人生100年時代のマネープランにFPはどう対処していけばいいか?

 

人生100年時代という言葉が、今のキーワードの一つですね。
その元ネタとなった本、「LIFE SHIFT(ライフシフト)」ではなるほど、と思わされる内容が満載です。

たとえば、これまでのライフステージは3つに大別されたといいます。
〈教育〉〈仕事〉〈引退〉の三つのステージです。

ざっくりいえば、20歳くらいまでは教育のステージ。
学校で学ぶことが青少年の勤めです。
彼らは、これから社会出て必要となることを学び、それを活かして就職する。

二つ目のステージは仕事。
だいたい、20歳前後から60歳代くらいまででしょうか。
この期間は一日の大半を勤務先で過ごし、仕事をして糧を得てきました。

三つ目のステージは引退。
会社を退職したのちの、いわゆる老後生活と言われる期間です。

 

ファイナンシャルプランナーの今までの仕事は、この3つのステージをもとに考えられてきました。
<仕事>の期間に稼いだ一部を蓄え、<引退>期間の生活を担保する。
結果として、公的年金のシミュレーション、保険や金融商品での運用、そんなことがFPが扱う話の中心でした。

 

さて、ここで長寿時代がやってきたわけです。
今までの人生はまあ長くて80歳までのイメージでした。
それが100年時代になる。
つまり、20年の延長です。

 

話を分かりやすくするため、年齢の刻みをシンプルにします。

20歳~65歳の45年を<仕事>ステージだとしましょう。
寿命を80歳と考えると、
65歳~80歳の15年を<引退>ステージとします。

この時点で、45年間で引退の15年間の生活費を準備することになります。

 

これが100年寿命の時代になると、
<仕事>ステージが45年間
65歳~100歳までの35年間が<引退>ステージになります。

つまり、45年で、引退後の35年の生活資金をためなければなりません。
普通に考えて不可能でしょう。

 

さらに、年金支給額は減る傾向と考えるのが一般的でしょう。
金融商品はほとんど運用益を出せない状況。
社会保険料の負担は大きくなった今、より長い老後生活の準備なんてできるはずがありません。

 

一方で、国もこの<仕事>期間を長くしようと考えているようです。
定年年齢が、70歳、75歳と伸びていくかもしれません。
じゃあ企業としてそれが望ましい状況かと言えば、おそらくそうとも言えないでしょう。
企業だってギリギリでやってます。
できることなら新陳代謝を測りたいところ。

 

そこで、LIFE SHIFTが提案するのは、<仕事>ステージの中間に<教育>ステージをもう一回はさみましょう、と。
その根拠は、一時期の学習機関で学んだことが有効なのは、せいぜい40歳代ぐらいまでが限界ではないか?というのです。
だからその後の数十年に備えて、もう一度ちゃんと別の専門分野を学ぶべきだ、と。

こういった流れが、国の制度として確立するかどうかはわかりませんが、おそらく個人レベルではこういった戦略は持たざるを得ないと思います。
そういった流れの一部となっているのが、今でいう副業ブームではないでしょうか。

二つ以上の専門分野を持ち、それをうまくミックスさせて新たな仕事のジャンルを生み出す。
これが今の時代に求められていること、とLIFE SHIFTでは言っているように思います。

 

本書では、ファイナンシャルプランだけで、100年時代を乗り切ることは難しい。
そもそものライフプラン、つまり人生の在り方を見直す必要が出てくると言っています。
(本書については、経済学的観点のシミュレーションなども行われており、FPの方は必読の書です)

 

さて、ここでFP(ファイナンシャルプランナー)としてはどう動くべきでしょうか。
本当に100年人生時代がやってきつつある今、マネープランだけで何とかなるか、一度シミュレーションしてみるといいかもしれません。
いろんな数値を仮定してみても、たいていは老後が破綻するか、今の生活が破綻するかのどちらかでしょう。
そして残念ながら、そのシミュレーションがある日突然使い物にならなくなる可能性もあります。
たとえばですが、年金制度の廃止とベーシックインカムの導入です。
今の日本ではまだ極端な施策として注目されていませんが、海外では試験的導入などが始まっています。
すると、マネープランは根底から覆されますね。

もし仮に、そういった状況が出てきたとすると、人は「働く理由」を探し始めます。
きっと多くの人が混乱状態になるでしょう。

 

さて、そろそろまとめていきましょう。
●もしかしたら人生100年時代が訪れたとき、今までのように一つの会社で終生勤めあげるという文化は崩壊するかもしれない。
●人それぞれに、未来を見越した自身の人生戦略を考えなければならない状態になるかもしれない。
●お金の在り方や収入の形態は、今とは全く違う状況になるかもしれない。
●お金のやりくりだけで人生100年時代を乗り切るのは難しそうだ。
●人は2つ以上の専門分野を組み合わせて、新たな価値を創り出さなければならないかもしれない。
こういった現実が訪れたとき、FPは単なるお金の専門家として生きていけるでしょうか?
もちろん超高度に専門化したトップクラスの人はそれも可能かもしれません。

しかし、一般のサラリーマン世帯をクライアントに持つならば、その専門性は発揮する機会が少ないかもしれません。
その時に注目したいのが、「2つ以上の専門分野を組み合わせる」ということです。

 

人生の伴走者となるべくFPを志した方であれば、その人生をファシリテート(対象の相手の成果が上がるよう支援する)するというコンセプトはわかりやすい流れではないでしょうか。
その時に必要なのが、カウンセリングや、コーチングといったスキルや考え方になります。
未来に生きるFPならば、速い人はすでに学び始めているのがNLP。
一度体験してみませんか?

