「お金がない……」
このように思って絶望していませんか。
多大な借金を抱えていたり、毎月の出費で家計が火の車になっていると、お金の不安で頭を埋め尽くしてしまう人も少なくありません。
お金の不安をなくすためにはお金を稼ぐというのも一つの手ですが、それ以前に考え方からみなしていく必要があります。
こちらの記事では、お金がない時にポジティブ思考になる方法について紹介していきます。
お金がないと精神的に不安になる理由
お金がないと大半の人は不安になると思います。
ですが、なぜお金がないと不安になるのでしょうか。
その原因を突き止めて、解消していけばお金の不安を無駄に抱え込まなくて済むようになります。
なぜ、お金がないと不安を引き起こすのかというと、お金と自由は密接な関係があるから。
人間は自由が束縛されると、不安を覚えるようになります。
厳密に言うと自由ではないという感覚を持つと不安を感じやすくなります。
お金が十分にないと、以下のようなもので不自由になります。
- いざ欲しい時にモノが変えない
- 行きたいところに行けない
- 人脈を広げにくい
いざ欲しい時にモノが変えない
貯金がゼロだったら突発的に欲しいと思ったものがあっても買うことができません。
例えば、冬場、突然暖房器具が壊れてしまって代わりのものを買おうとしてもお金がなければ買えないですよね。
それが極寒の日だったら、とんでもなく不遇な環境になってしまいます。
考えただけでも恐ろしいです。
お金がないと緊急事態のときに対処できないというリスクも出てくるのです。
行きたいところに行けない
お金がないと余暇を楽しめなくなります。
別に生きていくだけなら、旅行とかレジャー施設へ遊びに行くとかは絶対必要というわけではありません。
ですが、たまにはこういった息抜きをしなければストレスを抱えてしまいます。
当然、お金が必要なわけで、あくせく働いてばかりいると息が詰まってしまう恐れがあるのでお金は健康のためにも必要です。
人脈を広げにくい
お金がないと人脈を広げにくくなります。
人脈は自分を人間として高めてくれます。
特に新しい人と出会うことによって、多様な価値観に触れ視野が広がるのでもっと成長できるのです。
ですが、子供の時は外で遊んだりするだけでも友達と会えましたが、大人になるとそうも行きません。
カフェで会うにしてもコーヒー代がかかりますし、もっと質の高い人脈を作ろうと思ったらセミナーに参加することも視野に入れなければなりません。
そうなってくるとお金が必要ですよね。
お金があると人脈が広がり、人間としての成長も期待できるのです。
お金がない状態でもポジティブ思考になる方法5選
お金がないだけで、たくさんの面で損をしてしまいます。
では、お金を稼げばいいという話になってくるのですが、お金を増やすためには「マイナス思考」はかなり行動を妨げるブレーキとなってしまいます。
なので、お金がない時でもポジティブ思考で毎日を過ごさなければなりません。
お金がないという現実と向き合うとついネガティブ思考に陥りがちですが、意識さえしっかり保てばお金がない状態でもポジティブに物事を考えられるようになります。
ポジティブになるためには以下の5つを意識してみてください。
- 「お金がない」と言わない
- 具体的なゴールを設定する
- やるべき事に集中する
- 収入の幸せ基準額を設定する
- 現状の幸せに目を向ける
「お金がない」と言わない
「お金がない」と言わないことが大切です。
え?だってお金ないんだよ!
と思うかもしれませんが、本当にないのですか。
1円でもお金があればそれはあることです。
確かに今の所持金は少ないかもしれませんが、完全にゼロということはあまりないでしょう。
コップに半分の水が入っていて、まだ半分あると思うか、もう半分しか残っていないのと一緒で、「お金はまだある」とポジティブに考えていくといいでしょう。
仮に本当にゼロだったとしたら、これ以上減ることはないのですから、思い切ったチャレンジができると思ってチャンスと捉えるといいですね。
お金はポジティブな思考を持った人に舞い込んでくるので。
具体的なゴールを設定する
お金がないのなら具体的なゴールを設定しましょう。
あなたの夢はなんですか?
