自分の感情の選択 ~NLP的考え方

唐突ですが、もし、100万円のセミナーに参加したとします。
この100万円のセミナーが、思ったほどよくないような気がする。
そんな風に考えたとしましょう。
あなたはどうしますか?

多くの人は、100万円もするセミナーで、しかもたくさんの人がやってきている。
すると、きっといいものであるはずだ、と思い込もうとします。
その結果、100万円で知りえたことを無駄にしないように頑張ります。

そうすると、仮につまらないセミナーでも、それなりに価値が出てくるわけです。

 

ブランド物でもそうですよね。
高い服や時計、車やお家。
どんなものであれ、値段が高ければ、それなりの価値があるはずだと考えようとします。
実際は大したものでなかったとしても・・・。

 

この”値段のマジック”は、面白いものです。
たとえば、同じものを少しパッケージを変えて、100円のもの、10,000円のものとして売り出すとすると、普通は100円のものの評価が高そうに感じるかもしれません。
100円なのに以外と良い、なんていう評価ですね。
けど、意外なことに、10,000円でうると、それはそれで
さすが10,000円なんて言う話になることもよくあります。

 

ワインなんかは最たるものでしょう。
1,000円のワインを、由緒正しき高級ワインとして出されたら、
芳醇な香りだ、なんていう人がけっこういるでしょう。
そういえば、そんなテレビ番組もありましたね。

 

こういった思い込みのパワーはなかなかに強力です。
たとえば、雨の日はうっとおしい。
そんな風に思う人がいるとしましょう。
雨で体調がすぐれないとか、外出の予定があるとか、そういう人が言うならわかります。
体調にも影響が出ず、外出もしない人が言うなら、ちょっと変な感じですね。

 

さて、これをみてみて感じるのは、人は自分の受ける感情を自分で決めているのです。
1000円のワインも、高級ワインも、おいしいと思って飲めばおいしいし、まずいの思って飲めばまずい。

100万円のセミナーも、5000円のセミナーも、いいと思えばいいし、悪いと思えば悪い。

 

つまり、出来事は一つ(中身は1000円のワイン)であっても、私たちはいかようにも感じる事ができるわけです。

それは、おいしいものである、という前提で飲めば、おいしいと思える部分を探すからです。
100万円のセミナーが内容が悪いわけがない、とおもえばつまらなかったとしてもその中身の中から、自分にとって必要なものを必死で探し出します。

自分の感情に責任を持つべき。
NLPではそんな考え方を推奨しています。
事実は事実ですが、感情はあなたが選んでいる心の状態です。
その選択をほんの少し変えるだけで、今まで灰色に見えた人生が輝き始めるということは決して珍しい事ではありません。

NLP的感情のとらえ方。
学んでみませんか?

 

 

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