 

 

 

新幹線の殺傷事件の真の加害者は

先日の新幹線内での殺傷事件について心理的な観点から個人的な意見を書いてみようと思います。

この事件は、現在の日本を表現するのに十分すぎる内容が多くあります。

まず、1つは勇猛果敢に加害者に立ち向かった男性の話をしましょう。
マスコミや報道では、この男性が止めにかからなかったらここまでの事件にはならなかったというような表現もされていましたが、まさしくこれが今の日本の象徴とも言えます。触らぬ神に祟りなし、人とは違う行動して結果が悪ければすべて悪。。。。。

みんなと一緒が一番いい。

ねえねえ、この男性は叩かれることは全くしていませんよ、むしろ素晴らしい行動力と決断力ではないですか!!
こういうことをしたら叩かれることが、また日本人にインプットしてしまいました。
そのうち、隣で殺人をしていても何も言わない時代が来るのではないでしょうかと心配してしまいます。

きっと、多くの人が助けに行くことをせずに逃げることしかしないでしょうからね。。。

それでいいのかなぁ????

そして、もう1つの日本。
加害者の心理。

こういった事件を起こす人の多くは、承認欲求が渇望していることから起こすことが多いです。
この加害者もこのようなことを言っておりました。
「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」
このように事件を起こす人というのは、少なくとも同様の内容のことを必ず言います。
「自分の存在を認めさせたかった」
「自分は社会に必要のない人間だ」
まあ、こんな感じのことをよく言いますよね・・。

ではどうして、このように感じてしまうのか???

1番は、幼少期の過ごし方に問題があると言えます。
幼少期に親からの愛情を受け取っていない人ほど、こうなりやすいと言えますね。
そういった意味では、加害者の親も加害者になるとまんトレは思っています。

親の愛情をはき違えている日本人、、、、

子供の周りで何でもしてしまう親
子供のやりたいことにケチをつける親
子供の話を聞かずに命令ばかりする親
子供が何かしてくれてもありがとうも言わない親
子供を抱きしめてやらない親
子供のやっていることにいちいち口を出す親
子供がしたことにダメ出しばかりする親

親の部分を大人とか先生に変えても同じことが言えます。

子供を認めるということは、ある程度自分でなんでもさせることが重要です。
そして、子供のことでいちいち口を出さない。
子供がしたことに対していちいち口を出す親の心理は、私の子育てに文句があるのかという心理。
つまり、子供のことを思ってしている行動ではなく、自分の名誉のためにしている行動と言えます。

まあ、それをまじかで見ているのですから自分が認められていないということは、子供がよく知っていますね。

この事件を起こした加害者は、きっと自分親に対して自分の存在を認めさせたかっただけです。

勇猛果敢に助けに入られた男性に敬意を表します。
人生お疲れ様でした。

あなたの魂は、きっと次のところでは安らかな人生となることでしょう。。。。

生活の未来、お金の未来 FPが今考えたいこと

 

お金の価値観が今変わりつつあります。
ご存知でしょうか?
海外の多くの先進国では、今や現金はほとんど使う機会がないといいます。

たとえば、中国でも、ホームレスがお恵みを、とスマホを出してくるとか。
先日たまたま見ていたテレビ番組でも、スウェーデンではすでに体内に埋め込むチップでお金を払う人も出てくるらしい。

 

そういう変化に対して何も感じない、としたらFP(ファイナンシャルプランナー)としてはちょっと焦ったほうがいいかもしれません。
こういった動きは、お金というものの存在に大きな変化をもたらす可能性があるからです。

たとえば、すべての支払いをスマホアプリで行うようになったとしましょう。
お店側としては、それがTポイントであれ、マイルであれ、Dポイントであれ何でもいい。
これらがそれなりに、お金が担っていた価値の流通を助けるモノなら何でもいいわけです。

 

使う側も同様で、同じカードや携帯アプリで支払いを行う。
口座の現金から支払うか、たまったポイントで払うかはどっちでもいいわけです。

 

さて、FP的に考えてみましょう。
今の低金利下、銀行預金にお金を置いとくことの価値はどれくらいあるでしょう。
銀行であれば支払いのため、振り込みをすれば数百円の振込手数料がとられます。
一方、たとえば「Amazonギフトカードでの支払いも受け付けます」という相手であれば、振込手数料など不要です。
送りたい相手にメールで、ギフトカードを送れば、受け取った側はその額そのまんまでAmazonで買い物ができます。
現金でもらおうが、Amazonギフトカードでもらおうが、まったく問題はない。

