脳のプログラムを書き換えるということ

ある方が、これまでゴルフのスコアがなかなか伸びなかったという話をされてました。
しかし、あるきっかけで、スコアがめちゃくちゃ伸びたんだそうです。
それはなぜ?と聞くと、
「病気になって、手術をしたからです」
というのです。

なんとも不思議な話です。

詳しく伺うと、脇腹の傷口はもうよくなったものの、
やっぱり体をひねるのはちょっと怖い。
ということで、おなかの傷をかばうと、逆に変な力が抜けるんだそうです。
けっか、力まずふわーーーっと、体を回転させるから飛距離は劇的にアップ。
すると心の余裕ができて、その後のアプローチも悪くないんだそうです。

彼は言います。
「ゴルフをやる人で、身体の力を抜いたほうがいいのは誰でも知ってると思います。
けど、実際にそれができる人は少ないんですよね」
これ、なかなか面白い言葉です。
力を入れるのではなく、抜いたほうがいい。
そんな簡単なはずのことができないから、ゴルフがうまくならない。

それを、彼は手術というきっかけがあってできるようになったわけです。

 

じゃあ、なぜ体の力は抜けないのでしょう。
これ、力を入れると飛距離が伸びるという過去の経験が脳内にインプットされているからです。
それは初めて野球をやったときとか、サッカーをやった時かもしれません。
そもそも、何かを動かそうとするとき、力を入れると大きく動くというのを経験した時かもしれません。
なんにせよ、脳というのはズボラな器官で、そういったパターンで行動を作り上げる傾向があるようです。
だから、分かっていてもうまくできない、ということが起こります。

 

そのパターンを変更するには、違った経験を脳にさせることが必要になります。
ごくごく簡単なことで、力を抜いたほうが球が飛ぶ、という経験を繰り返して、
頭の中のプログラムを上書きしていく必要があります。
どうしても、ゴルフ場をラウンドしているときは勝負に頭が厚くなるかもしれませんから、
練習場などでは繰り返し繰り返し、力を入れないスイングを練習する。
過去作り上げたプログラム以上に、力を入れないスイングを体におぼえこませる。

すると無意識に、力の抜けたスイングができるようになるかもしれません。

 

これ、仕事でも同じです。
同じ過ちを繰り返している人は、次も同じ過ちを繰り返すんです。
だからその習慣を断ち切らなくてはなりません。
その行動パターンを作ってきた、頭の中のプログラムを書き換えなければならないのです。

NLPという心理学は日本語で「神経言語プログラミング」と言います。
これ、どういうことかというと、自分の頭の中のプログラムを書き換えるスキルとも言えます。
その本質は、実際のセミナーで触れていただきたいと思います。

ぜひ、一度試してみませんか?

個人向けセミナー

 

関連記事

話を切り上げることで得られるメリット5選!雑談で使える話の切り上げ方についても

話を切り上げることで得られるメリット5選!雑談で使える話の切り上げ方についても

アソシエイト・デソシエイトで交渉や話し合いをスムーズに進める

アソシエイト・デソシエイトで交渉や話し合いをスムーズに進める

人には様々なタイプがいる見分け方

人には様々なタイプがいる見分け方

目標設定で知っておきたいコツ

目標設定で知っておきたいコツ

NLPと心理学の違いとは?どんな人がNLPに向いているのかについても

NLPと心理学の違いとは?どんな人がNLPに向いているのかについても

人は集団になると力をだせない!? NLPトレーナーが考えるチームのモチベーション

人は集団になると力をだせない!? NLPトレーナーが考えるチームのモチベーション

売り手として対立するか、共感者として味方になれるか。

売り手として対立するか、共感者として味方になれるか。

脳が喜ぶと成功が近付く

脳が喜ぶと成功が近付く

目標達成率を上げるif-then(イフゼン)プランニングとは?心理的要因とルールを守る対策

目標達成率を上げるif-then(イフゼン)プランニングとは?心理的要因とルールを守る対策

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Google口コミ

Google口コミ