台風一過、被害などはなかったでしょうか?
ビジネスパースンにおいて、会社で必要となる知識以外に勉強している人ってどれだけいるでしょう?
仕事の事だけで精一杯。
朝早くから夜遅くまで、仕事の事で頭がいっぱいで何も手を付けられない。
そんな方が多いのか、会社で学ぶ以外の勉強をする人はごくわずかなようです。
ざっくりいうと、全体の2割以上ではないでしょうか。
学ぶといったって、別に資格を取りなさい、とか、
難しい勉強を机に向かってやりなさい、とか言うつもりはありません。
本を読むというのでもいいし、セミナーや研修に参加するのもいい。
どんな形であれ、業務知識以外の勉強をしている人はさほど多くないものです。
だから、そういった事を勉強すると、明らかに差がつきます。
少なくとも知識の面では。
たとえば、NLPという技術を学んだとしましょう。
そんなものを学ぶ人は、非常に少ないのですが、この技術はビジネスに直結するものが多い。
代表的なものとして、ラポール(信頼関係)構築ための、
バックトラッキング、ミラーリング、ペーシングなどといったテクニックがあります。
たぶん、社内でそれを使う人なんて、そんなに多くない。
だからあなたは社内でヒーローになれるかもしれないし、後輩の育成にこの知識を役立てることもできるかもしれません。
しかし、本を読んだだけでは上手くいくものでもありません。
セミナーで体験しただけでも、効果はピンと来ないかもしれません。
一番大事なのは、セミナー会場を後にして、本を閉じて、実際にやってみる事が重要です。
よくあるのが、セミナーに行きまくっているのに人生が変わらないパターン。
それもそのはずで、セミナーで学んだことをキチンと実践していないからです。
実践し始めると何が起こるのでしょう。
実は、疑問がたくさん起こるんです。
ちゃんと学んだつもりだけど、実践レベルでは細かな問題が出てくるものです。
この細かな問題は、実践しなければ永遠に知ることのなかった問題です。
そうやって、一つ一つ対処していく事は、経験値として蓄えられます。
その経験値は、応用力のベースになります。
その結果、あるタイミングから加速度的に成長することはよくあります。
つまり
実践→問題→工夫→実践
このサイクルが、人としての能力を高めてくれるのではないかと思います。
近年のマネジメントにおいては、上手に失敗して、早く成功に到達する、という考え方が広まりつつあります。ホリエモンの「多動力」ではありませんが、行動による学びは他を凌駕します。
色んな所で、「行動」が重視されますが、動かなければ変わらない、という側面だけではないのです。動くことでわかることがあるのです。
小さな一歩、始めてみませんか?
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士