すると、あえて手数料のかかる銀行でお金を貯めるか(しかも彼らは口座管理料まで取るとか言い出してますね)ほかのポイントや電子マネーを持つか。
こうなると、これまでのアドバイスは根底から崩れてきます。
もはや金融商品を活用するより、ポイントの溜め方を指南したほうが、現実的なFPの姿のようにさえ思えてきます。
なにしろ、買い物するたびに還元率が、2%もあるカードなどが出ているわけですから。

 

保険だって同様で、例えば今は「ベーシックインカム」と言われるものが、世界中の国々で検討されています。
これはどういうものかと言えば、国民に一律で必要最低限の生活費を国が支給するというもの。
これが実施されるようになれば、生命保険の価値はかなり下がってしまうかもしれません。

そんなばかな!?という人もいるかもしれません。
しかし、今や一部の国でそれらは試験的に導入され始めています。
さらに、ここまで悪化した公的年金の行く先を考えると、先細りした支給をなんとかやり過ごすより、根本的に制度を変えたほうが現実的とも考えられます。

たとえば、日本において毎月7万円は国からお金がもらえるとなったときどうするでしょうか?
そうすると、働かなくても何とか食べるだけは食べていける。
すると、こんどは、働きたい人がどう働くべきかを考えていく必要が出てきます。

 

つまり、お金(中央政府が発行する通貨)の話では収まらなくなってくるのが、これからのFPの仕事です。
とうぜんこういった「変わるもの」の話は、つどつど勉強していく必要があるでしょう。
いっぽうで、クライアントとの関係性の中で、変わらないものもあるはずです。
そしてその変わらないものこそが、実は顧客が求めているものではないでしょうか。

今やどんなことでも、ネットを調べれば答えは出てきます。
しかし、クライアントは、答えを知りたいのではないのかもしれません。
必要なのはつながりなのではないでしょうか。

自分の人生の伴走者として、FPのビジネスは最適である一方、FPの考え方はまだまだ顧客への寄り添い方が甘いようにも思えます。

そんな状況を踏まえたうえで、FPという資格を活かしていくなら、お金のみならず、人生設計を共に考えていくことが重要になるかと思います。
細かい枝葉のプランニングの前に、まずは、どこへ向かうのかを聞き出し共有する。
その技術を学んでみたほうが良いのではないでしょうか。

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FP(ファイナンシャルプランナー)として独立したのにフィーをとれない5つの原因

 

FP(ファイナンシャルプランナー)という職業があります。
この仕事、家計におけるお金の流れを分析し、将来のマネープランをお手伝いする仕事です。
しかし、この仕事で稼いでいる人は実は意外と少ない。
多くの場合は、FPの肩書は持っているものの、FPだけでは食べていけない。
だから結局、保険を販売して、その販売コミッションで何とかやっていく。
そういうパターンが多いようです。

FP(ファイナンシャルプランナー)がビジネスとして成立しにくい5つの理由

ではなぜ、この仕事がビジネスになりにくいのでしょうか?

理由その①:(顧客から見て)価値が見えにくい

顧客の収入と支出を分析する。
そしてプランニングする。
さて、そのマネープランは果たして、顧客が喜んでお金を払いたくなるものでしょうか?
年間、数十万円のキャッシュを生み出すなら、その何割かはフィーとして払ってもお客さんは満足されるでしょう。
しかし現実は、一般のサラリーマンにおいては、そういうことは難しい。
となると、金銭的なメリットが見えにくい中で、お客さんは財布のひもを緩める可能性は低い、と言えるでしょう。

理由その②:差別化がしにくい

コンピューターによるシミュレーションを提示したとしましょう。
すると、同じ条件を放り込めば、誰がやっても結果は同じになります。
そうなった時に、あなたである必然性は見えにくいかもしれません。
今どき、さまざまなWEBサービスやアプリで同様のシミュレーションはつくることが可能です。
しかも無料ですし、人と会うことなく、好きな時間でできます。
そこにあなたが立ち会う意味がある、という具体的な理由が必要になってきます。
はたして、それはどういったものでしょうか?

理由その③:それぞれのジャンルに専門家がいる

一般家庭のお金を考えるとき、動かすことができる大きな要素は税金と生命保険。
税金に絡む話であれば、税理士のほうが専門的であり、できる事の範囲も広い。
そうなると触りやすいのが生命保険。
こういう現実があるから、プランでお金を頂くのではなく、生命保険のコミッションで稼ぐことになっているのではないでしょうか。
金融商品のチョイスにしても、それぞれに専門家がいます。
すると、FPのできることがいかに少ないかが見えてきます。

理由その④:できることが少ない

FPといって、果たして何ができるのでしょうか?
〇〇費を節約しましょう、などというアドバイスはできますが、実行するのは顧客自身です。
しかも、節約と言えば、痛みを伴う行為。
やりたくないことを伝えられて終わる顧客としては、そこに価値を感じるのは難しいかもしれません。

理由その⑤:上記のことを自分でもわかっている

お金を頂きにくい最大の理由は、実は自分がフィーにそぐう価値を提供できていないかもしれない、という気持ちがあるからではないでしょうか。
つまり、自分のやっていることに自信を持てないのです。

さて、FP(ファイナンシャルプランナー)といえば、高度なお金のシミュレーションプランを顧客に提示することが仕事・・・と思っていませんか?
そういう前提で考えていると、あなたのやっているプランニングは、知識とシステム(あるいはよくできたシステムがあればそれだけで)があればだれでもできるものです。
しかし一方で、お客さんが求めているのは、そういった「知識」だけでしょうか?

