一般的に、女性は他人の変化に敏感だといわれます。
彼氏やご主人の微妙な変化を逃しません。
そこに、
「今日は誰と一緒だったの?」
なんていう質問が唐突に寄せられてギクッとした人がいるかいないかはわかりませんが(^^;
大抵、ウソというのはばれるようです。
たとえばことものついたウソ。
何となくわかりませんか?雰囲気で。
部下のついたウソもやっぱりわかりますよね。
営業日報見てみると、なんとなく気になる事があったりする。
面談してみると、よくわからないけど普段と違う気がする。
問い詰めてみると、やっぱり・・・
という事があったりします。
さて、この「ウソをついた人を見抜く力」というのはどこに備わっているのでしょうか?
確かに、論理的にそれがわかる場合もあります。
たとえば、営業日報の内容がどれもおんなじだとか、言ってることのつじつまが合わないとか。
そういう事は頭で考えると、ピンときますよね。
けど女性に多い、「なんとなく」というのはどこから来るのか。
彼女たちに聞いてみても、具体的な理由は出てこないことがほとんどです。
どこかそわそわしてるとか、目が泳いでるとか、なかなか再現性のない話が多いのです。
しかし、間違いなく、彼女たちは何かのサインを受け取っているのです。
それって、テレパシー?なんていう疑いもありそう(ないない?笑)な話ですが、実はそれは科学で解明されているんです。
確かに人はうそをつくと身体的な変化をきたします。
いわゆるウソ発見器なんて言う機械がウソを見抜けるわけですから、当然のことですね。
ウソ発見器は、いくつかの要素を見ていると聞いています。
人は、体表に常に汗をかいているそうです。
特に手のひらなどは、微量な汗が出ていますが、人がウソをつくとこの発汗量が増えるんだそうです。
それは、見たり触ったりしてもわからないほど微量な変化ですが、機械ならその変化をキャッチできます。
後は心拍数が変わったりもするようですね。
こういった要素を総合的に判断して、ウソ発見器はその人のウソを見破るそうです。
では、敏感な人たちは何を頼りにして、ウソを見破るのでしょうか?
その多くは、その人が無意識に行う体の動きだといいます。
たとえば、目の動き。
目は、脳と直接神経でつながる器官ですから、脳の変化に非常に強く反応するといわれています。
目をある方向に動かしたとき、その人がウソをついている可能性が高いといわれています。
本人は、当然目を動かしている意識をしない、無意識の行動ですから自分では目が動いてることさえ気づいていないでしょう。
また、ウソを見破る側の人間にとっても、そのような微細な動きを意識的にキャッチしているかといえば、そうでないことがほとんどです。
相手の動きをキャッチする側も、無意識なのです。
さて、その目の動きに着目して研究した人がいました。
ウソをついた人の目の動きはこうだ。
過去にあった事を思い出している人の目の動きはこうだ。
そういった法則を見出した人がいます。
勘の鋭い人が無意識にやっていた判断を、誰でもできるレベルにしたのです。
それが、脳の取扱説明書といわれるNLP(神経言語プログラミング)の極意の一つです。
簡単に答えを言うと、
ウソをついている人の視線は(ウソをついている本人から見て)右上を見る傾向があり、
本人から見て左上を見るのは過去を思い出している可能性が高いという事です。
右下を見る場合も、左下を見る場合も、それぞれに意味があるのです。
これはあくまでNLPのごく初歩的な学びです。
より深く追求することで、コミュニケーションの達人を目指しませんか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士