できるまでやるか、時間を決めてやるか。

 

 

12月ともなると、何もなくても気ぜわしい(笑)
けど、いろいろあるから忙しい。

 

さて、そんなときの仕事の進め方、どうされてますか?
たとえば、仕上げてしまわなければならない仕事が目の前にあります。
これをやるには相当時間がかかりそうだ。

こんな時、二つの方法が考えられると思います。
一つはとにかくできるまでやろう、と決意する。
そしてもう一つは、時間を区切ってやる、ということ。

私は多くの場合後者をお勧めしています。
例えば、目の前の仕事を仕上げるのに、ざっくりとどれくらい時間がかかるかを見積もります。
1時間ぐらいでできそうかな・・・
とか
3時間はかかるかも・・・
とか
そんな感じです。

 

で、一応、時間を図ります。
1時間でできると見積もったとしましょう。
1時間でアラームを鳴らす。
その時に、仕事の進捗状況を見て、まだ終わらないな、とおもったら、
その時点であとどれくらい時間が必要かを決めます。
あと30分くらいかな・・・
と見積もったとしましょう。

そうすれば、30分後にまた進捗状況を確認し、残り時間を設定します。

 

これは何をやっているのかというと、脳に適度なプレッシャーを与えているのです。
自分で決めた時間があるなら、脳はその時間内に終わらせようと、フル回転を始めます。
これが何の縛りもない状態だと、だら~っとやってしまいますが、時間の区切りをつけると割と効率的に仕事を進められることが多い。

ただ、このプレッシャーも度が過ぎれば単なるストレス。
だから、その時間内にできなければ、延長してもいいよ、という許可を与えることでストレスを一定程度回避できます。

また、こうやって、時間を見積もって仕事をすることで、だんだんと自分の仕事のペースを把握できるようになってきます。
ああ、この程度の仕事なら1時間あればできるな、とか、
これだけの複雑な仕事は、2時間かかるかな、とか。
これを何度も繰り返しているうちに、だんだんと正確な見込みができるようになってきます。

 

年末の大掃除も同じですね。
この部屋の掃除は、30分で済まそう。
窓ふきは、20分でできるかな。
そんな風に時間を見積もってやると、その時間内の作業の濃さは断然濃くなっていきます。

 

会議といった、共同作業でも同様。

 

この「タイムプレッシャー」をかけて仕事をする。
そんなことを続けることで、効率はずいぶんよくなるし、パフォーマンスは上がる。
まあ、これは私の個人的な感覚ではあるのですが、一度お試しください。

 

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