この仕事、やらなきゃいけないんだけど、なかなか手が付けられないんだよなぁ。
寒いから、ベットから起きるの、嫌だなぁ。
朝のランニングを始めようと思ったけど、寒そうな景色を見ると萎えるよなぁ。
だれしも、こんな経験ありませんか!?
私なんか毎日です(笑)
どうもやる気が起きない、ってことは結構あるものです。
そんな時、心理学的処方箋はいたってシンプルです。
とにかく、やり始めなさい。
という事。
身もふたもないじゃないかー、と怒り出しちゃう人もいそうですね。
一応言っておくと、やり始めるだけでいいんです。
完成させなくても。
こういう気軽さが大事です。
人って結構まじめにできてるようで、やり始めたらやりきらなきゃいけない、と思い込んでます。そうすると、すごい負担ですよね。
けど、難しい仕事をやりきるのは大変だけど、やり始めることは難しい事じゃない。
難しい本を読み切るのは大変だけど、読み始めることは難しい事じゃない。
書類や、本を開けばいいだけですよね。
それで、やり始め、読み始めたことになります。
ここにはいろんな心理作用がありますが、人は変化を嫌う生き物だといわれています。
だから、今までの状態を維持したい本能のようなものがあるんですね。
ベットに入っているときは、ベットにい続けようとします。
そこえお、エイヤ!と布団を蹴り飛ばして起きるには、それなりパワーが必要です。
けど、そうし始めると、ついついその行動、続けてしまうものです。
外に出るのが嫌だなぁ、と思っていても、ランニングを始めてしまえば、やっちゃうわけです。しかも、思ったより気分は爽快なわけです。
多くの人は、やり始める前に「やる気を高めよう。やるのはそのあと。」なんて考えるから、新しいチャレンジが難しいんですね。やる気があろうがなかろうが、とにかくやり始めてみる。
すると、気が付けば夢中になってることも結構あるはずです。
いかがですか?
騙されたと思って、目の前にあるかたずけなければならないこと、
エイヤ!で始めてみてください。
完成させるつもりじゃなくて全然いいんです。
やり始めた自分、すげぇや!って称賛してください。
思った以上に、楽しめると思いますよ。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士