突如襲ってくる無気力感を味わったことはありますか?
どんな人でも一度は経験していると思います。
無気力状態はどんな時に起こるものなのか分かっていれば、事前に対策ができます。
こちらでは、無気力状態を引き起こすトリガーややる気の出し方について掘り下げていきます。
無気力とはどんな状態?
無気力状態と脳内ホルモンは密接な関係があるとする意見もあります。
アドレナリンやドーパミン、セトロニンといった神経伝達物質が脳で分泌されることによって、私達は健康に過ごすことができています。
この神経伝達物質の分泌が乱れると、人は無気力を引き起こすのではないかと言われているのです。
どんな時に乱れるかと言いますと、
- 過度なストレスや徒労
- 自分にとって好ましくない環境
このような状態が続くと、神経伝達物質のバランスが乱れ、様々な精神・身体症状を引き起こすリスクがあります。
上記のような環境が要因となることもありますが、自分自身の思考の癖によって神経伝達物質の乱れを引き起こし、無気力状態を作ってしまう事もあるのです。
例えば、
- 自責の念を感じやすい
- 被害者意識が強すぎる
- 自己重要感や自己効力感が極度に低い
- 人生の方向性が見つからない
etc…
こういった事例もあります。
無気力な状態を作り出してしまう原因は様々考えられますが、共通して言えるのは
どれもネガティブ要素
だという事です。
幸せに生きるためにも人生の中からネガティブ要素はなるべく無くしていきたいものですね。
裏返せば、無気力状態から抜け出す方法を使っていくと、トリガーとなる行動や思考も軽減できるので、やる気を出す方法を紹介していきたいと思います。
脳科学におけるやる気を出す方法
実は、脳科学では「やる気」というものは存在していない事が明らかになっています。
やる気という存在はやる気のない人間によって作り出された虚構に過ぎないのです。
「やる気が出ないから行動できない…」
というケースは良く見られますが、これは心理的にありもしない障壁を自分で勝手に作ってしまっているだけとのこと。
では、どうやってやる気を出せばいいのでしょうか?
脳科学的では
行動を起こす事でやる気が出てくる
と結論付けています。
人間の感情は行動によって作られていくものなので、じっとしていては感情も動きません。
まずは行動に移してみて、だんだんやる気がみなぎってくるのを感じ取ってみてください。
どうしても着手できないのであれば、ガッツポーズといったポジティブなイメージのある仕草をとると良いとも言われています。
ガッツポーズぐらいなら、どんなにやる気がなくてもできると思うので、やる気が出ないな~と思った時には藁にもすがる思いで試してみてくださいね。
また、やる気がない状態というのは、意識が分散している状態とも言えます。
つまり、強制的に意識を集中させる行動をとればいいのです。
そこで有効な方法が、頭頂部に意識を集中する方法です。
頭の上にみかんを乗せているとイメージを膨らませて、頭頂部に意識を向けるのです。
30秒ぐらい目を閉じて、頭頂部に意識を向けていると、集中モードを作り出すことができます。
別に頭の上に載せるのはみかんでなくても大丈夫です。
卵でもテニスボールでもりんごでもなんでもいいです。
要は集中しないと、頭から落ちそうな不安定なものを乗せているイメージを作ればいいのです。
集中モードを作り出したら、あとは目の前の作業に没頭するだけです。
簡単なので、仕事に着手する前にはぜひ実践してみてください。
モチベーション管理でパフォーマンスを発揮しよう
「やる気がないからできない」
というのは小学生までです。
小学生でも意識の高い子供だったらやる気をコントロールして勉強やスポーツに取り組みます。
大人になったら、やるべき事には嫌でも手を付けていかなければなりません。
ですが、嫌々やるとストレスになるので、どうせなら没頭してやる気を出して取り組みたいですよね。
モチベーションを管理することは、仕事に没頭するために必要な作業です。
社会人として必要なスキルだとも言えますね。
それと、やる気のない状態で仕事をするのと、やる気がある状態で仕事をするのとでは成果物に大きな差が出るのは一目瞭然です。
やる気を出す方法は世の中に多く出回っていますが、自分にピッタリと合うやる気の出し方を見つけていきましょう。
どうしても自分の力だけではやる気を上手くコントロールできないという事も出てくると思います。
人間は私達が思っている以上に心が弱い生き物なので、一人で頑張ろうと思っても難しいものです。
そのような時には、セミナーを受講してみるのをオススメします。
ぽるとでは実践心理学のNLPセミナーを実施しており、あなたのやる気の出し方の手助けとなるレクチャーを受けることができます。
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