人生の伴走者としてのファイナンシャルプランナー
客層を限定したFP

あるファイナンシャルプランナーは、客層を限定しました。
富裕層です。
なぜかというと、このそうであれば、税務知識や金融知識が生きやすいからです。
多額の税金を支払い、多額の資産を持っているため、そのポートフォリオ作成はそれなりに価値があります。
また、富裕層は忙しい人が多い。
つまり、お金の管理をいちいち自分で考える時間がないのです。
それを肩代わりし、適宜必要な提案を行う。
こういうサービスであれば、確かに、価値は感じやすいかと思います。
海外でいうところの、プライベートバンキングにちかい考え方かと思います。

多くのファイナンシャルプランナーは、ここを目指すわけですが、それなりに地位を築くには、
・各方面の深い知識
・実行プランを安心して任せられる士業や業者のネットワーク
・こういう層を集めるための手段
など、様々な体制づくりが必要となってきます。
だから誰もができない市場と言えるのかもしれません。

サラリーマン家庭を対象とするなら・・・

さて、FPの仕事でサラリーマン家庭を対象とするとします。
ここでは多くの場合、生命保険のプランニングとセットとなりがちです。
逆に言えば、生命保険と住宅ローンという2大支出をどう抑えるかがすべてと言えるほど、大きな影響力を持つものです。
あとは、公的保険が大きいものと言えるでしょう。

これらは多くのFPや保険セールスパースンが得意とする分野です。
つまり差別化が難しいジャンルと言えるでしょう。

そこである一つのFPのみなさんの言葉に着目してみました。
それは多くのFPの方が口をそろえるのは、
「お金の相談から入るのですが、最後は人生相談になっている」
とおっしゃいます。

人生相談!?
と思うのですが、考えてみれば大人になるとそういった相談をする相手を選びます。
近い人ほど相談しにくいこともある。
これこそがもしかしたら、FPの方々に求められていることかもしれません。

というのも、「節約」というのは冒頭でもお話ししたとおり、苦痛が伴います。
ライフプランというのは、お金のプランのみならず、一度きりの人生をどう生きるか?という部分に強く影響されます。
ただただ、将来に備えて、今の生活を抑えて生きて、何とか老後破綻を起こさずに過ごすのも人生。
いっぽうで、やりたいことを思いっきりやりながら、自分自身をステップアップさせて「収入を増やす」ことを目指していくのも人生です。

クライアントがどちらを選ぶかは、その人次第ではありますが、多くの人がきっとこう考えるでしょう。
「そりゃあ、爪をともすような生活で老後に備えるより、その時々を楽しんで生きたい」と。
そのお手伝いができれば、こんなに素晴らしいことはないと思うのですがいかがでしょうか?

定まった収入の中で、長い人生の中でそのお金をどう配分するかを考えるFPから、
より豊かに稼ぎ、豊かな人生を生きるためのFPへ。
そんな転換を考えてもいいのかもしれません。

となると、お金を超えた本当の意味での人生の伴走者という立場にあなたはなることを目指す必要があります。
人生におけるメンター。
素晴らしいとは思いませんか?

NLP(神経言語プログラミング)にできること
クライアントとの信頼関係構築

あなたがクライアントとお話をするとき、すべてを包み隠さずお話しいただかなければ正しいアドバイスはできません。
しかし、往々にして人は、自分を大きく見せようとしたり、気になる部分を隠そうとしたりしがちです。
そこで正しい情報を得るには、揺るぎのない信頼関係をクライアントと結ぶ必要があります。
そこはNLPは非常に得意とするジャンルです。
従来のFP業務においても、十分役に立つスキルをNLPは提供してくれます。

難しいことは一切ありません。
誰でもできることを習慣化していただくことで、あなたは初見のクライアントとの信頼関係を一瞬にして構築することが可能になります。

人生のファシリテーター

もともとNLP(神経言語プログラミング)は、カウンセリング技術がもととなっています。
クライアントの言葉にしっかりと耳を傾け、クライアントが物事を前向きにとらえられるよう誘う方法が数多くあります。
つまりあなたは、クライアントの人生のカウンセラー。
日本ではあまり一般的ではありませんが、海外のエグゼクティブはカウンセラーやコーチと契約を結んでいることが多いと聞きます。
コーチングというのは、相手の良い部分を引き出し、行動に活かしていくファシリテーター。
この技術を使うことで、あなたのクライアントの人生をより良いものに導くことが可能です。
もちろん、その前段階として、あなた自身も人生における明確な目標が現れ、そこにまい進するようになっているでしょう。

 

さて、ファイナンシャルプランナーという仕事を一歩進めて考えてみるとき、NLPはきっとあなたのお役に立てると思います。
もし、クライアントから人生相談をされて、
「ただ聞くだけしかできない・・・」
と残念な思いをされているとしたら、NLPを学ぶことで一段階上の、クライアントのつながりができるのではないでしょうか。

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あなたを否定する心の声

 

皆さんは、自分の心の声を意識したことはありますか?

