本当の自分はどこに?

あなたの事を説明してください。
こういうと、あなたはどんな風に説明されるでしょう?

 

私は○○株式会社の社員(もしくは役員)です。
私は、××という場所に住んでいます。
私は、△△という名前です。
私は・・・

 

さて、どこまでいっても、これはあなた自身の説明ではありません。
あなたが所属している会社、あなたの住む場所、あなたの名前。
すべてあなたの本質をあらわしているのではなく、あなたが社会の中での相対的な位置だったりを説明しているわけです。

これらの情報で、たくさんの人の中から、あなたを特定することはできるかもしれません。
しかし、あなたの事を正しく説明しているとは言えないでしょう。
あなたがどんな生い立ちで、どんな経験をして、どんな考えを持っているのか。
まさにあなたの皮をかぶった”中の人”の事を言葉で説明することは難しいのです。

 

実は、あなたの”中の人”は、あなた自身もよく知らない可能性もあります。
例えば、あなたの思考はあなたのものでしょうか?
きれいな海でダイビングをする写真を見たとしましょう。
その写真を見て、「あ、自分もやってみたい。」と思うのは、もしかしたらあなた自身かもしれません。

しかし、多くの場合は即座に否定する何かが頭の中に住んでいるわけです。
「仕事があるのに休みなんて取れないだろう」
「こんな年になって、ダイビングを始めるなんて現実的じゃないだろう」
「お金がかかりそうだけど、どこからお金を工面するんだ?」
「どうせすぐ飽きるんじゃないの?」
などなど。
まあ、いろんな声が玉の中にこだまするわけです。

 

こういった思考は、多くは生まれて間もないころから身に着ける習慣だと言われています。
社会に適合するために、常識的な考え方をするようしつけられてきているのです。
皆さんは、小さなころ抱いた夢の一つや二つあるのではないでしょうか。
ミュージシャンやアイドルになりたい。
ケーキ屋さんになりたい。
マンガ家になりたい。
こういった夢は、たいてい、大人たちに否定されます。

「それでは食べていけないから。」
「どうせお前には無理。」
「まっとうな仕事に就け。」

こういった心無い言葉は、大人たちの愛情でもあります。
自分の周囲にいる子供が、お金で困らないよう、心配しているのです。

 

しかし、心配は立場を買えれば呪いと言われています。
この呪いの呪縛に囚われて、何の変哲もない、社会生活に適合していくわけです。

 

時代は、随分と変わりました。
一昔前なら、到底仕事とは思えないユーチューバーが人気職業として名前が上がるようになりました。
自分で作曲した曲をネットで公開する「ボカロP」、
自分の歌を録音してネットで公開する「歌い手さん」、
自分で描いた絵を公開する「絵師さん」。

そんな中からメジャーデビューすることもだんだんと当たり前になってきました。
自分で作った小物を販売する仕組みもあったり、自分で撮った写真を販売する仕組みもあります。

 

今の時代はもはや、大人が言っていた「まっとうな仕事」とは全く別の次元で世の中が動いています。逆に、まっとうな仕事に就いた人が、うつ病を患ったり、身体を壊したり。
もうすでに、世の中は大きく変化しているのです。

 

はじめの話に戻しましょう。
あなたは誰ですか?

今こそ、これまでまとってきた、社会に適合するための殻を破るタイミングではないでしょうか。遅すぎることはありません。
そういったからの中でひっそりと眠る、あなたの本当の姿を見る一助となるのが、NLPのコミュニケーション技術です。

 

あなたも、NLPを学んでみませんか?

 

関連記事

新幹線の殺傷事件の真の加害者は

新幹線の殺傷事件の真の加害者は

情報の意味、解釈の効果。

情報の意味、解釈の効果。

モチベーションと価値観の関係 LABプロファイル

モチベーションと価値観の関係 LABプロファイル

お年玉の相場は中学生と大学生ではどれくらい差がある?赤ちゃんにも渡すべきなのか

お年玉の相場は中学生と大学生ではどれくらい差がある?赤ちゃんにも渡すべきなのか

窓が割れると街が荒れる

窓が割れると街が荒れる

社員のマネジメントの極意とは?

社員のマネジメントの極意とは?

テレアポは新規客と会うための行為ではない3つの理由

テレアポは新規客と会うための行為ではない3つの理由

デメリットを話すことが信頼につながる

デメリットを話すことが信頼につながる

のび太の優しい性格から学ぶ商品を売る営業テクニックとマインド

のび太の優しい性格から学ぶ商品を売る営業テクニックとマインド

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Google口コミ

Google口コミ