ちょっと面白い実験があります。
あるグループの人たちに、
 「白髪」「忘れっぽい」
 といった老人をイメージさせるキーワードを見せ、
 これを使った文章を作ってもらいました。
その後、このグループの人たちに暫く歩いてもらったのですが、
 この作業をしなかったグループの人たちに比べ、
 明らかに歩くスピードが遅かったそうです。
この事が何を示しているのか?
 といえば人は扱った言葉に影響される、
 という事です。
さて、みなさんなら、この法則をどう活用されますか?
たとえば、子育てにおいて、
 「ダメな子ね」「なぜこれができないんだ?」
 何ていう声掛けをしていたとしたら・・・
 これはとても恐ろしい事です。
管理職の方が、社員の方に対して
 「これだけの事がなぜできない?」
 何て言っていると、出来ない人になっていきそうです。
それよりなにより、その言葉を使っている本人こそが、常にその言葉にふさわしい人間になっていきます。
少し前から、「口ぐせで人生が変わる」なんていう事も言われるようになりましたが、どうやらこれは心理学的に見ても正しいようです。
実は、これは言葉だけではありません。
 たとえば、苦しくても無理やり笑顔を作ってみる。
 前かがみの姿勢を正し、胸を張ってみる。
 とぼとぼ歩いているのをスキップに変える。
 これだけの事で、あなたは自分の感情をコントロールすることができます。
これは脳科学的にも証明されており、姿勢や表情を変えることで、
 ホルモンの状態が変わることが確認されています。
さて、NLPでもよく使われる、モデリングという手法があります。
 これは、簡単に言うと、あこがれの人を真似すること。
 その人のように考え、その人のように振る舞い、その人のように行動する。
 これもまた、非常に効果の高い方法と考えられます。
NLPというのは、どちらかと言えば外部とのコミュニケーション技術として有名な側面があります。
 だから営業に役立つとか、組織の中での自分の立ち位置を確保するのに役立つとか、そういうイメージを強く持たれている方も多いようです。
もちろん、それはNLPの一つの側面です。
しかし、NLPにおける真髄の一つは、あなた自身を内面から変えていくという事。
 これはつかみどころのない、怪しい話でも何でもない。
 上の例でご紹介したとおり、科学的に実証された手法です。
だれがやっても、一定の成果が上がるからこそ、NLPは瞬く間に世界に広がりました。
 もし、さまざまな成功法則を試しても、今一つ実感がない方がいらっしゃるとすれば、ぜひいちどその一端に触れてほしいと思います。
スピリチュアルな方法論も否定はしません。
 しかし、それもまた、あなた自身がどうあるか?が重要である、と認識しています。
 つまり、はじめの一歩、変化への一歩を踏み出すのは、誰でもないあなた自身です。
 これまで歩んできた道から分岐した場所が存在するとしたら、それを見てみたいと思いませんか?
その入り口として、NLPの体験会にぜひお越しください。
 世界は、あなたの決断を待っています。

28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士


                        
            
                        
            
                        
            
                        
            
                        
            
                        
            
                        
            
                        
            
                        
            



  
  