例えば、こんな風に思ったとしましょう。

・高級ブランド店で気になる服を見つけた
・時計店で、すごくカッコいい時計を見つけた
・たまたま見た雑誌の海外の景色が素晴らしく、行ってみたいと思った
・道を走っているポルシェを見て、カッコいいなぁと思った
・英語教室の看板を見て、英語習いたいなぁと思った
・友達が嬉しそうにテニスの話をしてるのを見て、やってみたいと思った

まあなんでもいいのですが、何かを買ってみたい、やってみたいと思うシーンは日々あると思います。

 

そんな思いが浮かび上がった瞬間、こんどは何を思っているでしょうか?
・まあ、自分には無理だな
・今の収入だと買えないな
・買ったとしても維持できないかもしれない
・今の身体だとテニスなんてとてもとても
・まとまった休みなんて取れないしなぁ
などなど。
すかさず、さも論理的な反対意見が出てきませんか?

 

けど、あなたは欲しいんですよね?
やりたいんですよね?

なのに同じあなたの頭の中で、
「いやいや、そんなの分不相応だし」
「そんな無理したら後で大変だし」
という声が聞こえる。

 

これは誰の声でしょう?
もしかしたら人によっては、「欲しい」と思った瞬間、欲しい気持ちさえ打ち消しているかもしれません。

まずは意識して、この心の声を捕まえてみてください。
もしあなたが、何かを変えたいのに、一歩踏み出せないのはこの声が原因かもしれません。

 

じゃあ、この声はどこから来るのでしょうか?
なんにしても、あなた自身の声であるはずがないのです。
なぜなら、本当のあなたは「欲しい」のですから。

それを制止するのは、まあいってみれば亡霊とか生霊みたいなものです。
ポルシェなんか買ったら、親に何言われるかわからない。
シャネルなんか身につけたら、友人に何言われるかわからない。
テニスなんて始めたら、周囲の人にどんな風にみられるかわからない。

まあ、何かを言われたわけでも、変な目で見られたわけでもないのに、勝手に誰かに忖度してやらない選択をしてるわけです。

 

たまにいますよ、心理学なんて勉強したらメンヘラと思われるかもしれない、って人が。

けど、あなたの人生は、親の人生でもなければ、友人の人生でもない。
ましてや、話したこともない、一般の人々のものでもない。
その人たちのために、あなたはやりたいことをやらずに終わるのですか?
たった一度の人生を。

 

じゃあなぜ、そんなに世間体を気にするのでしょうか?
うまれたばかりの赤ちゃんは、誰の目を気にすることなく自己主張します。
泣いたり笑ったり、よだれが垂れててもお構いなし(笑)
けど2歳、3歳になると、教育されます。
人前であれしちゃだめ、これしちゃだめ。
人に合わせて動きましょうという幼稚園、小学校。
つまり、自分が特別な存在になることを戒められます。

自分で物事を判断できない小さな時期ならその教育は有効でした。
しかし大人になれば、そこから脱出してもいいはずです。
自分で考えることができるのですから。

 

そろそろあなたもそういうタイミングではないですか?

 

頭に浮かぶのは、はじめの言葉が自分の本心であることが多い。
それを否定する声は、あなたの声ではなく、世間の生霊みたいなもの。
あなたは自分の人生を生きますか?
世間に流されて生きますか?

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「これしかない」という思い込み

今まであんなにこだわっていたことが、ある日突然、どうでもよくなることってありませんか?
たとえば、私は音楽が大好きでした。
中学時代は、ビートルズ、それもポール・マッカートニーの大ファンでした。

彼の影響で、ベースを弾き始め、日々練習していました。
ただ、やっぱりロック系の音楽ってベースが目立たない。
より目立ちたい私は、ジャズの世界に魅了され、そこそこうまくもなりました。

たぶん、自宅にいて、寝るかご飯食べる時間以外はベースを弾いていました。

 

けど、あるタイミングを機に、まったくベースを弾くことに関心を失いました。
クルマを買おうと毎日バイトに明け暮れていた時期です。
昼間は工場で働き、夜にはファミレスで働く。
そんな日々を繰り返しているなかで仲良くなった女の子とデートする。
毎日が、バイトとデートで埋め尽くされました。
もうすっかり、楽器を弾くことはやめてしまいました。

とはいえ、デートと車と音楽というのは当時は切っても切れない縁。
ということで、CDだけは毎週のように買いました。
(当時は音楽のMP3とかの配信はなかった時代です)