もし夢や目標がないのなら、そこから考えるところから始めてください。
やりたい事ややるべき事が見つかれば、今この瞬間にやらなければならないことが見つかるはずです。
やるべき事に集中する
不思議なもので、お金のことを考えず目の前の作業に集中している人ほど、借金を返済できるという傾向があります。
これは、集中することによって余計な不安を抱えなくなり、作業のパフォーマンスが上がるからだと考えられます。
確かにお金の不安を抱いていたとしてもお金は増えてきませんよね。
増やすためにはそれ相応の行動が必要になってきます。
目の前の作業に集中してやるべきことを淡々とこなしていきましょう。
そうやって運を引き寄せていくのです。
収入の幸せ基準額を設定する
いくらお金を稼いだとしても、
「もっと稼がなきゃ不安だよ」
という話はよく聞くところだと思います。
となると、お金が全てではないという話に繋がってきそうですが、そういうことでもありません。
いくらお金を稼いでも不安を抱える人は、幸せを感じる収入の基準額を決めていないところに原因があります。
ここまで収入があれば、ストレスなく生きられるという基準を自分なりに決めるといいですね。
例えば、
ちょっと贅沢ができればいいくらいの願望を持っているのなら、毎月の出費で30万、貯金10万、投資10万というふうに計算するのです。
そうすれば、毎月の収入最低額は50万円であることが分かりますよね。
ここを下回らなければオッケーと自分に言い聞かせることで、お金の不安を感じにくくなります。
この金額より下回っているのなら、この最低金額に向かって努力あるのみです。
現状の幸せに目を向ける
お金がなかったとしても幸せそうに生きている人はいるのも確かです。
これは、現状の幸せに目を向けていられているからなのです。
現状の幸せを手に入れるためには「考え」が超重要。
今、自分が生きられているのは自分ひとりのおかげじゃないですよね。
様々な人やモノの助けがあったからこそ、生きられています。
不遇な状況でも、自分が与えられていることに感謝するようになれば、お金がなかったとしても不安を感じずに生きられるようになります。
お金をゼロから稼ぐよりも、手っ取り早く幸せになれる方法だと思いませんか。
ポジティブ思考の注意点
ポジティブになりましょうと言うと勘違いするケースもよくでてきます。
何も対策をとらないで「なんとかなるっしょ」と安直に構えているのはポジティブ思考ではありありません。
これは単なる楽天的な考えで、ドツボにハマってしまう危険な状態に陥る可能性があるのです。
ポジティブ思考は、現状をありのままに受け入れて、そこから改善していこうと前を向く姿勢のことを言います。
例えば、お金がない状態で来月の通信費が払えないという状態だとします。
楽天主義の人は、まあ、なんとかなるでしょと言って、何も対策をとりません。
いやいや、なんとかならないでしょってツッコみたくなりますよね。
ポジティブ思考ないしは楽観主義の人は、来月払えないけど、親戚に頭を下げていくらかお金を借りよう。借りた分は新しいビジネスを始めて少しずつ返していこう。と前向きにとらえて行動に移していきます。
どちらが、人生を好転させる考え方なのか一目瞭然ですよね。
真の意味で、ポジティブ思考になっていきましょう。
心理学でポジティブ思考になりましょう
人間には思考の癖があります。
思考の癖は親からの遺伝が半分、あとは周りの友人関係などの環境によって形成されて行くと言われています。
そして、思考の癖は大人になるとなかなか変えられるものではありません。
本気で変えようと思ったら可能ですが、かなり訓練が必要となってきます。
しかし、心理学の力を借りれば無理なく思考の癖を矯正することができます。
ぽるとでは心理学の知識を使ってNLPセミナーを実施しています。
セミナーを受講すると、今までの人生で培った思考の癖を改善できますので、興味のある方はセミナーページをご覧ください。
あなたとセミナー会場でお会いできることを楽しみにしています。