もう20~30年くらい前からか、日本でもいろんな「成功法則」が紹介されるようになりました。
眠りながら成功できたり、トイレ掃除したら成功できたり、いろんなパターンがありますね。
それを否定する気は全くないのですが、気を付けたほうがいいのは多くの成功法則は、
「後付け」のものが多い、という事。
実際に見ていて思うのは、成功する人というのはいろんなことを試してます。
あれもやり、これもやり、そういう人が振り返って本を書こうとすると、「あれもいいし、これもいい」という訳にはいかない。
結局、一番聞いたであろう一つのノウハウを書籍にしている可能性が多いと思われます。
ただ、すべての成功者に共通するのは、恐らく、
- 色々試した
- 試したことを一定期間続けた
という部分ではないでしょうか。
世の中の成功法則は、恐らくすべて正しいのです。
人によって合う、合わないはあるかもしれませんが、やり続けるとそれなりに結果が出る可能性は高いでしょう。
ただ、一つ、注意があります。
それは、同じ本を見ても、同じノウハウを見ても、人によって見えてるものが違う、という事です。
例えば、成功の目標を決める時、
- 年収を3倍にするぞ!
というのと、
- 世界の貧困をなくすぞ!
というのでは根っこから違います。
前者は自分を満たそうというもので、後者は世の中の役に立とうというモチベーション。
この二つのうち、多くの応援者が付くのはどちらかは明らかですよね。
じゃあ、俺も世界の貧困をなくすために、年収を30倍にするぞ
というのもちょっと短絡的かもしれません。
それ、本心からコミットできますか?ってところですよね。
じゃあどうすればいいのか。
本質的な話をすると、年収が3倍になったら、一般的にはそれでも足りないと感じるはずです。
何を隠そう、年収が200万円の人も、1000万円の人も、みな一様に
「あと30%年収が増えれば楽になるのに」
と考えているそうです。
だからどこまで言っても終わりがないわけです。
もちろん、200万円の人は1000万円、1000万円の人は3000万円の世界を見ておいたほうがいい事には越したことはありません。
そういった方向での努力は通過地点として必要でしょう。
そのために何をすべきかといえば、手数を増やすという事です。
人による能力の違いは、実は成功とはあまり大きな関連性がない、という研究結果もあるそうです。
となれば、どれだけ多くの行動をするかが、成功するか否かの分かれ目です。
だからとにかく行動する。
ほとんどの成功法則は、行動したうえで必要なことが説かれていると考えるのが現実的でしょう。
さて、その結果、何もかもが手に入ったとき、人はほぼ共通して人のために何かをなしたいと考えるようです。
「いやぁ、私はそんな風には思えない。」と感じる人もいるでしょう。
しかし、NLPを学ぶ過程で、自分の本当の生きがいを知る方も多数いらっしゃいます。
まずは、一歩踏み出してみませんか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士