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あなたの第1印象は?
周りからどう見られているか検証したことはありますか?
多くの方は、
そんなこと聞いたことがないという答えが多いのではないでしょうか。。。
コミュニケーションを構築する際に
あなたとあの人が、今どんなポジションの関係にあるのか?
今の自分の立ち位置が分かれば
これから相手にどのようにアプローチしていけばいいかも分かりやすいのです。
今回は、交流分析の観点から、
より良いコミュニケーションが取れる「人間関係の原理」
心理的ポジションについてお教えします!!
人間の本能である「コミュニケーション」
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あなたは、なぜ私たちがこんなにも
「人間関係」について悩むのかご存知ですか?
もともと人類は
生存のために、群れて集団生活をしていたという歴史があります。
個人のみで行動していては
人類よりもはるかに強い生存能力をもった肉食獣などに
すぐに殺されてしまうからです。
だからこそ人類(ホモ・サピエンス)は今日まで
生き延びてこられた。
そして、その遺伝子がDNAに組み込まれているからこそ
人は「孤独」を恐れ、1人でいることを回避しようとすると言われています。
「集団」で生活するということが、遺伝子に組み込まれて
いるからこそ、私たちは「人間関係」を重視しているのです。
つまり「コミュニケーション」はヒトが生きていく上で
欠かせないものだからこそ、私たちは悩むわけですね。
あなたがコミュニケーションについて悩むのは
”本能”なのです。
とても自然なことですし、「自分の生存が脅かされている」
と感じれば、そこから逃げたくなるというのも当然のことです。
そして人類は、自分1人ではなく「より良いコミュニティ(共同体・社会)」
を作り続けてきたことでここまで存続しています。
より良いコミュニティを作るために
心理学を学び、自分や相手の心理的なタイプや行動パターンを
知れば、とても楽にコミュニケーションを取ることができます。
心の4つのスタンス(心理的ポジション)
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私たちは関わる相手によって
建設的に良い関係を築けることもあれば、相手から攻撃的なことを
言われて落ち込むこともあったり、相手のことが信じられず
警戒心を持ってしまったり、逆に自分のことが許せず
自己嫌悪に陥ってしまったりすることがあります。
私たちの心の中の状態は「一定」ではありません。
関わる人との関係性によって様々な形に変化しています。
残念ながら、
「必ずすべての人と良好な人間関係が築ける」ものではないのです。
でも、「心の仕組み(心理)」を知っていれば、
状況に応じて、相手とうまく距離を取ったり、
はじめは良好でなかった関係をいい方向に向けることも
可能です。
何より、「人それぞれ感じ方は違う」ということを理解するだけで、
苦手なあの人のことを憎まずにすみますね。
これは、
エリック・バーン博士が唱える交流分析でもよく使われる
4つの心理的ポジションと呼ばれるものですが、
コミュニケーションにおいてはとても大事な考え方になります。
第1の立場:I am OK! You are OK! 「自己及び他者肯定」
最もいいコミュニケーションが取れている状態で、
私もあなたも知っているという状態です。
例えば、問題が起こってもお互いが話し合える関係などを指します。
第2の立場:I am NOT OK. You are OK.「自己否定及び他者肯定」
このポジションは自分にとっては都合が悪いけれど、
相手に取ってはそれでOKですというポジションになります。
例えば、問題が起こったら
自分はダメ人間であるが相手は何も問題がない
という関係を指します。
第3の立場: I am OK. You are NOT OK.「自己肯定及び他者否定」
このポジションは自分は都合がいいけどあなたには都合が悪い状態です。
例えば、問題が起こると自分は悪くない
けど相手は悪いという関係を指します。
第4の立場:I am NOT OK. You are NOT OK.「自己否定、及び他者否定」
自分も都合が悪いし、相手も都合が悪い状態です。
例えば、問題が起こると相手が悪いし、
自分も何もしたくないという関係を指します。
これを見る限り、
どこのポジションが一番よりよい関係の
コミュニケーションなのか一目瞭然ですよね。
少し周りの人を思い浮かべていただいて、
あの人とはどのポジションでの
コミュニケーションをしているのかな?と、
ぜひ考えてみてください!
大切なのは「あなたも私もOK!!」
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夫婦やパートナーとの関係や、親子関係、
職場での上司や部下との関係など、
立場や状況によって関係は変わります。
もっとも理想的な関係を築くためには、
第1の立場:I am OK! You are OK! 「自己及び他者肯定」
の関係にもっていくことが大切です。
しかし、「あなたも私もOK!」という状態を築くためには
”思いやり”だけでは足りません。
時には相手に「NO」と言う”勇気”も同時に必要なのです。
多くの場合、「優しさ」を「ガマン」と
間違えて捉えている人がたくさんいます。
「私のことは気にしないで。あなたさえ良ければいいの。」
「あなたの為に、私はたくさんの犠牲を払って貢献している。」
相手の為に自分の心を削って
相手に尽くす行為は、一見賞賛されがちですが、
このパターンは非常に危険です。
それはつまり第2の立場である
I am NOT OK. You are OK.「自己否定及び他者肯定」
なってしまっているからです。
本当に相手のことを思うなら、時にはハッキリと
勇気をもって相手に意見を述べることも必要なのです。
「自分の気持ちを伝えることが苦手」な日本人に
多く見られるタイプと言えるかもしれません。
また、
よくありがちなミスコミュニケーションが
自分では信頼関係が取れていると思っていたけれど、
実は相手は全然そうは思っていなかったというパターンです。
つまり第3の立場ですね。(I am OK. You are NOT OK.「自己肯定及び他者否定」)
「何か感じていたならもっと早く言ってくれれば良かったのに。」
「私はちゃんと伝えたつもりだけど、あなたの捉え方が悪いのでは?」
職場などで、上下関係がある場合
このようなミスコミュニケーションが起こりやすいかもしれません。
これを解消するには、
相手の話をよく聞く「共感と傾聴」が重要となります。
まとめ
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いかがでしたか?
このように図にして考えてみると
意外にもコミュニケーションがしっかりと取れている
関係の人は少ないのではないでしょうか?
第1の立場I am OK!You are OK!での関係性を
ちゃんと築けている人は何人いらっしゃいますか?
そして、自分のコミュニケーションのパターンにも
気がついた方もいるのではないでしょうか?
あなたのコミュニケーションパターンは、
大抵の場合、幼少期に経験して身に付けてきたものがほとんどです。
今の自分のパターンを理解し、
「苦手なあの人」とのかかわり方を見直してみてください。
1人でも多くの人と第1の立場での
関係性が取れるようなコミュニケーションを心がけてみましょう。
そしてコミュニケーションスキルを体験しながら
身に付けたい方はNLP体験セミナーまで!!
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28歳の時保険代理店業で起業し、保険会社の年間表彰に5年連続で選ばれる会社に育てる。
そのすぐ後、スタッフの半分が一気に会社を辞める事態になり「自分を変えなければ」と発起しNLPや心理学を本気で学ぶ。
『過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる』ことを知り、全国の経営者やビジネスパーソンにもそれを伝えるため、セミナー活動や研修活動をしている。
【保持資格】
全米NLP トレーナー・LABプロファイル®トレーナー
交流分析士・心理カウンセラー・行動心理士