アズ・イフフレームとは、
「もしも~だったら」
という言葉・質問を使う事で、思い込みや心理的な壁を取り去り、
前向きな視方をする方法です。
八方ふさがりに陥ったとき
目の前が開けたようなシンプルな質問
人は生きていると、いろんな問題に直面します。
まさに八方ふさがりという状態がたまに訪れます。
そういったとき、一度「どうしようもない」と思ってしまうと、なかなか対応策は浮かばないものです。
実は、私自身そんなことがありました。
人というのは、一度「ダメだ」と思い込んでしまうと、そこへのこだわりから抜け出すことが非常に難しいものなんですね。
そんな時、ある方に言われたのが、こんな質問です。
「もし、そのことが出来るとしたら、どんな努力ができる?」
この質問を受けた瞬間は、そうはいってもなぁなんて反応でしたが、
実際にその質問を自分にしてみると、堰を切ったように次々と新しい考えが浮かんだのです!
物の見方を変える質問
こんな単純な質問で、あっという間に発想が変わってしまったのは、自分でも驚きでした。
実はこれ、脳の中で物事を違う角度から見るように仕向けているわけです。
たとえて言うと、マグカップは上から見ると「円」です。
しかし、横から見ると「長方形」です。
上から見て、「これは絶対円形なんだ!」と主張していた人が、
見る方向を変えるだけで、「あ、長方形でもあるんだ」とわかる。
これがバーチャルな感じで起こるような感覚ですね。
成功者になりきる
上手くいっている人の視点
アズ。イフフレームはこんな時にも使う事ができます。
例えば、自分にとっては困難な問題について考える時に、
「もし、○○さんだったらどうするだろう?」
という質問を自分に向かってします。
自分の感覚で考えてしまうと、自分の持つ「能力」(往々にして過小評価をしてますが)の限界を意識するあまり、
解決策に対するアイデアの幅が小さくなってしまいます。
だから、いつもうまくいく他人の視点を借りて考えてみます。
自分にとっては突飛なアイデアが出るかもしれません。
そんなのできるわけないじゃん!と(笑)
その時こそ、ぜひ、
「もし、私に出来るとしたら、どんな努力ができる?」
という質問を自分にかけてみてください。
きっと何かしらのヒントが得られることでしょう。
他人にも使えるテクニック
これは、自分に使うだけのものではありません。
友人や、お子さん、部下や同僚が困っているときに、ぜひ投げかけてほしいのです。
「もし、出来るとすれば、どんな行動をする?」
と。
一瞬にして人を変える魔法の質問
「もし、○○ならば」
という質問は、魔法の質問といえます。
ご自身の生活や仕事の中で、不可能に見えることにぶつかったときには、
癖のように問いかけてみてください。
「もし、そのことが出来るとしたら、どんな努力ができる?」
きっとあなたの人生を一変させるほどの力を持った質問です。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士