周囲にいる攻撃的な人で困っていませんか?
実は攻撃的な人は強いように見えて打たれ弱い可能性が高いのです。
また、人のことを攻撃してくる人はどのような末路をたどるのかも気になるところです。
攻撃的な人に困っているのなら、対処方法を抑えておくのをオススメします。
こちらの記事では、攻撃的な人が打たれ弱い理由や末路について考察し、攻撃的な人に対する対処方法について掘り下げていきます。
攻撃的な人は打たれ弱い理由
「攻撃的な人」と聞くと、強気なイメージが先行するのでたくましい心を持っていると思われがちです。
ですが、攻撃的な人ほど実は打たれ弱い可能性が高いのです。
メンタルが不安定だと感情的になりやすいという統計もあります。
感情的になるということは
- 怒る
- 泣く
- 喜ぶ
こういった感情が頻繁かつ大げさである事が目立ちます。
逆にメンタルが安定していると、感情を理性でコントロールすることができるのです。
攻撃的な人は怒りという感情をコントロールできていなので、心が弱まっている可能性があります。
打たれ弱いので、ちょっとしたことでも気に障って怒りという感情で発散するのです。
ストレス耐性が弱く、ストレスを溜め込みやすい性質があるので、それを発散するために攻撃的になってしまいます。
ただ、攻撃的な態度をとっていても根本的な解決にはならず、もっと悪い方向に事が運んでしまいかねません。
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他人を攻撃する人の末路
他人のことを攻撃し続けていると、どんどん不幸になっていきます。
人間の脳では、怒っている時には「ノルアドレナリン」という脳内物質が分泌されます。
ノルアドレナリンは、戦うホルモンとも呼ばれており、猛獣と戦う時の名残だとも言われています。
このホルモンは仕事やスポーツの時に分泌されると、良い効果をもたらします。
ですが、ノルアドレナリンが分泌されると、興奮状態になると共に激しい不快感や恐怖を感じるようにもなります。
他人の事を攻撃ばかりしていると、結局自分自身で鞭を打つことにあり不幸になってしまうのです。
また、攻撃的な態度ばかりとっていると、当然ながら人は寄ってきませんよね。
攻撃的であっても生産的な指摘をしているケースは別ですが、感情的になりやすい人の怒りには生産性がない事がほとんどです。
他人のことを攻撃ばかりしていると、孤立してしまいます。
人間は孤立の時間が長いと健康被害を被るということが明らかになっています。
しかも、孤独は喫煙よりも健康に悪いという主張をする人もいるくらいです。
攻撃的な人は、孤立を生み出し自らを傷つける行為をしてしまい、不幸な人生を歩む末路となってしまうのです。
攻撃的な人に対する対処方法3選
攻撃的な人が近くにいるのでしたら、対処方法を抑えて置く必要があります。
対処方法を知っておかないと、攻撃された時に
「あ~、なんて自分はダメなんだ」
と、自分は悪くないのに自己肯定感を下げてしまう恐れがあります。
攻撃的な人の悪影響に飲まれないようにするためにも自分がすべき対処を覚えてくださいね。
堂々とした態度をとる
攻撃的な人に対しては堂々とした態度をとるようにしてください。
萎縮した様子をみせると、攻撃的な人はどんどんつけあがる可能性があります。
なぜかというと、攻撃的な人は自分に自信がないから他人に対して攻撃的になるのです。
他人を落とすことによって、自分の価値をあげようとする意志が働いています。
なので、弱気な態度を見せてしまうと相手を落としたことに成功したと錯覚し、今後の攻撃がエスカレートしてしまいかねません。
こちらも堂々とした態度をとれば、攻撃しても無駄な人という認識を抱いてくれるので、攻撃が和らぐはずです。
相手の心理に意識を向ける
自分の心が揺さぶられないようにするためには、相手の心に意識を向けることです。
「今、この人はどんな気持ちでこの言葉を発しているのだろう」
と相手の心理を探ることによって、動揺を軽減できます。
先述した堂々とした態度をとるためにも有効な手段なのでぜひ実践してみてください。
さらに、相手の心理に意識を向けることによって、攻撃的な人から見れば
「この人は自分のことを見てくれている」
と、信頼してくれる傾向があります。
人間は自分のことを認めてくれる人に対しては味方意識を抱いてくれるので、これ以上攻撃されることはなくなるでしょう。
良いところを褒めてあげる
自分のことを攻撃してくれる人に対しては難しいかもしれませんが、
褒めてあげる
という事も非常に有効です。
攻撃的な人は相手のことを下に見ている傾向があります。
上の人にたいして攻撃なんてできませんからね。
ということは、自分のことを上に見てもらう必要があるのです。
同じように攻撃に対して攻撃で返すのはナンセンスですし、油に火を注ぐような真似なのでやめてくださいね。
そこで、有効な方法が褒めてあげることです。
褒めるという行為は当人が意識していなくても、上の者が下の者に対して行う行為です。
褒めることによって、人間の潜在意識で
「あ、この人は自分よりも上の人なんだ」
と思わせることができます。
しかも、褒めることによって、知見が深く、視野が広いイメージを与えることができるので、
「自分にとって有益な人」
という認識を植え付けられることができます。
有益な人に対しては攻撃することはリスクでしかありませんから、そのような認識をもった瞬間から攻撃される可能性は低くなります。
攻撃してくる人に困っているなら
あなたの周りに攻撃してくる人がいて困っているのなら、振り回されない努力が必要です。
言ってしまえば、他人は他人、自分は自分です。
攻撃してくる人の問題はその人の問題であり、自分の問題ではありません。
自分と他人をしっかりと引き離して考えられている状態なのであれば、他人の意見で落ち込むことはなくなるのです。
ある意味、攻撃してくる人の意見によって落ち込んだり苛ついたりしている状況は
「自立していない」
状況とも捉えられます。
厳しいように聞こえますが、これが真実です。
どんな人にも精神的な自立は必要です。
自立は幸せに生きるためには絶対不可欠要素。
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