 

で、仕事を始めると、紆余曲折はあるものの、仕事に夢中になりました。
するともう音楽はどうでもよくって、クルマに乗っていてもfmを流す程度。

 

そんな折、古い友人から電話がありました。
中学時代の友人です。

「こんど、ポール・マッカートニーが来日してライブをやるんだけど、一緒に行かない?」と。
私は丁寧に断りました。

もうあんまり関心がなかったんです。
あの時はそれがすべて・・・と思っていたような気がしてたんですが(苦笑)

 

まあ、そういった有名人や、モノや音楽。
夢中になっているときは、それを奪われたら生きていけないとさえ思います。
けど実際は、どうなんでしょう。
今私は、ポール・マッカートニーの音楽が聴けなくても、ベースが弾けなくても、あんまり気になりません。
同じ人間なのに、どうしてこうも変わってしまうのでしょうか。

 

私に関して言えば、心の空白を埋めるものが常に必要だったのかもしれない、と今なら思います。
何かに夢中になっていないと、生きてる実感が感じられないんです。
これが友達といつも一緒にいてそれが楽しいなら、それもあり。
運動をするのが楽しいなら、それもあり。
漫画を描くのが楽しいなら、それもあり。
まあなんでもいいのですが、心の空白を、人は何かで埋めたくなる。

 

私の場合、どちらかというと器用貧乏。
どれも圧倒的にうまいわけじゃないけど、下手でもない。
そこそこ、中の上ぐらいまではできるようになる器用さはあります。
だから、熱中する対象は変わってもあんまり問題がない。

ただ、いわゆる不器用で「これしかできない」と思う人はどうすればいいのでしょう。
たぶんですけど、その人は素質からして不器用か?というとそうでもないと思います。
その人の心の中にあるストーリーは、不器用な自分はどれだけ頑張ってもなかなかうまくいかない、という自分像があるんじゃないかと思います。
唯一できるのがこれなんです、というのは案外思い込みじゃないかな、と思うのです。

 

そこそこ器用を自負する私が言っても説得力はないと思いますが、上手くいかない時はジャンルや場所を変えてみるとうまくいくことはけっこうあります。
それは例えば、職場を変えることかもしれないし、学校を変えることかもしれない。
「どこに行っても同じ」と感じることもあるかもしれないけど、その環境そのものがあなたをそう思い込ませている可能性はけっこうあると思います。

そして「これしかない」と思うのは、困ったくらいの思い込みです。
あなたの可能性は無限です。
これしかない、ということなどありえない。
その思い込みを外したとき、新たな人生が見え始めるのではないでしょうか。

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眠たくなる心理

先日あるセミナーに参加してきました。
そのセミナーでは、自分の「視たくない部分」を見つめるものです。

たとえば、今何か悩んでいたとします。
選択Aと、選択Bとしましょう。

 

悩んでいるということは、論理的に結論が出ないということです。
Aを選べば、いいこともあるし、悪いこともある。
逆に、Bを選んでも、いいこともあるし、悪いこともある。
これをロジカル(論理的)に、いくら考えても答えは出ません。

 

たとえば、メリットを点数化して、大きなメリットをプラス2点、小さなメリットをプラス1点。
デメリットを、大きなデメリットをマイナス2点、小さなデメリットをマイナス1点。
こんな風に数値化して、すべてのメリデメをあげて、点数の大きいほうにしよう!なんて決めたとします。
それでも最後の最後、やっぱりなぁ・・・
なんて振出しに戻ることも多いわけです。

 

こういったときに疑うべきは、自分の思い込みです。
Aを選んだ時のデメリットって、実は自分が思い込んでいるデメリットじゃないか?
逆にBの場合もしかりです。
この思い込みが何なのかを追求していく。
そんなワークショップでした。

 

するとですね、眠たくなる人が続出するんです。
別にそのワークショップセミナーが退屈だったわけではありません。
自分で考え、書き出したりする手作業の多いセミナーなので、普通寝る人なんてあんまりいません。
なのにうつらうつらと異様に眠そうな人が続出しました。

講師の方と雑談をしているとこんな話が出ました。
「この部分はけっこう寝る人多いんですよ。なにしろ、自分が見たくない部分を見せられるわけですから」
なるほど。

このワークの答えをお伝えすると、ある人はなぜAとBが選べなかったかというと、責任を取りたくなかったから。
選んだ結果、自分の責任が追及され、糾弾されることを恐れていたのです。
実は、どっちを選んでも結果は大して変わらない。
だけど、責任を追及されて嫌な気持ちになりたくなかった、というのが選べない理由でした。

たいてい悩みごとの中には、自分が見たくない、自分の一面があります。
その方は経営者ですから、責任をすべて持つ必要がある(とおもっている)。
けど、AかBの選択を自分がすると、自分が責任を負うことになる(とおもっている)。
もし何か問題が起こった時、自分が矢面に立たされる(とおもっている)。
つまり、窮地に追い込まれる可能性は排除したいから、決められない、というわけです。

 

