近年、アニメ好きな人が増えてきましたよね。
若者だけがアニメ好きなのかと思えば、もっと上の世代でもアニメ好きが増えているのです。
このような日本の現象を嘆く声もありますが、私はむしろアニメ好きの人のほうが今後の社会において有利な人材になっていくと思っています。
アニメ好きを否定するような考えは老害と言っても過言ではありません。
時代が進むにつれて、人々の趣向も変わっていくものですから、柔軟に対応して上手に使っていくべきです。
こちらの記事では、アニメ好きの心理状態とアニメ好きになりやすい人の特徴について掘り下げていきます。
そして、記事の後半ではアニメ好きが社会を生き抜く上で有利な理由についても記述していきます。
アニメ好きの人の心理状態3選
アニメ好きな人の心理としてはこれから紹介するいずれかの心理状態が働いているのではないでしょうか。
アニメが好きな人は共感できる部分があるでしょうし、アニメ好きへの理解が薄い人はこういった心理状態があるのだと頭に入れておきましょう。
現実逃避したい
アニメ好きに対してあまり良いイメージを持たれていない人にとっては、
「アニメ好きは現実から逃げている」
というレッテルを貼っているのではないでしょうか。
確かにアニメ好きの一部は現実逃避が目的となってアニメの世界に入り込んでいると思います。
このイメージは映画やドラマがオタクの印象をこのようにイメージ付けたのが原因だと感じます。
ですが、アニメ好きの全員が現実逃避するために仕事せずに引きこもってアニメを見ているわけではありません。
どんな人でも仕事などでストレスが貯まったら、現実逃避したくなりますよね。
そんな時、自然の豊かな場所に行ってリフレッシュしたり、海外へ旅行したりすると思います。
これは、非日常を味わうことで現実を一旦忘れるという効果が期待できるのでこのような行動をとるのです。
アニメを見るということは、これらのリフレッシュ行動と同じカテゴリーに入るのです。
あまりにも過度な現実逃避に陥ると、”引きこもりニート”という人間が出来上がってしまいますが、アニメ好きの多くはしっかり仕事をやっている人は多いです。
純粋に子供の頃から好き
純粋に子供の頃からアニメが好きで、大人になってもアニメを見る習慣があるという場合もあります。
さすがに大人になったら子供の時の趣味は卒業しろよと思うかもしれません。
確かにちょっと昔ならそういった考えが主流だったように思います。
これは、別に大人になったらアニメが見たくなくなるからというわけではなく、そうせざるを得ない環境だったからです。
インターネットが普及していない時代でアニメを見るには、テレビで見たり、レンタルビデオで借りたりしなければなりませんでした。
つまり、1本のアニメを見るために多くの時間を費やす必要があったのです。
当然大人になれば、人生の多くの時間を仕事に費やさなければなりませんから忙しくなってきます。
忙しいのに、仕事以外の時間でアニメに時間を使うのは単純にもったいないと思うのが普通でしょう。
ですが、今はどうでしょう。
一般人がインターネットを利用することができ、パソコンの電源をつけるだけで瞬時にアニメを見ることができます。
どんなに忙しくても空いた時間でアニメを見ることができるようになったので、子供の頃から好きだったアニメも見ることができるのです。
インターネットが普及したことによって、隠れていた大人のアニメ好きも顔を出して来たのだと思います。
一人の時間が好き
一人の時間が好きな人はアニメに手を染める人も多いです。
一人になるために手っ取り早い方法は家の中から出ないことです。
一人で外に出ようと思っても、人に出くわす可能性は高いです。
したがって、一人になるのに家の中から一歩もでないのは最善の方法なのです。
とは言え、ずっと家にいても暇なので何かをしながら時間を潰したいと思うのが人間の心理です。
ギターなど楽器ができる人や絵を描く人だったら、そういった趣味に時間を使うこともありますが、これは能動的な趣味なのでエネルギーを消耗します。
受動的な趣味としてただ見ているだけでいいので、アニメ観賞はとても楽なのです。
何も考える必要もないので、自然とアニメに手を出していく人が多いのはこういった理由があるからではないでしょうかね。
アニメが好きになりやすい人の特徴3選
アニメが好きになりやすい人の特徴について3つだけ挙げてみました。
情報に敏感
情報に敏感な人ほどアニメが好きになりやすいと思います。
今の時代、情報を入手しようと思ったらインターネットは欠かせません。
ネットでニュースを見たり、調べ物をしたりしていると、必ずアニメの話題が出てきます。
情報に敏感な人は今流行になっているものは、自分が好きかどうかは別としてとりあえず触れてみます。
そして、自分の趣向と合うアニメと出会ったらそのままアニメ好きになっていくという流れができてくるのではないかと思います。
こういった行動パターンが考えられるので、情報に敏感な人ほどアニメ好きになるのです。
周りのアニメ好きの人間を見ていると、政治に詳しかったり、世界情勢に詳しかったりしませんか?
