自己啓発セミナーに参加したことはあるでしょうか?
参加して実際に生活や人生に変化をもたらしているのであれば良いのですが、実際のところ自己啓発セミナーに参加しただけで終わっている人も少なくありません。
高いお金と貴重な時間を投資するのですから、どうせなら実のある結果をもたらしたいですよね。
こちらの記事では、自己啓発セミナーにハマる人の特徴を抑えながら、自己啓発セミナーを有効に使う方法について解説していきます。
自己啓発セミナーにハマる人の特徴5選
自己啓発セミナーにハマる人と題していますが、ここでは
『自己啓発セミナーに行く度にわたり参加するものの何も変化がない人』
と定義づけています。
もちろん、自己啓発セミナーに参加することは悪いことではありません。
自己啓発セミナーに参加しても自分自身に変化が起こらなければ参加する意味がないので、自己啓発セミナーにハマる人の特徴を抑えて当てはまる部分があれば改善に努めていきましょう。
小さな投資で大きなリターンを期待する
自己啓発セミナーにハマる人の根底には、
「楽して稼ぎたい」
「地道な努力はしたくない」
といったマインドがあります。
泥臭い努力が嫌いなので、お金を払う事で簡単にリターンを得られると思っています。
お金を払って大きなリターンをもらえるのは、現在の世界経済状況では、資産3000万円を持っている人だけに限定されます。
数万円~数十万円を投資しただけでは、勝手に増えてはくれないのです。
楽して稼げるのは、一部の富裕層にしか不可能なのです。
大きなリターンを得るためには、地道な努力とそれなりの労力が必要だという事に気付いてほしいですね。
閉鎖的な価値観を持っている
閉鎖的な価値観を持っていると、自己啓発セミナーで言っている事を全て鵜呑みにしてしまいやすいです。
物事には裏表があるので、全てがすべて正しいということはありません。
しかし、閉鎖的な価値観を持っていると、自己啓発セミナーで受け取った情報を全て正しいと思い、相反する考えや意見があったら排除する傾向があります。
当然、このような価値観を持っていては、交友関係も乏しくなってしまいます。
自己啓発セミナーにハマっている人は、友達が少なく孤立している人が多いのです。
見栄っ張り
自己啓発セミナーに参加しているなんとなく意識高い系の仲間入りをしたような感覚になります。
「セミナーに高いお金を払った自分は他の人よりも優れている」
と錯覚してしまうのです。
ですが、参加したことは一歩目を踏み出しただけで結果にはつながりません。
セミナーで学んだ事を実際に使ってみて効果を出してこそ、初めて意識高い系の仲間入りができます。
見栄っ張りな人だと、惨めな思いをするのをひどく嫌うので、地味な努力ができません。
まずはそのマインドを変えていく必要があります。
どんなことでも惨めなところから始まるので、不要なプライドは捨てきりましょう。
他者依存性が強い
他人が自分を救ってくれると思って自己啓発セミナーに参加する人は多いです。
他者に依存している状態です。
ですが、自分の人生は自分の意思決定によってつくられていくものです。
他人にばかり頼っていると、搾取される結果を招いてしまいます。
他人を頼ることは大切なことですが、あくまで最終決定は自分でやる意識を念頭に置いておきましょう。
全ては自己責任
このマインドを持っていると言い訳も減りますし、人間的な魅力も磨かれていきますよ。
思い込みが激しい
自己啓発セミナーにハマる人の最大の特徴ともいえるのが、思い込みが激しいということです。
自己啓発セミナーに参加しただけで何かが変わった気になっているのです。
これは思い込みによるものです。
セミナーに参加して自己啓発され、やる気スイッチが入ることは良いことですが、ここで終わる人が大半です。
そうではなくて、せっかくやる気スイッチが入ったのですから、普段の仕事や生活に活かす具体的な施策を考えるところまでやるべきですね。
また、思い込みが激しいので、自分は特別な存在だと勘違いしているケースもあります。
新しい事をやったら、別人格になれるんじゃないかと期待しているところがあります。
ですが、本気で特別な存在になろうとしたら地道な努力を膨大にやっていかなければなりません。
そのためには、へたれた根性を叩き直して、どんな壁にも乗り越えていく、根気強さと冷静な判断が必要になってきます。
思い込みは心理学的用語で「バイアス」とも言われています。
バイアスを完全に外す事は不可能ですが、なるべくバイアスを外した考え方ができるように心がけていきましょう。
思い込みがあなたの人生を邪魔してます
アズ・イフフレームは思い込みを取り去るとっておきの方法!
自己啓発セミナーを有効に使う方法
自己啓発セミナーにハマる人について話していくと、自己啓発セミナーの印象が悪くなってきそうなので、そうではないということを話しておきます。
自己啓発セミナーに参加すること自体は悪くありません。
参加して勉強した気になっていることがいけないのです。
それでは、自己啓発セミナーに参加する時にはどのような点で気を付けていけばいいのであようか。
それは
「なぜ、自分は自己啓発セミナーに参加するのか」
これを明確にしていく必要があります。
つまり、自分は何に悩んでいて、こういった問題を解決したいという事を具体的にしなければなりません。
問題を明らかにしてからセミナーに参加しないと、何も得られることのないまま終わってしまう恐れがあります。
セミナーに参加する前に必ず、問題点を抽出してゴールを決めましょう。
問題点が明確になっていないのに、自己啓発セミナーに参加しているのでしたら、ハマっているだけかもしれませんので注意してください。
そして、自己啓発セミナーに参加したら、どういった行動をしていくのか具体的なアクションプランまで考えてから会場を出るようにしたらいいですね。
具体例を挙げるなら
「社会を変える起業家セミナー」
というセミナーが開催されるとします。
このセミナーに参加しようと思う人は何かしらの会社を起こそうと考えているはずです。
でも、何から手を付けていけばいいか分からないという人が大半だと思います。
だから藁にも縋る思いでセミナーに参加するんですよね。
セミナー当日までに、起業のためのビジネスプランを3つぐらい決めておくといいでしょう。
そして、当日のセミナーを受けて、どのビジネスプランで進めていくのかの判断材料にするのです。
このようにセミナーを受けるのであれば、事前準備が必要となります。
事前準備があるかないかで、セミナー後の変化に大きく左右します。
根本的な思考を変えるべき
自己啓発セミナーに参加する人は、少なくとも
「自分を変えたい」
という思いがどこかにあります。
でないと、参加する意欲が湧いてきませんからね。
自分を変えられるのはセミナーではなく、自分自身です。
セミナーはあくまで補助的な役割をすると考えるぐらいがちょうど良いです。
根本的な思想や信念を変えなければ、なかなか人は変われません。
セミナーに参加するというのは、受動的な姿勢なので、考え方が変わりにくいです。
自分自身を変えるには自主的で能動的なアクションをとっていく必要があるのです。
近年、注目されている実践心理学のNLPは能動的な姿勢を養うことができるのが大きな特長となっています。
ぽるとのNLPセミナーでは「自立」をテーマにワークショップを実施しており、多くの受講者から喜びの声をいただいています。
ワークショップでは実際に体を動かして根本的なマインドを変えることで、生活にも役立ててもらいます。
根本的な考え方から変えたいという方は一度セミナーページをご覧になって、セミナーへ足を運んでみてくださいね。