できなければ、人間関係が危ういと感じているのでしょう。
その程度の友情ならないに等しいと思うのですが・・・。

 

もしそんな状態になったとしたら、皆さんの意見をまずは受け入れてみることはもちろん大事です。
ちゃんと受け入れ、議事録にはそのように載せるし、それぞれの意見について評価はします。
けどそのうえで、論理的であれ、感情的であれ、自分の考えを発信する必要はありそうです。
たとえば、「皆さんの意見はこうだけど、私はこうしたい」といったところで、ちゃんと人間関係が築けていれば、何の問題も起こりません。
いえ、むしろ応援されることのほうが多いでしょう。

それを自分に自信がないから、言い切れない。
だから議論は紛糾し、逆にその委員長の評価はダダ下がりです。
その根本にアクセスするには、自己肯定感を上げる必要があります。
そんなワークをNLPで体験してみるのも一つの手かもしれませんね。

個人向けセミナー

 

Google口コミ

Google口コミ