この記事でわかること
- 攻撃的な人は一見強そうに見えるが、実は打たれ弱い心理がある。
- 攻撃的な人は最終的には人が寄ってこず、孤立する恐れがある。つまり自分で自分を苦しめている。
- 対処方法は相手の意識に目を向け、堂々とした態度をとり、あえて褒めてあげること。
こんにちは、うっちゃんです。
ぼくは満トレからビジネス心理学を教わり、ブログ記事にまとめています。
周囲にいる攻撃的な人で困っていませんか?
いつも攻撃的な口調で指摘され、嫌な気持ちになっている方も多いでしょう。
攻撃的な人の末路は本当に地獄なのか気になるところです。
また攻撃的な人への対処方法も知っておきたいですよね。
こちらの記事では攻撃的な人の心理や末路について考察し、対処方法についても紹介します。
★Youtubeの解説動画はこちら★
攻撃的な人は強いように見えるが、実は打たれ弱い
「攻撃的な人」と聞くと強気なイメージが先行するのでたくましい心を持っていると思われがちです。
しかし、実は攻撃的な人ほど打たれ弱い可能性が高いのです。
そもそもメンタルが不安定だと感情的になりやすいのです。
感情的にな人は次の感情が頻繁かつ大げさに表れます。
- 怒る
- 泣く
- 喜ぶ
逆にメンタルが安定していると、感情を理性でコントロールできるのです。
攻撃的な人は怒りの感情をコントロールできていなので、心が弱まっているのです。
そして打たれ弱いので、ちょっとしたことでも気に障って怒りの感情で発散するのです。
ストレス耐性が弱く、ストレスを溜め込みやすい性質があるので、それを発散するために攻撃的になってしまいます。
ただ、攻撃的な態度をとっても根本的な解決にはならず、もっと悪い事になりかねません。
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攻撃的な人の末路は自分で自分を傷つけ不幸になる
他人のことを攻撃し続けていると、どんどん不幸になっていきます。
人間の脳では、怒っている時には脳内物質「ノルアドレナリン」が分泌されます。
ノルアドレナリンは戦うホルモンとも呼ばれており、狩猟時代の名残だとも言われています。
このホルモンは仕事やスポーツの時に分泌されると良い効果をもたらします。
しかし、ノルアドレナリンが分泌されると、興奮状態になると共に激しい不快感や恐怖を感じるようにもなります。
他人の事を攻撃ばかりしていると、結局自分自身を傷つけ不幸になってしまうのです。
また、攻撃的な態度ばかりとっていると、当然ながら人は寄ってきませんよね。
攻撃的な人はいずれ孤立してしまいます。
人間は孤立の時間が長いと健康被害を被ることが明らかになっています。
しかも、孤独は喫煙よりも健康に悪いと主張をする人もいるくらいです。
攻撃的な人は自ら孤立を生み出し、不幸な人生を歩む末路となってしまうのです。
攻撃的な人に対する対処方法3選
攻撃的な人が近くにいるのでしたら、対処方法を押さえて置く必要があります。
対処方法を知らないと、攻撃された時に「あ~、なんて自分はダメなんだ」と、自己肯定感を下げてしまう恐れがあります。
攻撃的な人の悪影響に飲まれないためにも対処方法を3つお伝えします。
- 相手の心理に意識を向ける
- 堂々とした態度をとる
- 良いところを褒めてあげる
それぞれ見ていきましょう。
相手の心理に意識を向ける
攻撃的な人に自分の心を揺さぶられないためには、相手の心に意識を向けることです。
「今、この人はどんな気持ちでこの言葉を発しているのだろう」
相手の心理を探ることによって、動揺を軽減できます。
さらに攻撃的な人から見れば「この人は自分のことを見てくれている」と信頼してくれる傾向があります。
人間は自分のことを認めてくれる人に対しては味方意識を抱いてくれるので、これ以上攻撃されることはなくなるでしょう。
攻撃的な人は相手のことを下に見ている傾向があります。
上の人にたいして攻撃なんてできませんからね。
つまり、攻撃的な人は自分のことを上に見てもらいたいのです。
同じように攻撃に対して攻撃で返すのはナンセンスですし、油に火を注ぐような真似なのでやめてくださいね。
堂々とした態度をとる
攻撃的な人に対しては堂々とした態度をとるようにしてください。
萎縮した様子をみせると、攻撃的な人はさらに攻撃的になる可能性があります。
なぜかというと、攻撃的な人は自分に自信がないから他人に対して攻撃的になるからです。
他人を落とすことによって、自分の価値を上げようとする心理が働いています。
弱気な態度を見せてしまうと「相手を落とせた」と成功体験の味をしめて、今後の攻撃がエスカレートする恐れがあります。
こちらがあえて堂々とした態度をとれば「攻撃しても無駄な人」という認識を抱いてくれるので、攻撃が和らぐはずです。
良いところを褒めてあげる
自分のことを攻撃する人に対しては難しいかもしれませんが、褒めてあげる事も非常に有効です。
先述した堂々とした態度をとるためにも有効な手段なのでぜひ実践してみてください。
褒めるという行為は当人が意識していなくても、上の者が下の者に対して行う行為です。
褒めることによって、人間の潜在意識で「あ、この人は自分よりも上の人なんだ」と思わせることができます。
しかも、褒めることによって、知見が深く、視野が広いイメージを与えることができます。
「自分にとって有益な人」という認識を植え付けられるのです。
有益な人に対しては攻撃することはリスクでしかありませんから、そのような認識をもった瞬間から攻撃される可能性は低くなります。
職場にいる攻撃的な人の対処方法に困っているなら
あなたの周りに攻撃してくる人がいて困っているのなら、振り回されない努力が必要です。
言ってしまえば、他人は他人、自分は自分です。
攻撃してくる人の問題はその人の問題であり、自分の問題ではありません。
自分と他人をしっかりと引き離して考えられている状態なのであれば、他人の意見で落ち込むことはなくなるのです。
ある意味、他人の意見によって落ち込んだり苛ついたりしている人は「自立していない」とも捉えられます。
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1人ひとりが自立して仕事に取り組めばパフォーマンスは大きく向上していきます。
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※今回は過去の記事を参考にリライトしています。