自己分析には様々なメリットがあります。
自己分析と聞くと、就活の時や進路を決める時など、学生がやるものだと思っている人が多いように思います。
ですが、自己分析は大人にこそ必要なのです。
こちらの記事では、大人から始める自己分析の方法について紹介していきます。
自己分析で得られるメリット5選
まず、自己分析で得られるメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
考えられるメリットは以下の5つ。
- 自己紹介や自己PRがしやすくなる
- 自分のやるべきことが明確になる
- 自分の強みが分かり、他人の価値観を受け入れやすくなる
- 負の感情が湧きにくくなる
- 分析力が磨かれる
人生において良いことだらけですよね。
一つずつ紹介していきます。
自己紹介や自己PRがしやすくなる
あらゆる場面で自己紹介や自分をアピールする機会があります。
例えば、
- 入社した時
- 合コン
- 新しいビジネスを始める時
など、いろんな場面で自己紹介をしなければなりません。
自己紹介をする時は決まって、初めて顔を合わせる時です。
つまり、第一印象を決めるのに自己紹介が一番重要になってくるのです。
人間は初めの印象でその人に対する評価が決まってしまうほど、第一印象が重要。
自己紹介をばっちり決めれば今後の人付き合いも上手くいくことでしょう。
自己紹介を上手くやるには、自分のことをしっかり分かっていなければなりません。
そのために必要なのが自己分析。
自己分析で自分の強みや弱み、魅力を予め知っておくと自己紹介はしやすいです。
自分のやるべきことが明確になる
自己分析をすると、自分のやるべきことが明確になります。
- 今の自分に足りないものはなにか。
- 心を満足させるために必要なものはなにか。
- 自分が心から楽しめることは何か。
こういったことを改めて振り返ることによって、自分にとっての幸せを見つけることができます。
自分の強みが分かり、他人の価値観を受け入れやすくなる
自己分析をすると、自分の強みについても振り返ると思います。
人は自分の強みが分かるようになると、自己肯定感が上がり自信もみなぎってきます。
このような状態になれば他人を見る目が変わるもの。
今まで、他人のことが妬ましく思っていたことに対して、素直に受け入れられるようになります。
違う価値観と出会った時にも、
「そういう考えもあるのか~」
と心に余裕もできるようになります。
自己分析がきっかけで自分のことが分かるようになれば、自然と他人のことも理解してあげられるようになるのです。
負の感情が湧きにくくなる
自己分析をすることで負の感情が湧きにくくなります。
負の感情と聞くと、
- 怒り
- 嫉妬
- 不安
- 後悔
こういったものがあります。
自分の思考の癖を知っておくことによって、負の感情が湧き出る前に処理しやすくなるのです。
また、たとえ負の感情が湧いたとしても、その根本の原因を突き止めることがたやすくなります。
分析力が磨かれる
一度、自己分析を本気でやることによって、分析力が磨かれていきます。
言い換えるなら、論理的思考が養われていくのです。
ビジネスや人間関係など、あらゆるコミュニケーションにおいて論理的思考は必須。
円滑な交友関係を築くには論理的なコミュニケーションをとる必要があります。
本気で自己分析をした経験があると、応用が利いて、あらゆる場面で論理的思考を発揮することができるのです。
自己分析のやり方
自己分析のやり方を段階を追って紹介していきます。
大まかな流れは下記の通り。
- テーマを決める
- テーマに沿った具体的な項目を挙げる
- 「なぜ?」を繰り返していく
この3ステップです。
一つずつ、解説していきます。
テーマを決める
まずはじめにテーマを決めます。
分析したいことをテーマにしていきましょう。
例えば
- 自分が本当にやりたいこと
- 自分の強みってなに?
- 楽しいと思う瞬間
- 今まで頑張ってきたこと
とかですね。
ここでは、「今まで頑張ってきたこと」を取り上げていきたいと思います。
テーマに沿った具体的な項目を挙げる
「今まで頑張ってきたこと」をテーマに挙げたら次に過去の経験を遡って、自分が頑張ってきたことを挙げます。
部活でも勉強でも就活でもなんでもいいです。
特に自分が頑張ってきたといえるものを挙げていきましょう。
ここでは、
「受験勉強を毎日10時間してきた」
といった経験を挙げるとします。
「なぜ?」を繰り返していく
ここからが本番です。
「なぜ?」を繰り返していく作業がはじまります。
受験勉強をなぜそんなにも頑張れたのか?
と突き詰めて考えます。
なぜを繰り返していくと、自分がどんな時に頑張れたのか本質が見えてくると思います。
下記のように自問自答していきましょう。
なぜ、10時間も勉強を頑張れたのか?
→受かりたい大学があったから。
では、なぜその大学に入りたかったのか?
→心理学を勉強したかったから
心理学を勉強したいと思ったのはなぜ?
→友人関係で悩んだことがあるので、同じ悩みを持った人の助けになりたいから
こういう風に自問自答を繰り返していくと、自分のやるべきこと、つまり自分に与えられた使命を見つけやすくなります。
人生の目的を見つけるための方法
「なぜ」を繰り返していくと、本質的なところに行き過ぎて
【なぜ生きているのか】
にたどり着くケースも珍しくありません。
これは、自分の頭で考えているだけでは答えは出て来ませんよね。
生まれてきたものは仕方ないので一生懸命生きるしかありません。
ですが、自分なりにでも人生の目的を探す努力をすることは大切だと思っています。
それが、生きる上での軸になってくるので、一度思いっきり探す機会を持ってもいいでしょう。
人生の目的を見つけるための方法としてはいくつかあるのですが、いくつか紹介すると以下のようなものがあります。
- 海外の多様な価値観に触れる
- 著名人の自伝を読む
- 宗教を学んでみる
アクションを起こして、自分の人生の目的を探してみましょう。
見つかるとスッキリした状態で人生を送れますので。
心理学を使って自分自身を見つめ直しましょう
ガッツリと自分自身を見つめ直す機会は人生の中で一度は持っておくべきです。
ただ、やみくもに自分を振り返っても、スッキリした答えにたどりつかない場合があります。
そこで利用してもらいたいのが心理学。
心理学は自分自身を知るためのツールとして、とても便利です。
心理学という武器を存分に使い倒して、自己分析に役立てていくことをオススメします。
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