経営者が、責任逃れを従っているなんて言うのは知りたくない現実。
しかし、それを知ったうえで、改めて考える。
これを決めたところで、そんな窮地に立たされるものか?と。
いやいや、それは無いだろう。
じゃあ、エイや!で決めちゃえ。
最後はそんな感じになりました。

 

しかし不思議なのは、自分の無意識はそのことは全部オミトオシなわけです。
こういうワークをやると、視たくない自分と向き合わなければならない、というの予想する。
そこで、寝るわけです。
これ、逃避と言います。

そうやって私たちはとても重要な部分と向き合うことをせずに、生きてきていることが多い。
その視たくない自分と直面するのは怖いかもしれません。
しかし一度向き合ってみれば、それを含めて自分を愛せるようになります。

NLPのワークショップでも、自分が知らない自分を見つけるワークはあります。
もちろん段階を追って・・・ということになるのでさほどダメージを受けることはないと思います。
むしろ、押さえつけていた自分を発見することで、涙が止まらない人も少なからずいらっしゃいます。
本当の自分はここにいたんだ、という喜びの声をたくさん伺います。

そんな体験をしたい人は、ぜひ、NLPのセミナーに足をお運びください。

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よく連絡を取る人と自分の年収

よく言われる話ですが、最も連絡を頻繁にとる人の平均年収が自分の年収とリンクする、と言われます。
しかし、携帯電話の通話履歴を見たとき、「ああ、あんまり収入おおくなさそうだな・・・」とがっかりする。

この話、正確かどうかはわかりませんが、納得する部分はあります。
たとえば、いつもつるんでいる友達が、毎週のように海外に行く人ばかりだったとします。
友人10人のうち、一人は今日は香港にいて、一人はベトナムにいる。
もう一人はハワイにいて、さらにもう一人はシンガポール・・・
そういう中にいると、感覚として「海外に行くのは当たり前」という感じになります。

逆に、まったく日本から出たことのないグループにいると、日本に出ないことが当たり前になります。

 

例えば私の場合、もともとやっていたビジネスが地元密着型です。
となると、基本的にその地を出ることがありません。
しかし、たまたま仲良くなった友人は、同じ仕事をしているのに、しかも事業規模は自分より小さいのに、やたらと出張に出かけている。

今月は東京、来月は福岡、再来月は名古屋・・・という具合です。
不思議に思って彼に尋ねてみました。
「いつも何しに行ってるの?」と。

彼は言います。
本などを読んで参考になった人のセミナーに参加しに行っているということ。
彼がそんな感じだから、私もじゃあ、ということで重い腰を上げました。
たとえば東京の往復が3万円くらいかかったとしましょう。
かつては、3万円も!と思っていましたが、行き慣れてくると3万円以上の価値を持って帰る前提で旅立ちます。
それがわかると、はじめに出す3万円の旅費は痛くもかゆくもなくなります。

そんなことを繰り返しているうちに、人脈は広がり各地に友人ができました。
そして何より、ビジネスを地元だけにとどめておくことがバカバカしくなってきました。
日本が狭くなってきたわけです。

 

支出や時間は、同じようにかかるわけですが、感覚が変わっただけでいとも気軽に上京するようになりました。
こんどは、香港に行くくらいは、東京に行くぐらいの感覚で行けるようになるかもしれません。

 

自分より一歩先を進む友人を持つと、今まで大きく感じられた壁がだんだんと小さく感じられるようになってきます。
よじ登るぐらいの高さが、ひょいっとまたぐぐらいの壁に感じられます。
冒頭の友人の平均年収の話は、きっとこういうことなんだろうな、と思ったわけです。

 

こういった友人は、すぐに入れ替えられるものではありません。
そこでお勧めするのが、SNSの活用です。
今や、さまざまな有名人が、twitterやFacebook、インスタグラムなど、様々なSNSを活用しています。
彼らの行動や考え方をそういった媒体で身近に感じましょう。
そうすることで、ああ、自分って結構小さい考え方してたな、と感じる時が来るのではないでしょうか。
そうして、今まで高く感じていた壁を低くしていきましょう。
最後の最後、その壁を乗り越えるかはあなたの判断ですが、少なくともその時にはよじ登る高さではなく、跨げる高さの壁になっているのではないでしょうか。

 

NLPではモデリングというテクニックをお伝えしています。
目指す人のようにふるまうという個のテクニックもまた強力です。
ぜひ、学びに来てくださいね。

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ミラーリングあなたは誰を模範にしていますか?