これはアニメ好きには情報をキャッチする力に優れている人が多いからです。
IT知識・PCスキルが豊富
アニメ好きな人はIT知識やPCスキルに詳しい人が多い印象があります。
なぜなら、現代のアニメ好きな人はパソコンやスマホで視聴する人が大半だからです。
デバイス機器と触れ合う時間が多いので、自然とITスキルが磨かれていきます。
アニメを効率的に見るために調べ物をしたりする習慣もあるのでどんどん知識が増えていくのです。
好奇心が旺盛
アニメ好きな人は好奇心が旺盛な人が多いです。
いろんな理由がありますが、一番の理由は、疑問と出会う回数が多いからではないかと踏んでいます。
アニメの作中で自分の知らない言葉や事象があると、アニメを十分に楽しめないですよね。
アニメを存分に楽しむためにも知らないものが出てきたら、調べるようになります。
人間は知識の動物ですから、新しい知識を蓄えたら快感を覚えます。
賢くなってきて自分の成長を感じるとどんどん知的好奇心が刺激されていくので、アニメ好きには好奇心が旺盛な人が多いのではないかと考えています。
アニメ好きが社会において有利な理由
私はアニメ好きが社会において有利だと思います。
社会を発展させていくのに必要な人材は、豊富な知識を持っていて、未知のことにチャレンジしていく人です。
アニメ好きにはこういった人が多い印象があります。
好奇心が旺盛ですし、アニメの中で実現されている近未来的な事象を実現したいという思いを持っている人も多いはず。
そして、日本のアニメは世界から見ても人気の分野です。
逆に日本は世界に対して、アニメ以外誇れるものがあるのかと思うくらいアニメの影響力は甚大です。
アニメに関して精通していると、グローバルな働きがしやすいですし、これからもアニメ市場はしばらく伸びて行くと思います。
ニーズが大きい市場なのでアニメ好きな人はこれからの社会において有利に働くでしょう。
ただ気をつけなければいけないのは、アニメを見ることだけ好きな人は社会において有利にはなりません。
あくまでアニメ好きが生産者側の働きをするようになった場合です。
例えば、
・アニメ制作に携わる
・アニメ文化を世界に広める活動をする
・アニメを使ったコンテンツやグッズを販売する
といった事をする人だったら、有利に働くと思います。
まとめ
・アニメ好きの心理は、現実逃避したい、子供の頃から好き、一人の時間が好き
・アニメ好きな人は、情報に敏感、IT・PCスキルに長けている、好奇心が旺盛
・アニメ好きは今後の社会において有利に働く
少し前まではアニメ好きは軽蔑されるような時代がありましたが、今は「オタクは正義」と言われるまでにもなりました。
物事は表裏一体です。
一見、オタクと聞くと短所のように思えますが、使い方によっては社会に貢献できる能力を発揮することができます。
心理学を学ぶと、自分のコンプレックスや短所を長所に変えるテクニックが身につきます。
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