いろんな会合やチームで、リーダーシップをとりたいとき、
どうすればいいと思いますか?
非常に簡単です。
「一番初めに意見を言う人」
になればいいのです。
日本人の特徴といえるのですが、なにかと空気を読む傾向があります。
特にプロジェクトのスタートなどにおいては、
みんながみんな周囲をチラ見しながら、自分の意見を整理する。
ただ、それって、本当の意味のあなたの意見ではないでしょう。
空気を読んだうえでのあなたの意見。
つまり、調整済みのものです。
さて、会合の場でいの一番に意見を言うと何が起こるか。
はじめに提起された意見が、その場での「標準」になります。
議論の深さや、複雑さなど。
いろんな配慮すべき項目があるとは思いますが、
それらがあなたの意見が基準になるのです。
もちろん、その後、議論の内容はいろいろと変化していくでしょう。
しかし、一番初めに口を開いた人の印象はその場の人たちに強く残っているはずです。
とはいえ、はじめに意見を言うのはなかなか緊張するものですね。
けどね、これ、慣れちゃうと結構気持ちいですよ。
なんだかんだ言って注目されます。
しかも、誰でもいいそうな内容であれば、早いうちに言ってしまったほうがいい。
同意見を持っているのはただの賛同者。
意見を言ったあなたが、発案者です。
この決定的な違いを利用しない手はありません。
多くの人が、リーダーシップの在り方に頭を悩ませます。
だとすれば、こんな単純なことでずいぶんと状況が変わるのであれば、
あなたがやるかやらないかのどちらですか?ってことですよね。
もしやらないとしたら、あなたの心に
「リーダーであることに対する何かしらの拒否感」
があるのかもしれません。
だとしたら、問題はそこでしょうね。
その背景にはどんなものがあったのでしょうか。
そこをクリアにしないと、なかなかリーダーとしてふるまうのは難しいのかもしれません。
まずは試してみてください。
会合では、一番初めに発言する。
たったこれだけで、周囲のあなたを見る目が変わります。
28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士