いやぁ、社員の自主性が低くて困るんですよね。
どうも会社のまとまりがなくて。
社員間のコミュニケーションが上手くいかないんですよ。
どうやれば社員はやる気を出してくれるのだろう。
社長やマネージャーといったリーダー格の人たちの悩みは尽きません。
そこでたまに、少し突っ込んで聞いてみることがあります。
「それを解消するために、どんなことをされてますか?」
こういう事を試してみた。(けど今一つなんですよねー)
ああいう風にしてみた。(けどなんか違う気がするんですよねー)
まあ、色々試してはみたけど、結局はあまり効果がなかった。
つまり、手詰まりなわけです。
だとすると、採用に問題があったのだろうか。
いやいや給与体系の問題だろうか。
どんどんその問題は広がっていきます。
しかし、よく考えてください。
やっていること、同じことをグルグル回っていませんか?
ふと思い出すと、10年前にこういう問題があってこうしたんだよな。
けどそれが上手くいかない。
で、結局10年以上前の状態に戻す。
これ、永遠に問題は解決しません。
自分が知っている知識や情報、スキルや仕組みで上手くいかないとき、
本当はその外にある情報が必要になることが多い。
しかし、残念ながらその情報を取りに行く人は意外と少ないものです。
1か月に、何冊の本を読むでしょうか?
1年に、どれだけの有料セミナーに参加するでしょうか?
また、どれぐらいの新たな人と出会っているでしょうか?
どちらかというと、私たちは新しい情報を録りに行かないことが多い。
いやいや色々と情報とってるよ、というひともその情報の源は一つだったという話も多いですね。
同じ次元で発信される情報では、バリエーションとして限定的であることが多い。
だから、そこから一歩出た情報が必要になることがあります。
たとえば、相続の問題があったとしましょう。
遺産分割や法的なもんだいは、税理士や弁護士の情報が役立ちます。
しかし、実際は法的な解決の前に、人と人との話し合いというかコミュニケーションが必要です。
逆に言うと、それがきちんとできれば、弁護士にお願いする仕事はかなり限定的になります。
なのに、そのコミュニケーションをおざなりにしておいて、法的に解決しようとしてしまう。これって順番が逆ではないでしょうか?
組織においても同じことが言えます。
ルールや規則で縛る前に、人と人との関係性が重要なはずなのです。
それを度外視していきなり、就業規則で縛るとか、報酬制度で釣るとかやろうとするわけです。
この人と人との関係性は、普通の士業の人の情報ではなかなか得ることができないのです。
そういった今までと少し違った情報源。
それを持つことで、圧倒的な変化であったり、気付きを手にすることはよくある話です。
今まで慣れ親しんだジャンルとは外れた知識、求めてみませんか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士