国内には数々の宗教が存在していますが、中には
「ここの宗教を辞めたいけど、辞めにくい…」
と思っている人も多いことと思います。
今回の記事は、宗教を辞めたいけれども辞められない原因や、辞めるための秘訣についてNLP的に紹介していきます。
宗教を辞めたいけどやめられない原因3選
宗教を辞めたいけどやめられない原因をは以下の3つが考えられます。
- サンクコスト
- 救われない恐怖
- 仲間と疎遠になりたくない
それでは、一つずつ見ていきましょう。
サンクコスト
サンクコストとは、埋没費用と呼ばれることもあり、既に回収不可能なコストのことを指します。
宗教団体に属しているということは、その信仰に投じたお金、時間、労力があるはずです。
宗教もお金がなければ運営できませんし、そのお金は信者から集めるのがほとんどです。
さらに、宗教特有の決まりやルールを守るためにも時間を投じなければなりません。
そして、信じる人を増やすためにも伝道や勧誘もしなければいけませんので、かなり身を削った経験もあることでしょう。
お金、時間、労力をその宗教に対して投じてきたため、いざ辞めようと思った時に
「あの時に投資した時間やお金が無駄になるんじゃないか」
といった思いがよぎるのです。
辞めることに対して、”もったいなさ”を感じて辞めにくいという心理が働きます。
仲間との疎遠
宗教団体で知り合った仲間がいるはずです。
ですが、宗教から脱退した後、その仲間たちと疎遠になるのは嫌ですよね。
でも、考え方が合わなければ、普通の友人関係でも疎遠になってしまうのは自然の摂理です。
当然、宗教を辞めてしまえば、潜在的に溝ができてしまうので、いつもと同じような接し方はできなくなる可能性は高いです。
しかも、宗教を信じている人は毎日徳を高めようと努力している人たちばかりですので、人格的な人が多い傾向があります。
そんな人たちと縁が無くなってしまうのは惜しい感じがしますよね。
でも、これは仕方のないこと。
宗教を辞めたら、新しい人生が始まると思ってこれから出会う新しい仲間を見つけていくようにしましょう。
救われない恐怖
おそらく、宗教を辞めたくも辞めれない一番の要因は
「この宗教を辞めたら救われないんじゃないか」
といった恐怖からくるものだと思います。
多くの宗教の目的は、死後、天国とか極楽浄土といった場所に行くためであって、そのためにこの世の生き方を律していくことを教えています。
死後、より良い世界に行くことを”救い”と呼んでいるケースがほとんど。
ですが、本当に信じたら救われるのか、信じなければ地獄に落ちるのかは分からないですよね。
こればかしは本人が決めるしかありません。
- 今、その宗教を信じて幸せなのか
- その宗教を辞めても幸せに生きることができるのか
こういったことを総合的に考慮して、自己判断していくしかありません。
その上で、ここの宗教を辞めても問題ないと判断できたら、具体的に宗教から抜けるプランを立てていくべきですね。
宗教から抜ける方法
宗教を辞める方法と言ってもそんなに特別なことはありません。
シンプルに
「辞めます」
といった意志を表示するだけで問題ありません。
たいていの宗教はこれで、辞めるための手続きが始まりますが、もし、強引に引き止められるようなことがあれば警察に連絡するといった対処のとったほうがいいでしょう。
しつこく引きとめられて、自分と宗教組織だけで話を進めようとしても円満に完結することはあまりありません。
警察という仲介者がいることで、公正なやりとりができますので。
辞める際、一人で辞めるのは心もとないからといって、他人を巻き込むのは避けたほうがいいですね。
なぜなら信仰は個人の自由であって、他人を巻き込んでしまうのは自由を奪ってしまっていると見なされるからです。
勇気のいることですが、辞めたい時には誰かを巻き添えにすることはせず、一人で決断を下すようにしましょう。
宗教を辞めるかの決断をする前に
宗教に入っているかどうかが問題ではなく、辞めようか辞めるかで迷っている状態が問題です。
なぜかというと、自分自身の”自立心”が育っていないと言えるからです。
自立心が育っていれば、宗教に対して確信を持てますし、信じるべきか信じなくてもいいのか自分の判断でキッパリと決めることができます。
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