あなたは、「ミラーニューロン」というものをご存知ですか?
これは脳にある神経細胞。
ざっくりいうと、見たままをマネしようとする神経細胞です。

たとえば、目の前の人が右手を挙げたとします。
するとそれを見ている自分の脳内では、右手を上げる動作をしたときと同じような電気信号が神経細胞内に流れるとか。

まあこれだけでも不思議なのですが、例えば暗闇の中においてもその反応はあるそうです。
つまり、相手のことが見えていないのに、ミラーニューロンは見えない相手のマネをする。
なんだか超能力みたいですね。

 

さらに言うと、自分は相手の心の中にある自分の姿に忠実になろうとする性質があるようです。
たとえば、母親があなたのことを「いつまでたっても頼りない存在」と思っていたとしましょう。
あなたはその様子を敏感に察知し、いつまでたってもどこか頼りない存在になってしまうというのです。

 

そういえばこんな心理実験があります。

ある教師に一つの暗示をかけます。
クラスAは、とても優秀な生徒ばかりで、クラスBは普通の生徒を集めたクラスである、と教師に思い込ませました。
実際は、クラスAもクラスBも、ごく普通の生徒があつまったクラスであるにもかかわらず、です。

で、1年たって成績を検証してみたところ、教師が「優秀な生徒たち」と信じていたクラスAはぐんぐん成績が上昇。
ぎゃくに、普通と思っていたクラスBは普通に終わったといいます。

 

このことからわかるのは、教師の思い込み1つで担当するクラスの成績は変わる、ということです。

 

 

さて、あなたは誰の思い込みの中で生きているのでしょう?
あなたに身近な、ご両親?
それとも配偶者?
それともお子さん?

何にしても、私たちは自分の人生を生きていない可能性がある、ということです。

 

 

ところで、このミラーニューロンの機能を活かしたNLPテクニックがあります。
このミラーニューロンの同調を意識的に行うことで、親和性を高めようというものです。
それをミラーリングと言います。
相手の仕草をマネすることで、相手と親密になる。

 

また、モデリングというテクニックもあります。
これはなりたい憧れの人のふるまいをマネすることで、自分をそういう状況に持っていくというもの。

 

NLPというのは、こういった脳科学、神経科学、心理学などの知見を体系化し、よりよい人生を送り、よりよい人間関係を創り出すテクニックです。
自分を思い通りに動かし、人生を思い通りの状態にするもの。
そろそろ、NLPを学ぶ時期に来ているのではないですか?
うまくいかないこと、思ったほど成果が得られない、そう感じたときはぜひ、NLPを学んでみてください。

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他人軸から自分軸の人生へ

なんとなく感じる違和感。
日々を問題なくは過ごしているものの、
なにか問題が起こった時にふと頭に上る。

「なんだか、自分の人生を生きている気がしない」
「自分は何のために生きているのだろう」
「このままの生活をすることが正しいことなのだろうか?」

不安とも、疑問とも感じられないような微かな感覚。
特段の不自由がなくとも、なんとなくしっくりこない感覚。

そんなことを感じる人は、少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

それはもしかしたら、本当に自分の人生を生きていないのかもしれません。

 

私たちは、誰かから植え付けられた価値観で生きていることが多い。
たとえば、勉強し、いい大学を出て、いい会社に就職する。
こんな話は「あたりまえ」のことと認識されています。
そのルートをひとたび外れると、落ちこぼれとか、負け組とか、そんな風にカテゴライズされてしまう。

じゃあ、いい大学を出ていい会社に就職すれば、万事オッケーなのでしょうか?
今話題の、メガバンクのリストラ。
かつて、大手の銀行への就職と言えば、生涯を保障されたかのようなイメージを持っていたのではないでしょうか。
その”勝ち組”の人たちが、いつ肩をたたかれるのでは?と戦々恐々しているさまをメディアは伝えています。

 

恐らく遠くない未来、銀行はなくなるか、今とはあり得ないほど形を変えているでしょう。

 

私たちは何かと「損得勘定」で動きがちです。
勝ち組は得、負け組は損。
しかし、損得勘定で割り切れない感情が人間の中にはあります。
それがあるからこそ、「自分の人生を生きていない」という違和感がふつふつと心の奥底から湧き上がってくるのです。

その正体を見極めることは、ほとんどの人がしません。
なぜなら、そんな戯言を考えている暇などない。
今目の前の仕事に集中しよう。
そんな風に考えて、心の叫びを押し込めてしまうからです。

 

今の時代、もはや損得勘定では未来を選びにくくなっています。
何が損で、何が得なのかがわからないからです。
ほんの20年前にガレージから始まったベンチャー企業が、今や世界を動かす規模に成長し、この世の春を謳歌していた金融機関が行く先に暗雲が垂れ込めているわけですから。

その時に指針となるものは、あなたの心の中にしかありません。
それこそが、「自分の人生を生きていない」と感じさせるものの正体です。
そこに今までふたをしてきました。
そうしないと、親の言いつけや、社会が求める「立派な大人」になれないからです。
さて、そろそろ、その押さえつけた本当の自分が、外に出たくてうずうずしているんじゃないですか?
それこそがまさに、「自分の人生」のありかです。

そこに光を当てるには、ちょっとしたこつを知っておく必要があります。
そのコツを教えるのが、NLPの一つの側面になります。
NLPで、自身の本当の生き方を悟った方はたくさんいらっしゃいます。
セミナー中、涙を流しながら、「これこそが自分が歩みたい道だったのか」と気づく人もいます。

 

次は、あなたの番です。
本当の人生を取り戻してみませんか?

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